北京オリンピックの中継

末綱・前田ペアお疲れでした！

事前に柔道を放送する、とか決まっていたからかもしれないけど、末綱・前田の３位決定戦は生中継して欲しかったなあ。

ＹＡＨＯＯ！のコメント欄を読んでも称えるコメントが多い。またそういうところでひねくれたコメントを残しているのもあるけど、そういうのを批判したり賛同したりというコメントが多いところにも、今回の末綱・前田ペアの功績の大きさが見え隠れしている。


うちの少年団の小学生はバドミントンの中継にあまり興味がない様子。無理もない。放送時間も遅いし、世界レベルで見た日本選手の実力も知らないし、テレビ放送におけるバドミントンの過去を知らないわけだし。

だが、バドミントン関係者にとって北京五輪は、将来振り返れば、まさに転換とも言える結果なのだろうと思う。

さぞや日本バドミントン協会は・・・・・。
日本バドミントン協会のＨＰはひどい。もう少し現代的なＨＰにできんのか？まったく・・・。



さて、私も一応、スポーツは何でも好き。バドミントンに限らない。
ほぼ毎日オリンピック中継は見ている。


ふと気が付いたのが、バレー中継でよくあるジャニーズなどのアイドルやタレントによる解説やコメントが今回のオリンピックではほとんどないこと。

非常に好ましい！！！

バレーボールのワールドカップにしても、たとえば木村沙織を見たいと思っても、ＮＥＷＳ（？）とか松田聖子とかの応援がウザイので、テレビの音を消して見ることが多い。

世界陸上などでよくある意味のないあだ名や肩書きで選手を呼ぶのも嫌い。「何とかの重戦車」とか「○○の翼」とか。

せめて「前年覇者」とか「メダリスト」とかならまだ許すけど。抽象的な表現はテレビ局スタッフが穿った目で選手を見ているだけのこと。

報道の世界にいる人間なら、公正公平な目で選手や競技を見て判断してもらいたいと思うのだ。
肩書きをつけるなら、実績や結果にのみこだわるべきと思う。

そういう意味で、ようやくスポーツ中継がまともになってきたのかとちょっとうれしいのが今回のオリンピックの中継だ。

もう一つ、今回のオリンピックはコメンテーターが元○○の選手とか現役のアスリートだったりするのも好感が持てる。

柔道中継で井上康生とかにコメントさせるなんて、すごく気が利いている。何も知らないタレントが生意気ほざくのを聞くよりも、遙かにまともで、遙かに選手に対する思いやりを感じ、遙かにテレビを見ている視聴者に競技をアピールできていると思う。

というか、ジャニーズを使ったり浜ちゃんを登場させることで視聴率をとれると考えているスタッフの感性が、昨今の視聴者の感覚とズレていると思うんだよな。
仕方なく、使っているのかもしれないけど、例えばニュース番組にお笑いタレントとかジャニーズとか・・・・。アホかと思う。

こう考える私がおかしいのか？
私はニュースにおいては公正公平な視点に基づく事実を知ることができればそれでいいのだが。お笑いも美形のアナウンサーもタレントもいらないんだけどね。

そういう見た目で勝負する人たちは見た目で勝負する番組に登場させればいいし、お笑いの人はお笑い番組に登場させればいいと思うんだけど。




話がずれてきた。



今回のオリンピック中継は昨今のスポーツ中継のあり方を考えるととてもよくなっていると思う。それでも不満もないわけではない。

一つは柔道や水泳、サッカー、野球のようにメダルを取れる競技や国内で人気のある競技だけでなく、もう少しマイナーなスポーツの中継をやって欲しい。

トランポリンとか飛び込みとかテコンドーとか・・・・。

もう一つはＮＨＫに対して。
視聴者の応援ＦＡＸは間違いなく意味がないので中止して欲しい。そんな時間があったら競技の映像を流して欲しい。日本人が登場していない映像でもいいんだから。


オリンピックももう中盤に来てるんだよね？
観客のマナーも映像を見ている限り予想よりはいいようだし、今後もとりあえず楽しみに見ようと思う。









ただ、報道されないだけで、実は何か起きているのではないかと勘ぐる私は性格が悪い？