言葉にできない

嬉しくて嬉しくて・・・

いや、言葉にしちゃってるんですけど。
((((((((^^;;)

『それでも生きる子供たちへ』

2007-09-01 05:24:43 | 映画
『大人は誰も、昔は子供だった。でも、そのことを忘れずにいる大人はほとんどいない。』

7つの国の7人の監督が作った短編7作。
8月いっぱいの上映という事で、私にしては珍しく、
レディースディの設定が無いシネ・ギヤラリーに行って来た。
も行くというので、2人で出掛けた。
先日の、オムライスを食べた日のことです。

『タンザ』メディ・カレフ監督 ルワンダ

内戦が続くルワンダで銃を持つ少年の話。
戦闘の日常にある彼が、ラストで見せる机の上での表情。
本当に望むことは・・・。

『ブルー・ジプシー』エミール・クストリッツア監督 セルビア・モンテネグロ

15歳とは思えない幼い表情のウロス。
少年院の中は自分を守ってくれる箱なのか。
親は小さな夢を奪う、ただ愚かな生き物なのか。。
なんだか皮肉だ。

『アメリカのイエスの子ら』スパイク・リー監督 アメリカ

HIV感染した両親から生まれたブランカ。
毎日飲まされる薬の意味を知ってからの彼女は、自分の生を受け入れる。

『ビルーとジョアン』カティア・ルンド監督 ブラジル

サンパウロに住む兄妹。
ビル群、高速道路との対比がとてもリアルに感じる。
子供の明るい力強さが出てると思う。

『ジョナサン』リドリー&ジョーダン・スコット監督 イギリス

写真家のジョナサン。
これは大人であるジョナサンが現実逃避した中からまた大人の世界に戻る・・
なんだかファンタジーみたい。
追加
大人のジョナサン どっかで見たなあ・・と考えていたら、
ハリポタシリーズアズカバンの囚人と不死鳥の騎士団にも先生役で出ている人だった。
デヴィド・シューリス 

『チロ』ステファノ・ヴィネルッソ監督 イタリア

冷めてるように感じるその子供達は、
ひょっとしたら『おまけ』が1番嬉しいんじゃなかろうか。。。

『桑桑(ソンソン)と小猫(シャオマオ)』ジョン・ウー監督 中国

境遇の違う2人の女の子を1つの人形が結び付けている。
映画サイトで見ると1番『ベタだ。』と書かれている作品です。
高度成長期にある中国。どちらの境遇もありえる話なんですけどね。

私が特に印象に残ったのは『ブルー・ジプシー』
親は子供を守ってくれる存在じゃないのか?
そういう意味じゃ『チロ』も同じなのか。

私にはとても泣けるような映画ではなく、
実際にその状況にある子どもたちを想像してしまう映画でした。

どの子も力強く感じるかもしれない。
この国で過保護に育てられている大半の子供達とは違い
自分の生を自分で選んでいるから。
いや・・選ばざるを得ない状況の中で生まれて来ているんだろ。
そう考えると・・ラストの『桑桑(ソンソン)と小猫(シャオマオ)』は異質に感じるのかもしれないな。

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