が県立図書館に行くというので、一緒に行きましたが、
県立なのに小さくて驚きました。
吉村昭、蛍で検索したら書架という事で司書の方にお願いして出して貰いました。
で、その古さにまた驚き。
昭和50年の印があったので、私がまだ学生の時です
読み始めると、原作とはいえ全くニュアンスが違う別物だと感じました。
主人公夫婦の関係が生々しい。
子供は発育は劣っているが明るい。
主人公は支え役なんて『縁起でもない』と思っている。
支え役を申請した時の上司はあっさり、無表情で話を受けた。
映画の大杉漣とのやりとりは無い。
同僚たちの反応もあっさり。
季節は夏。
何より、
死刑囚は全く違う人物だ。
老夫婦を殺傷し金品を強奪した体格のいい27歳の男。
強盗殺人だ。
映画に出てた老夫婦は被害者なのだろう。
とすると、良心の呵責が見せる幻像なのかもしれない。
クリスチャンで自分の死について悟っている(と、刑務官達は感じている。『仕事(刑執行)が楽そうだ。と』)
執行後は献体する心づもり。
して、その日の朝も
彼はハイハイと張りのある声で神父の話を聞き、一緒に賛美歌を歌い
お茶と煙草で一服する。
これもあっさり。
瞬間
『神よ。我を救け給え。』と叫ぶ。
全然違うでしょ?
これを読んでああいう脚本が出来るのかと。。。。
県立なのに小さくて驚きました。
吉村昭、蛍で検索したら書架という事で司書の方にお願いして出して貰いました。
で、その古さにまた驚き。
昭和50年の印があったので、私がまだ学生の時です
読み始めると、原作とはいえ全くニュアンスが違う別物だと感じました。
主人公夫婦の関係が生々しい。
子供は発育は劣っているが明るい。
主人公は支え役なんて『縁起でもない』と思っている。
支え役を申請した時の上司はあっさり、無表情で話を受けた。
映画の大杉漣とのやりとりは無い。
同僚たちの反応もあっさり。
季節は夏。
何より、
死刑囚は全く違う人物だ。
老夫婦を殺傷し金品を強奪した体格のいい27歳の男。
強盗殺人だ。
映画に出てた老夫婦は被害者なのだろう。
とすると、良心の呵責が見せる幻像なのかもしれない。
クリスチャンで自分の死について悟っている(と、刑務官達は感じている。『仕事(刑執行)が楽そうだ。と』)
執行後は献体する心づもり。
して、その日の朝も
彼はハイハイと張りのある声で神父の話を聞き、一緒に賛美歌を歌い
お茶と煙草で一服する。
これもあっさり。
瞬間
『神よ。我を救け給え。』と叫ぶ。
全然違うでしょ?
これを読んでああいう脚本が出来るのかと。。。。
映像にするに当たって、多少の着けたしというか、入れた方がもりあがるからかな?
私の場合は、原作を読んだものは映画になったものは敢えて見てないんだよね。 このえい映画はわたしは私もみたいな見たいな。
私としてはあの原作でここまで広がるのか~と、脚本書いた人がすごいなって思った。
Rさんはショーン・ペンの『デッドマンウォーキング』見たっけ?
『休暇』はお薦めします。
西島秀俊がいいよ~。