中学生の教え子が初優勝!
これで女子ダブルスにおいて全道大会出場確定!
全国とか出ている選手も同じ地域にいるので、そういうのと比べるとレベルは低いけど、うれしいものはうれしい。
小学生の頃からバドミントンをやっており、二人とも小学の頃から地区の中での有力選手だった。
小学生の頃から中学を視野に入れて徹底的にダブルスの指導をしてきていたおかげか、中学1年生の頃は何となく勝ってきていた。小学生の頃に身につけた技術がおもしろいように通用し、優勝こそ経験はなかったが準優勝までは何度も経験してきていた。
準優勝でも全道大会への出場権は得られるので、今思えば私も特別の危機感を持っていなかったが、2年生以後それまで勝てていた相手に負けるようになっていった。2位が定番の位置だったのに、3位に落ちるようになった。
1年生の冬に選抜団体戦の選手に選ばれながら、試合の機会を与えてもらえなかったという悔しさ。
その監督が率いる中学校、その当事者校の選手にだけは負けたくなかったのに、2年生になってから勝てないという事実。
本人たちも練習に気持ちが入るようになり、バドミントンの経験がない顧問の先生には、足腰強化をお願いし、私が関わる練習の時に技術指導。
まさに顧問の先生との二人三脚でこの1年半鍛えてきたのだった。
目標にしてきていた対戦相手とは今大会の準決勝で対戦。
おそらくは、向こうは我々に勝つのが当たり前だったはず。
ファイナルセットまで行く厳しい試合内容でありながら、その対戦相手に勝ったときの喜びは言葉で言い表せられない。
本人たちは泣きながら喜んでいた。
成長していた。速さは増し、スタミナもつき、パワーもついた。相手のローテーションは早く手厳しいのだが、こちらも見劣りしないどころか逆に相手よりも早い展開で攻められたと思う。ひとたび守勢に回っても、粘って粘って、チャンスを伺うしつこさが身に付いた。
対戦相手は、そういったスピードやしつこさに面食らったのだと思う。ファイナルでも衰えないスタミナに焦り、最終的にはミスを連発し、こちらは精神的にも余裕ができて戦えた。
決勝ではこれまたファイナルセットまで行く厳しい試合だったが、スタミナが切れて、足がつったとかけいれんしている、という状態でありながら速い攻めを展開し何とか勝って、中学生最後の中体連大会で、初めての優勝。
努力は報われるものなんだなあ、と青春マンガのような感覚に浸った。
帰りのバスの中で、私の話のあと、本人たちが挨拶をし、両親への感謝、そして私への感謝の言葉を涙流しながら話すもんだから、40過ぎのおっさんも泣きます。うれしすぎ。
その日の夜は、それぞれの家族と顧問の先生と一緒に祝勝会。
あんなに充実感に満たされたお酒は経験がない。
うれしかったなあ。
続けてよかった。
今更ながら、試合の中で相手に追いつかれたり、ピンチの時とかに「先生どうしたらいい?」と聞いてくる姿がかわいくてしょうがない。
「大丈夫だ、6割後ろ、4割前、前後に振れ」とか「ライン際ではないサイドを狙ってローテを崩せ」とか同じことを何度も言った。アドバイスなんて大したこと言っていない。安心させ、自信を持たせるのが目的。
今まで通用しなかったショットが通用するから、このままのスタイルで大丈夫なのかって不安になるんだろうな。
自分たちが身につけたのは、スピード&スタミナで新たな技術ではないんだよね。
技術は小学校でほぼ出来ていた。中学生のスピードとスタミナを顧問の先生に身につけさせてもらい、私はそのスピードの使い方を教えてきていたのだ。
かわいい教え子の、親孝行、指導者孝行、先生孝行、そして後輩孝行な大会結果。
かわいい教え子の涙ながらの感謝の言葉。
もう、充実感と充足感と達成感でこぼれそう。
かわいい教え子の部活の引退は2週間延び、それとともに私はまた密度の濃い2週間をあの子たちと過ごすことになる。
それこそが、優勝して次の大会へ出場できることの、最大のメリットなのかも。
これで女子ダブルスにおいて全道大会出場確定!
