日にち薬

瀬戸内寂聴さんの言葉をタイトルにいただきました。
以前は「デルタ」をメインテーマに。今後は・・?

中学生の大会

2012-01-23 00:24:00 | バド
中学生の大会に行ってきた。

外部コーチをしている部員たちの試合。


この大会は珍しく、1部、2部、3部と分かれている。1部が全道大会経験者、3部が経験年数1年未満、2部はそれ以外の選手。

我が教え子たちは、1部は0名、2部に3名、3部に16名という布陣。もうこれだけで弱い、というのがわかる。


しかしながら、いち観戦者としてはとてもおもしろい大会であった。

特に3部。

我が教え子たちは3部出場者全員が女子。女子同士の初心者対戦。シャトルは飛ばない、パワーもない、フットワークも動けない、そういう子たち同士の対戦。
レベルが低いながらもまさに意地と意地のぶつかり合いで、指導者は他校の指導者も含め、勝っても負けてもどうでもいいので微笑ましく見ていた。

勝ち上がる子は、頭を使い考えて配球をする。そこで、①習った打ち方だけで勝負をする選手と、②習っていなくとも狙ったコース等を狙おうとする選手の2種類に分かれたと思う。

それぞれが性格などがでていておもしろかった。最終的に勝ち上がった子は、①のパターンの子だったと思う。
普段やっていないことを大会でやっても、できないことの方が多い。1点取るために3点失うのだ。勝てるわけがない。

そういうことも含め、指導者がアドバイスすることは3部に関しては全員一緒。「できることをやれ」「無理に4隅を狙わなくていい」「自分が打ったらすぐ返球の準備をしろ」

もう、技術の差なんてないのだ。全員がミスもするし、ナイスなショットもあるし。
まさに精神の戦い。

学校でやったことすらないであろう、フルセットの試合で、肩で息をしている選手たち。

見ているだけでかわいく思えてくる。


自校の選手だけではなく、他校の選手も。


こういう初心者の子たちが、負けたときに、涙を流して悔しがる。

新鮮だな・・・・・。

自分の少年団の小学生は、すれてしまって、最近は泣かないからなあ。最初からあきらめというか。



中学生という貴重な大切な時間を、指導者として少しでも貢献してあげたいと改めて思った次第。


うちの小学生はそういう意味では、かわいげがないのかも!


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