2024年7月19日。
ここ1週間の間にベラルーシ各地で起きた自然災害、豪雨、強風の被害が明らかになってきました。
全国で合計6名の死者が出ました。
また停電、断水が続いている地域もあります。
ベラルーシ大統領は、この自然災害について「戦争のようなものだ。人々は自然災害が緊急事態であることを理解したがらない。自然災害は戦争とちがって機関銃による銃撃はないだけだ。」と述べました。
災害を戦争だと思って国民も一丸となって復旧作業に当たるべきということです。
大統領は国民に対して、TikTokに批判的な発言を書き込む前に、救援作業に参加すべきだ。斧やのこぎりを手にとって、倒れて道路を塞いでいる木の撤去作業を手伝ってほしい。その後で批判したい人はネット上で批判していただきたいという内容の発言をしています。
倒木の数が非常に多くて、その撤去作業のための人手が不足しているようです。
さたに大統領は人手不足解消のために「政治犯」を含む国民を動員する必要があると述べました。自然災害は戦争と同じようなものなのだそうなので、当然、このような発想に行き着きます。
大統領は国内に2万人以上の政治犯がおり、彼らを「寄生虫たち」と呼び、国のために救援活動(復旧作業)をさせるべきだと内務大臣に今日、伝えたそうです。
ベラルーシで人口の流出が増えていますが、現実問題として、人手不足が深刻化していることが分かってしまう発言です。
これまで、このような自然災害が起きると、復旧作業にベラルーシ軍の兵士が(日本の自衛隊員のように)復旧作業に従事することが多かったのですが、今回は兵士の動員の話は聞こえてきません。だから復旧作業の人手不足になっているのでしょう。戦争中なので国境警備などに兵士という人手が取られ、災害派遣に回せないということだと思います。
さらには一部のエネルギー会社や公益事業会社が復旧作業を拒否し、停電している地域に通常より3倍高い料金を要求しているという報告を受けたと大統領自ら述べました。
災害発生後、困っている人の足元を見て、値段を釣り上げる悪徳業者がベラルーシにもいるんですね。
これに対して、大統領は内務省に「手錠で引き渡す」よう命じました。
エネルギー省は停電の復旧作業を休みなく続けているのですが、大統領に対し、災害で被害を受けたすべての送電網は1か月以内に復旧させると約束しました。
大統領は、崩壊する可能性のある古い送電線は今回取り壊し、新しい送電線を設置する必要があると述べました。
また大統領は「人々は自然災害が緊急事態であることを理解したがらない。自然災害は戦争とちがって機関銃による銃撃はないだけだ。」と述べました。
今日、ベラルーシでのテロ行為や傭兵活動の罪に問われたドイツ人男性のリコ・クリーガー氏(29)が死刑を言い渡されました。
ドイツ政府は同氏を巡りベラルーシ当局と緊密に連絡を取っているそうです。ベラルーシ政府側もドイツ政府との対話に応じる姿勢を見せています。
同氏は2023年11月から拘束されているそうです。ドイツ赤十字の職員で、救急医療技術者として勤務し、独ベルリンの米大使館で武装警備員を務めた経歴を持っています。
そんな人がベラルーシで傭兵活動、スパイ活動、テロ行為、銃や爆発物に関する違法行為のほか、過激派部隊を設立し、車や通信回線を故意に破損させた罪に問われました。
さらにベラルーシ当局の意思決定に影響を及ぼし、市民を威嚇し、治安を乱す目的で爆発を起こした罪でも有罪になりました。
そんな爆発とはいつあったのか、よくわかりません。
ドイツ赤十字は取材に対し同氏が勤務していたことを認める一方、外国滞在はDRKでの業務とは無関係だと述べています。
ここ1週間の間にベラルーシ各地で起きた自然災害、豪雨、強風の被害が明らかになってきました。
全国で合計6名の死者が出ました。
また停電、断水が続いている地域もあります。
ベラルーシ大統領は、この自然災害について「戦争のようなものだ。人々は自然災害が緊急事態であることを理解したがらない。自然災害は戦争とちがって機関銃による銃撃はないだけだ。」と述べました。
災害を戦争だと思って国民も一丸となって復旧作業に当たるべきということです。
大統領は国民に対して、TikTokに批判的な発言を書き込む前に、救援作業に参加すべきだ。斧やのこぎりを手にとって、倒れて道路を塞いでいる木の撤去作業を手伝ってほしい。その後で批判したい人はネット上で批判していただきたいという内容の発言をしています。
倒木の数が非常に多くて、その撤去作業のための人手が不足しているようです。
さたに大統領は人手不足解消のために「政治犯」を含む国民を動員する必要があると述べました。自然災害は戦争と同じようなものなのだそうなので、当然、このような発想に行き着きます。
大統領は国内に2万人以上の政治犯がおり、彼らを「寄生虫たち」と呼び、国のために救援活動(復旧作業)をさせるべきだと内務大臣に今日、伝えたそうです。
ベラルーシで人口の流出が増えていますが、現実問題として、人手不足が深刻化していることが分かってしまう発言です。
これまで、このような自然災害が起きると、復旧作業にベラルーシ軍の兵士が(日本の自衛隊員のように)復旧作業に従事することが多かったのですが、今回は兵士の動員の話は聞こえてきません。だから復旧作業の人手不足になっているのでしょう。戦争中なので国境警備などに兵士という人手が取られ、災害派遣に回せないということだと思います。
さらには一部のエネルギー会社や公益事業会社が復旧作業を拒否し、停電している地域に通常より3倍高い料金を要求しているという報告を受けたと大統領自ら述べました。
災害発生後、困っている人の足元を見て、値段を釣り上げる悪徳業者がベラルーシにもいるんですね。
これに対して、大統領は内務省に「手錠で引き渡す」よう命じました。
エネルギー省は停電の復旧作業を休みなく続けているのですが、大統領に対し、災害で被害を受けたすべての送電網は1か月以内に復旧させると約束しました。
大統領は、崩壊する可能性のある古い送電線は今回取り壊し、新しい送電線を設置する必要があると述べました。
また大統領は「人々は自然災害が緊急事態であることを理解したがらない。自然災害は戦争とちがって機関銃による銃撃はないだけだ。」と述べました。
今日、ベラルーシでのテロ行為や傭兵活動の罪に問われたドイツ人男性のリコ・クリーガー氏(29)が死刑を言い渡されました。
ドイツ政府は同氏を巡りベラルーシ当局と緊密に連絡を取っているそうです。ベラルーシ政府側もドイツ政府との対話に応じる姿勢を見せています。
同氏は2023年11月から拘束されているそうです。ドイツ赤十字の職員で、救急医療技術者として勤務し、独ベルリンの米大使館で武装警備員を務めた経歴を持っています。
そんな人がベラルーシで傭兵活動、スパイ活動、テロ行為、銃や爆発物に関する違法行為のほか、過激派部隊を設立し、車や通信回線を故意に破損させた罪に問われました。
さらにベラルーシ当局の意思決定に影響を及ぼし、市民を威嚇し、治安を乱す目的で爆発を起こした罪でも有罪になりました。
そんな爆発とはいつあったのか、よくわかりません。
ドイツ赤十字は取材に対し同氏が勤務していたことを認める一方、外国滞在はDRKでの業務とは無関係だと述べています。