言葉にできない

嬉しくて嬉しくて・・・

いや、言葉にしちゃってるんですけど。
((((((((^^;;)

カッコーの巣の上で

2008-08-05 13:26:41 | 映画
日曜の午後。
が車を持って行ったままなので、の会社の車で出掛けるわけにも行かず、
見ないままになっていたDVDの中からこれを選んで見ました。
は途中 ちょっと居眠り。
は読書に没頭。


解説
刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装ってオレゴン州立精神病院に入ったマクマーフィは、そこで行われている管理体制に反発を感じる。彼は絶対権力を誇る婦長ラチェッドと対立しながら、入院患者たちの中に生きる気力を与えていくが……。60年代の精神病院を舞台に、体制の中で抗う男の姿を通して人間の尊厳と社会の不条理を問うK・キージーのベストセラーを、チェコから亡命してきたM・フォアマンが映画化した人間ドラマ。

アカデミー賞何部門か受賞したとは聞いてたので、いずれ見ようと思っていました。
若き日のジャック・ニコルソンも興味があったし。
いいおじいちゃんになっているジャック・ニコルソンですが、若い彼はいい男です。
この撮影自体、実際の精神病院で行われたとか。。。
そして俳優陣は患者と一緒に何ヶ月か過ごしたそうです。
実際演技派の俳優ばかりなのではないでしょうか。
あれっあの人・・・と思い当たる顔がチラチラ。

解説にあるように『管理体制に反発を感じた』のか、
自由人のマクマーフィには耐えられなかっただけなのかどうか・・
けれど、マクマーフィに触れて、生き生きとしてくる患者たち。
それはほとんど意思の疎通も図れない患者でさえもパーティの時に華やいだ顔を見せる。

吃音の彼、ビリーの母親の姿は見えないけれど、
彼の病気には母親が関係あるの見ていてわかった。
それをある意味脅迫のように使った看護婦長。
萎縮し、興奮しててしまうビリーが選んだこと。
そんなビリーの姿にマクマーフィが激昂ししたこと。

そんなマクマーフィはどうなってしまったか。
聾唖として入院していたチーフが最後にマクマーフィに対してどうしたか。。。
見終わった後 いろいろ考えさせてくれる映画です。
多数決の是非は実際の患者と健常者の対比を皮肉ったもののようにも感じられました。


原作はチーフの視点で描かれているものらしいです。

ロボトミー手術というものも、それを受けた患者が復讐と称して医師の家族を殺害した事件が日本であったことも初めて知りました。

こんな所でも 人が人に対して出来てしまう恐さを感じます。
正しいことはひとつではなく、答えは幾通りもあるのが人間なんですね。
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