バドミントンの試合は通常男女別。一般だと混合(ミックス)もあるが、小学生や中学生で混合は聞いたことがない。
6年の男・女
5年の男・女
4年以下の男・女
これが我が地区での小学生の区分だ。6種類あることになり、そしてそれぞれに単(シングルス)と複(ダブルス)が存在する。ということは、表彰式を行うと、「優勝!○○さん・・・・」ということを12回言うことになる。4位まで表彰するのが通例なので、優勝・準優勝・3位・4位と賞状を用意する。ダブルスなら2枚ということだ。
よって、受賞する人数が単では12人、複では24人、合わせて36枚の表彰状が必要となる。結構な数だ。
一般社会人のバドミントン大会でも、たとえば年代別大会なんかやっていると、表彰も桁違いに多くなる。混合もあったらなおさらだ。
小学生に対してはなるべく表彰する機会を多くしようという配慮なのだろうと思う。そしてこれは我が地区独自ではなく北海道の区分に合わせている。秋ごろ開催される全道大会でも6年生、5年生、4年生以下と分かれている。
また、小学生ではシングルスのみのABC大会というのがある。区分けが独自で、1・2年、3・4年、5・6年の3つ。当然各クラスとも上級生のほうが有利となる。
この大会は5月に予選が行われるが、我が少年団はこの大会であまりいい成績を残したことがない。
練習場所を冬の間はあまり確保できないためで、場所の確保に苦労しなくなるのは5月以降。よって夏の全道予選が中心となってしまう。
昨日、地区の大会が行われた。あまり練習をしてきたわけではないのだが、そこは先週の合宿。この大会のために日程を組んだといっていい。そして、まずまずの成績で帰ってきた。優勝も一つできたし、準優勝も3つ、3・4位は7つあった。
今大会でうれしかったのは、これまで初戦突破したことのなかった子が実力で勝ちあがり、ぼろクソにやられてた相手とまともな試合をするところまで成長していたところ。
初心者も試合での勝ち目は全くないのだが、みんな成長しているなあ、と指導者同士で感慨にふけっていたし、上位へ進出する子は試合を見ているだけで涙が出そうになるほど、すばらしいプレーをしている子が多かった。
最終的に賞状の枚数ではなく、頑張っている子の姿を見るのがうれしいし、その結果の涙を見るのがまたうれしい。
試合だけではなく、その裏舞台でも今大会はうれしさを感じることが多かった。
低学年の試合においては、まだ試合のこない上級生が準備をさせ、線審を手伝い、終わってからねぎらう。上級生の試合では試合を終えた低学年がサポートし、指導者はコーチングに専念できる・・・。
1年前のメンバーでこういう体制を作ったのだが、その後新規の入団者がごっそりやってきたため、初心者部隊とそれ以外と事実上二つに分けて指導をしてきていた。
そのため、少年団の中で学年をまたいだ交流が希薄に感じていたのだが、合宿で一晩一緒にすごしたおかげと思うが、そういう「縦の連携」が強くなったように思う。
そして初心者の成長が確認できたので、伝統としている「上級生が下級生を指導する」ことを復活させようと思っている。
上級生は下級生の面倒を見て、下級生は上級生の指導に従う。こういう感覚を私は小さな頃から当たり前として学んできていた。今はこういう先輩後輩ではなく友達となっている学校のほうが多いようだ。
年齢で先輩・後輩を分ける考え方はもしかしたら古いかもしれないが、そういうことを知らないよりも知っていたほうが現実的と思う。
強い者がえらい、というスポーツならではの感覚もあるし理解できる。勉強ができるもの、仕事ができるもの、がえらい・・・。だが、学校生活の中でも社会の中でも、年上というだけで「敬意」を払わなければいけない場面は何度も遭遇すると思う。
まだまだやらなければならないことが多くあるし、完璧な少年団活動には程遠い。だけど、子どもの早い成長を目の当たりにすると、もっともっと教えたい、と思うのだ。何年やっても決して飽きないのだろうね、子供というのは。