全国とか出ている選手も同じ地域にいるので、そういうのと比べるとレベルは低いけど、うれしいものはうれしい。
小学生の頃からバドミントンをやっており、二人とも小学の頃から地区の中での有力選手だった。
小学生の頃から中学を視野に入れて徹底的にダブルスの指導をしてきていたおかげか、中学1年生の頃は何となく勝ってきていた。小学生の頃に身につけた技術がおもしろいように通用し、優勝こそ経験はなかったが準優勝までは何度も経験してきていた。
準優勝でも全道大会への出場権は得られるので、今思えば私も特別の危機感を持っていなかったが、2年生以後それまで勝てていた相手に負けるようになっていった。2位が定番の位置だったのに、3位に落ちるようになった。
1年生の冬に選抜団体戦の選手に選ばれながら、試合の機会を与えてもらえなかったという悔しさ。
その監督が率いる中学校、その当事者校の選手にだけは負けたくなかったのに、2年生になってから勝てないという事実。
本人たちも練習に気持ちが入るようになり、バドミントンの経験がない顧問の先生には、足腰強化をお願いし、私が関わる練習の時に技術指導。
まさに顧問の先生との二人三脚でこの1年半鍛えてきたのだった。
目標にしてきていた対戦相手とは今大会の準決勝で対戦。
おそらくは、向こうは我々に勝つのが当たり前だったはず。
ファイナルセットまで行く厳しい試合内容でありながら、その対戦相手に勝ったときの喜びは言葉で言い表せられない。
本人たちは泣きながら喜んでいた。
成長していた。速さは増し、スタミナもつき、パワーもついた。相手のローテーションは早く手厳しいのだが、こちらも見劣りしないどころか逆に相手よりも早い展開で攻められたと思う。ひとたび守勢に回っても、粘って粘って、チャンスを伺うしつこさが身に付いた。
対戦相手は、そういったスピードやしつこさに面食らったのだと思う。ファイナルでも衰えないスタミナに焦り、最終的にはミスを連発し、こちらは精神的にも余裕ができて戦えた。
決勝ではこれまたファイナルセットまで行く厳しい試合だったが、スタミナが切れて、足がつったとかけいれんしている、という状態でありながら速い攻めを展開し何とか勝って、中学生最後の中体連大会で、初めての優勝。
努力は報われるものなんだなあ、と青春マンガのような感覚に浸った。
帰りのバスの中で、私の話のあと、本人たちが挨拶をし、両親への感謝、そして私への感謝の言葉を涙流しながら話すもんだから、40過ぎのおっさんも泣きます。うれしすぎ。
その日の夜は、それぞれの家族と顧問の先生と一緒に祝勝会。
あんなに充実感に満たされたお酒は経験がない。
うれしかったなあ。
続けてよかった。
今更ながら、試合の中で相手に追いつかれたり、ピンチの時とかに「先生どうしたらいい?」と聞いてくる姿がかわいくてしょうがない。
「大丈夫だ、6割後ろ、4割前、前後に振れ」とか「ライン際ではないサイドを狙ってローテを崩せ」とか同じことを何度も言った。アドバイスなんて大したこと言っていない。安心させ、自信を持たせるのが目的。
今まで通用しなかったショットが通用するから、このままのスタイルで大丈夫なのかって不安になるんだろうな。
自分たちが身につけたのは、スピード&スタミナで新たな技術ではないんだよね。
技術は小学校でほぼ出来ていた。中学生のスピードとスタミナを顧問の先生に身につけさせてもらい、私はそのスピードの使い方を教えてきていたのだ。
かわいい教え子の、親孝行、指導者孝行、先生孝行、そして後輩孝行な大会結果。
かわいい教え子の涙ながらの感謝の言葉。
もう、充実感と充足感と達成感でこぼれそう。
かわいい教え子の部活の引退は2週間延び、それとともに私はまた密度の濃い2週間をあの子たちと過ごすことになる。
それこそが、優勝して次の大会へ出場できることの、最大のメリットなのかも。
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