ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者45981人。死者数253人

2020-06-04 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 6月4日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は45981人になりました。1日の新規感染者数は865人です。900人以下ですが、昨日の数よりまた増えてしまい、文字通り毎日一喜一憂です。
 死者数は253人です。
 21162人が回復しました。
 58万件を超える検査数になりました。
 
 このようにベラルーシはまだまだ感染ピークの状態から抜け出せていません。
 昨日の書き込みのように危機感を募らせているブレスト市のような地方都市もあれば、グロドノ市では映画館が再開されました。
 学校が夏休みになったので、映画館にとっては掻き入れどきなのかもしれませんが、国内の感染状況を見れば、映画館の再開は早すぎるでしょう。

 ベラルーシは楽観主義者が多いのか、弊館(ミンスク市立児童図書館)の入り口付近に消毒液を置いていますが、来館者のうち手を消毒する人は1日に1人いるかいないかぐらいですよ。
「自分が用意したハンドサニタイザー使いますから。」
という人もいるけど、そう言いながら使っている様子がないです。
 映画館も消毒液を置いてても使わず、その手でポップコーンをつかんでばりばり食べながら映画を見る観客がたくさんいるでしょうね・・・。

半田市長から感謝状

2020-06-04 |   新美南吉
 昨年末に新美南吉記念館にベラルーシ児童が描いた南吉童話の感想画を寄贈したことについて、半田市長様から感謝状をいただきました。
 大変ありがたく、光栄なことです。
 絵を描いた子どもたちが通うハーモニー絵画教室に対するお礼状ではなく、感想画を届けた私宛てのお礼状なのですが、きっとベラルーシに住んでいる私が代表して半田市から感謝の言葉をいただけたのだと思っています。
 本当に嬉しく、今までの苦労が報われたように感じました。
 チロ基金の活動は細々としていますので、目立つこともなく、目立とうとも思っていないのですが、理解していただける方には認めてもらえることが分かりました。
 日本とベラルーシの相互理解のためにささやかですがお役に立てたかと思います。

 余談ですが、コロナウイルスのせいで、このお礼状の実物はまだ実家で保管状態です。スキャンしてもらって送ってもらったのですが、今回の感動画展が始まったら、このブログでもご紹介しようと意気込んでいたら、これまたコロナウイルスのせいで、開催のスタートが遅れるし、気が揉めていました。
 しかし、やっとご紹介できるようになりほっとしました。延期された分かえって喜びもひとしおです。


 

ベラルーシの子どもたちが描いた南吉感想画展

2020-06-04 |   新美南吉
 昨年半田市にある新美南吉記念館に寄贈した南吉童話の感想画展が始まりました。
 感想画を描いてくれたのは、ハーモニー絵画教室の皆さんです。昨年9月に1日だけ日本文化情報センターでベラルーシ人向けにお披露目されましたが、日本でもお目見えです。
 コロナウイルス感染の拡大につき、開始が遅れましたが、8月2日まで開催されます。
 詳しくは新美南吉記念館HP企画展のページをご覧ください。
 
 また新美南吉記念館は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、対策と制限を行っています。入館を希望されている方は、事前に読まれることをお勧めします。
 リンク先はこちらです。

 新美南吉記念館の方が展示の様子を撮影して送ってくださり、本当にうれしいです。さっそくハーモニー絵画教室のエレーナ・ブラト先生に転送しました。
 作品を描いてくれた生徒の皆さんもきっと喜んでくれるでしょう。
 コロナウイルスのせいで開催時期が遅くなりましたが、かえってその分喜びも大きくなったと思います。

 子どもの作品だけではなく、ベラルーシの紹介や、ベラルーシ人の子どもの暮らしも日本の皆様に紹介できるパネル展示も新美南吉記念館側が用意してくださっています。どうしても「ベラルーシ? それはどこ?」という日本人のほうが多いので、作品を見つつ、異国の文化の紹介もできる展示になっています。ありがたいことです。私は日本人なんですが、ベラルーシ人の代わりにお礼を言っておきます。

 また半田市長もすでに絵画展を見にきてくださったそうで、光栄なことです。
 このこともハーモニー海外教室に伝えておきました。ベラルーシの子どもたちも保護者の方々も驚くでしょうね。

 私としてはとにかく日本国内でのコロナウイルス感染がこのまま収束してほしいところです。開催期間が短種になったりしませんように・・・。
 日本の皆様、念のため来館前には新美南吉記念館HPをよくご覧になってくださいね。