6年の男・女
5年の男・女
4年以下の男・女
これが我が地区での小学生の区分だ。6種類あることになり、そしてそれぞれに単(シングルス)と複(ダブルス)が存在する。ということは、表彰式を行うと、「優勝!○○さん・・・・」ということを12回言うことになる。4位まで表彰するのが通例なので、優勝・準優勝・3位・4位と賞状を用意する。ダブルスなら2枚ということだ。
よって、受賞する人数が単では12人、複では24人、合わせて36枚の表彰状が必要となる。結構な数だ。
一般社会人のバドミントン大会でも、たとえば年代別大会なんかやっていると、表彰も桁違いに多くなる。混合もあったらなおさらだ。
小学生に対してはなるべく表彰する機会を多くしようという配慮なのだろうと思う。そしてこれは我が地区独自ではなく北海道の区分に合わせている。秋ごろ開催される全道大会でも6年生、5年生、4年生以下と分かれている。
また、小学生ではシングルスのみのABC大会というのがある。区分けが独自で、1・2年、3・4年、5・6年の3つ。当然各クラスとも上級生のほうが有利となる。
この大会は5月に予選が行われるが、我が少年団はこの大会であまりいい成績を残したことがない。
練習場所を冬の間はあまり確保できないためで、場所の確保に苦労しなくなるのは5月以降。よって夏の全道予選が中心となってしまう。
昨日、地区の大会が行われた。あまり練習をしてきたわけではないのだが、そこは先週の合宿。この大会のために日程を組んだといっていい。そして、まずまずの成績で帰ってきた。優勝も一つできたし、準優勝も3つ、3・4位は7つあった。
今大会でうれしかったのは、これまで初戦突破したことのなかった子が実力で勝ちあがり、ぼろクソにやられてた相手とまともな試合をするところまで成長していたところ。
初心者も試合での勝ち目は全くないのだが、みんな成長しているなあ、と指導者同士で感慨にふけっていたし、上位へ進出する子は試合を見ているだけで涙が出そうになるほど、すばらしいプレーをしている子が多かった。
最終的に賞状の枚数ではなく、頑張っている子の姿を見るのがうれしいし、その結果の涙を見るのがまたうれしい。
試合だけではなく、その裏舞台でも今大会はうれしさを感じることが多かった。
低学年の試合においては、まだ試合のこない上級生が準備をさせ、線審を手伝い、終わってからねぎらう。上級生の試合では試合を終えた低学年がサポートし、指導者はコーチングに専念できる・・・。
1年前のメンバーでこういう体制を作ったのだが、その後新規の入団者がごっそりやってきたため、初心者部隊とそれ以外と事実上二つに分けて指導をしてきていた。
そのため、少年団の中で学年をまたいだ交流が希薄に感じていたのだが、合宿で一晩一緒にすごしたおかげと思うが、そういう「縦の連携」が強くなったように思う。
そして初心者の成長が確認できたので、伝統としている「上級生が下級生を指導する」ことを復活させようと思っている。
上級生は下級生の面倒を見て、下級生は上級生の指導に従う。こういう感覚を私は小さな頃から当たり前として学んできていた。今はこういう先輩後輩ではなく友達となっている学校のほうが多いようだ。
年齢で先輩・後輩を分ける考え方はもしかしたら古いかもしれないが、そういうことを知らないよりも知っていたほうが現実的と思う。
強い者がえらい、というスポーツならではの感覚もあるし理解できる。勉強ができるもの、仕事ができるもの、がえらい・・・。だが、学校生活の中でも社会の中でも、年上というだけで「敬意」を払わなければいけない場面は何度も遭遇すると思う。
まだまだやらなければならないことが多くあるし、完璧な少年団活動には程遠い。だけど、子どもの早い成長を目の当たりにすると、もっともっと教えたい、と思うのだ。何年やっても決して飽きないのだろうね、子供というのは。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます