ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2024年8月12日。ウクライナ侵攻から903日目

2024-08-12 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2024年8月12日。

 ベラルーシの選手は中立の立場でパリ五輪に参加しましたが、その数は合計 17 人。
 その結果、ベラルーシはパリオリンピックで4つのメダルを獲得しました。
 ベラルーシのトランポリン選手イワン・リトビノビッチとヴィオレッタ・ボルディロフスカヤが金と銀、ボート競技のエフゲニー・ゾロトイが銀メダル、重量挙げ選手のエフゲニー・ティホンツォフは銅メダルを獲得しました。もたらしました。

 トランポリンのリトビノビッチ選手は東京五輪に続いての2個目の金メダルです。すごいですよね。
 しかし、東京五輪の時は純粋によかったと思えるものの、今回は中立選手としての立場を証明しなくてはいけないとか、大変だったろうなと思います。ウクライナに攻め込んだロシアと違って、ベラルーシでは中立の立場イコール、プーチン大統領を支持していないから、選手を責めるということもありません。ロシア選手よりまだ精神的ストレスが少なかったと思います。それがメダルの数にも反映しているように思えます。


 今日、ロシア大統領は軍や自治体関係者との会合を開きました。
 ウクライナ軍の進軍状況について話そうとするクルスク州知事代行の発言をロシア大統領が遮ったりするシーンがありました。
「数字は軍が報告するでしょう。あなたは支援についてだけ話してください。」
 テレビカメラの前でしゃべられたくないことがあるのでしょう。
 12日の時点でクルスク州の避難区域に指定された地域には18万人が住んでいて、そのうち12万1000人がすでに避難。
 現在ウクライナ軍の支配下にある28の集落の住民2,000人の安否が不明であると明らかにしました。