「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

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鬼祓い厄祓い その261 〜確かに聞こえたアラーム音〜

2019年09月18日 16時10分26秒 | 銀の風(霊能力・霊視・念力・霊聴・透視)
鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
吾峠呼世晴
集英社

 

こんにちは。

 

わたしは、霊能者らしからぬ霊能者なので、家で怪奇現象が起きてても平気である。

 

異臭は流石に滅入るので、そういう時は対策は早いが、後は割とどうでもいい。いない部屋のことまで掌握してたら、たまらんわ。

 

と言うわけで、基本的に、息子達は、わたしがベッドの部屋に行けば各個人の部屋に行き、リビングにいれば、リビングにいるようになってしまった。

 

ところが、先日、次男があまりの辛さに、寝室を出て、リビングでひとりで寝てたらしい。

 

そこへ、前に長男を驚かせたペンケースが、アラーム音を立てたそうだ。

 

実は、昔、長男が中学受験の頃、うるさ過ぎたペンケースは、電池も抜かれている。先日、邪魔なので捨てると言ったら、長男が記念に取って置こうと言い出して、息子達のスペースに置いた。

 

それが、真夜中、鳴っているんである。

 

あと、サーキュレーターが、切れたらつかないのに、いきなり動き出したと。

 

 

翌朝、愚痴を言う次男に、「うーん。基本的に、夜はリビングで勝手にしてていいって言ってるしなあ」と、朝起きてきたわたしが欠伸しつつ言った。

 

「失礼します、具合悪いんで、寝かさせてくださいって、先に言ったか?」

「え?誰に」

「夜中リビングにいる奴にだよ。」

「え?ここは、ウチ・・・・」

「ウチのようでウチじゃない。季節柄、夜中にお囃子の練習してることもあるから、邪魔させてくださいって言わなきゃ。」

「誰に?」

「どこの霊能者にもビビらせる存在にだよ。スゲーだろ、もう、ラノベだね。僕の家のリビングは夜は異次元ですって。」

 

長男が突っ込んで言った。

 

「昼もだけどな」

 

「愛が芽生えないテラスハウスのようなもんだ。仲良くやれ。酒飲まされそうになったら、そこは嫌なんやってちゃんと言えよ。」

「ああ、お母さん、高校生の頃、酒飲まされてたもんね。」

「いやー、不味い酒が甘露になるから、気をつけろ。」

 

次男がおずおずと言った。

 

「ここんち、誰がいるの。」

 

不意に主人が言った。

 

「お父さんはたぬきだと思う。」

 

わたしは笑って言った。「ここ、ウチの先住地区って誰が決めた。色んな奴が来て、出入り激しいけど、酒呑童子と、鬼の教官とたぬきは、固定でいるから、放っておけ。」

 

それで、結局のところ、ペンケースは捨てないんだって。

 

電池なくても鳴るアラーム搭載なんて、そもそも、役立たずじゃん。勝手につくはずのサーキュレーターは、夜仕事をして、昼はきっかり切れるチャッカリ者。

 

もう、めんどくさい小物でいっぱいー。ってか、自由すぎるのか。

 

 

 

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