今年初めて映画館まで足を運びました。
やわらかい手を観に。
シネギャラリーは丁度会員募集中なので、一般会員で申し込み。
普段毎月一日の映画の日以外の割引が無いので、会員になる人は多いみたいです。
1本の上映期間は短く2週間程度。
『やわらかい手』はこの日までだったので、午後になってから慌ただしく出掛けました。
ロンドン郊外の小さな町。
中年の主婦マギー(マリアンヌ・フェイスフル)は、難病に倒れた孫のオリーの治療費をまかなうため、住み慣れた家さえも手放ししていた。
それほどでに、この小さな孫を愛していたのだ。
しかし、オリーの病気は悪化するばかり。
ある日、マギーと息子夫婦のトム(ケヴィン・ビショップ)とサラ(シボーン・ヒューレット)は、
医者から「6週間以内にオーストラリアで特別な手術を受けなければオリーの命が危ない」という残酷な宣告を受ける。
息子夫婦には費用を工面する余力はなく、マギーは自分がなんとかしようと必死になるが道は開けない。
絶望の中ふらふらと迷い込んだのは歓楽街のソーホー地区。偶然目にした「接客係募集・高給」の貼り紙に思わず飛びついた。
この店は『日本式』なんだそう。
こんなの見たこと無かったけどホントだろうか。。
初めは大人しい・・どちらかと言うと口数が少ないイメージのマギー。
自己主張もしない。
その店の経営者のミキに見出された手のひらの滑らかさ、柔らかさ。
今までの人生そんな使い道があること自体知らなかったような彼女が、
No1の売れっ子で肘を痛めてしまうほどになる。
手にした報酬、前借した6000ポンド(日本円で約150万)を息子に渡す。
もちろんそのお金を訝しく思う息子がマギーの後をつけ、彼女がどうやってお金を得ていたのか知る。
この息子の怒りのシーンは、私にも息子がいるのでなんだかジンジンしましたわね。
その反対に孫の母である嫁との確執が溶ける様子。
ラストはぶきっちょな男と自分で生きる道を見つけた彼女の物語の序章が始まる。
マギーの亡くなった夫は良心の呵責?なのか、亡くなる前に自分の過ちを告白して逝くけれど、彼女はそれを表に出さずにいた。
口さがない友達と位置づけされる女性達、狭い村の老女。
ラストに近づくにつれて私的にはかなり溜飲が下がった。
自信を持ち始めた彼女の表情やしぐさがどんどんキュートになっていく。
主演のマリアンヌは若い頃ミック・ジャガーの恋人。
アラン・ドロンと共演した映画では『ルパン3世』の峰不二子のモデルとも言われたらしい。
友達が『衝撃的なシーンがあるらしいけど・・』と言っていたが、
『ああ・・これね。』と思った私もマギーになれるのかもしれない。。。
なれるかなあ・・・・
やわらかい手を観に。
シネギャラリーは丁度会員募集中なので、一般会員で申し込み。
普段毎月一日の映画の日以外の割引が無いので、会員になる人は多いみたいです。
1本の上映期間は短く2週間程度。
『やわらかい手』はこの日までだったので、午後になってから慌ただしく出掛けました。
ロンドン郊外の小さな町。
中年の主婦マギー(マリアンヌ・フェイスフル)は、難病に倒れた孫のオリーの治療費をまかなうため、住み慣れた家さえも手放ししていた。
それほどでに、この小さな孫を愛していたのだ。
しかし、オリーの病気は悪化するばかり。
ある日、マギーと息子夫婦のトム(ケヴィン・ビショップ)とサラ(シボーン・ヒューレット)は、
医者から「6週間以内にオーストラリアで特別な手術を受けなければオリーの命が危ない」という残酷な宣告を受ける。
息子夫婦には費用を工面する余力はなく、マギーは自分がなんとかしようと必死になるが道は開けない。
絶望の中ふらふらと迷い込んだのは歓楽街のソーホー地区。偶然目にした「接客係募集・高給」の貼り紙に思わず飛びついた。
この店は『日本式』なんだそう。
こんなの見たこと無かったけどホントだろうか。。
初めは大人しい・・どちらかと言うと口数が少ないイメージのマギー。
自己主張もしない。
その店の経営者のミキに見出された手のひらの滑らかさ、柔らかさ。
今までの人生そんな使い道があること自体知らなかったような彼女が、
No1の売れっ子で肘を痛めてしまうほどになる。
手にした報酬、前借した6000ポンド(日本円で約150万)を息子に渡す。
もちろんそのお金を訝しく思う息子がマギーの後をつけ、彼女がどうやってお金を得ていたのか知る。
この息子の怒りのシーンは、私にも息子がいるのでなんだかジンジンしましたわね。
その反対に孫の母である嫁との確執が溶ける様子。
ラストはぶきっちょな男と自分で生きる道を見つけた彼女の物語の序章が始まる。
マギーの亡くなった夫は良心の呵責?なのか、亡くなる前に自分の過ちを告白して逝くけれど、彼女はそれを表に出さずにいた。
口さがない友達と位置づけされる女性達、狭い村の老女。
ラストに近づくにつれて私的にはかなり溜飲が下がった。
自信を持ち始めた彼女の表情やしぐさがどんどんキュートになっていく。
主演のマリアンヌは若い頃ミック・ジャガーの恋人。
アラン・ドロンと共演した映画では『ルパン3世』の峰不二子のモデルとも言われたらしい。
友達が『衝撃的なシーンがあるらしいけど・・』と言っていたが、
『ああ・・これね。』と思った私もマギーになれるのかもしれない。。。
なれるかなあ・・・・
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