レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

中古道楽<実践編>(05)Panasonic LUMIX DMC-FX35

2012-08-14 06:21:01 | 中古
忘れた頃にこっそりと・・・

  機種名:Panasonic LUMIX DMC-FX35
  販売形態:ジャンク(本体)
  購入金額:200円(キタムラ)
  属性:電池ジャンク
  ※属性については こちら
  試運転結果:完動

初のオーバー10メガ機を破格値で入手できてしまいました。本体のみだったため店側で動作確認できなかったのと、電池蓋の塗装剥げが顕著だったためにこの扱いだったんでしょう。手持ちのバッテリーで少なくとも動作確認はできると思い(実はリコーCX1やR7と規格が同じ)買って帰りましたが、拍子抜けするくらい普通に動いてしまいました。

それまでの従来機より広角をより強化、というのが発売当初のウリだったようです。広角端は25mm。面白いと思う局面もなくはないけど、個人的にはそんなに要らないですねぇ。持て余します。全体の印象としては以前に買った DMC-FX01 とおおむね同じ。色使いは結構派手(個人的にはナチュラルでちょうどいい)、低感度でもノイズは結構乗る、取り回しは小慣れていて快適、などなど。解像感はそこそこで、設定を整え切った時の画質はそれなりに満足。結構明るいと思ってもISO160に増感してることがあるんですが設定のあやでしょうか?

LUMIXはやたらと女性が持っているイメージがあるので、奥さんに差し上げようかと思ってます。



中古道楽<実践編>(04)SONY Cyber-shot DSC-W50

2012-05-19 22:21:20 | 中古
ゴールデンウィークに久々に日本橋に行ってきました。意外と今までジャンクを買ったことは一度も無かったんですが、こんなネタ書いてる折も折なので・・・

  機種名:SONY Cyber-shot DWC-W50
  販売形態:ジャンク(本体、バッテリー)
  購入金額:1,000円(ショップインバース日本橋店)
  属性:メディアジャンク
  ※属性については こちら
  試運転結果:完動

ショップインバースはPC・周辺機器ジャンクがメインで、デジカメに関してはホントに残りカスみたいな機種が申し訳程度に十数台というイメージしかなかったんですが、しばらく行かない間にどかっと増えてました。連休の影響もあったんでしょうか?ホントに動かないものには「不動」と注記してあったんで、じゃあそう書いてないヤツは一応動くんじゃないの?という感じで1台買ってみました。

当機種自体は初めてですが、実は以前愛用していた DSC-W30 と中身ほぼ一緒のマイナーチェンジ機です。W30の最大の弱点だった小さい液晶(2.0インチ)が見直され、人並み?の2.5インチに強化されました・・・が、本当にそれだけしか変わらなかったため、十分我慢できていた(というより慣らされてしまった)ボクとしては買い替えには至らなかったという記憶があります。

実際に触ってみても感覚はW30そのもの。だいたい液晶も大きくはなってるものの粗さは直ってない(115,000ドット)ので、正直、当てにならなさ加減はW30と大差ないです。画質もW30と一緒。思ったとおりちょっと味付けが足りないくらいのすっきりあっさり発色です。個人的には嫌いじゃないですが。解像感はなかなかです。38mmスタートってスナップ用途だとちょっと物足りないですが、レンズで無理してないぶん破綻感がないのがいいですね。最近のムリムリ28mmスタート機種の画質破綻ぶりを見ると余計にそんなこと思います。

話が少々横道にそれましたが、そんなこんなでサルベージ成功というより、ただただ「W30買い直した」というのが正直なところ。ただ、インバースは均一価格じゃないため、もっと良い機種となるともっと張り込む必要があり、そうなると自分の中での「ジャンクに払う値段」でなくなるため断念しました。まあほとんど「たまには地元以外・キタムラ以外でのサルベージネタ書きたい」という欲だけで買ったようなものなので、とりあえず動いてよかったです。


中古道楽<実践編>(03)Panasonic LUMIX DMC-FX01

2012-04-22 22:23:41 | 中古
今回のは厳密にはクジ引きとはいえませんが、普通に気に入って最近よく持ち歩いているのでとりあえず。

  機種名:Panasonic LUMIX DMC-FX01
  販売形態:ジャンク?(本体、バッテリー、充電器)
  購入金額:800円(キタムラ)
  属性:強いて言えばメディアジャンク
  ※属性については こちら
  試運転結果:完動

バッテリーに電池が残ってて店頭であっさり動作確認完了。しかもご丁寧に充電器まで輪ゴムで束ねられてるという、かなり至れり尽くせりなセット。本体の傷がもう少し目立たなければジャンクカゴには回ってなかったかも。一応メディアジャンクとしたのはSDHC非対応だから。キタムラは店によっては最近、この点に厳しかったりするようです。

「広角」ブームを仕掛けた機種だったという記憶があります。当時は欲しかったようなそうでもないような。確かに28mm試してみたいとは思いましたが(イロモノ的な興味でしたが・・・当時は28mmデフォルトの時代がくるなんて思いもよらなかった)、派手目に写るヴィーナスエンジンがどうも苦手だったのと、そもそも高いということで手が出ませんでした。

画質についてはおおむねイメージどおりで、「標準」にしててもやっぱり気持ち派手に写ります。気に入っているのは操作系。再生がモードダイヤルに入っちゃってるのはちょっと・・・ですが、その他のメニュー構成は割と直感的で迷いが少なく、カーソルの追従性もサクサクという感じでストレスをほとんど感じません。ちょっと何枚か撮るというような使い方に向いているので今のところの「カバンの友」です。あと「色」。本体のです。これに限らずジャンクは選り好みなんてできませんので動きそうならなんでも買ってるんですが、結果的にホワイトっていうのがなんとも。自分では絶対選ばない色だけに、目新しくて気に入ってます。


中古道楽<実践編>(02)NIKON COOLPIX S1

2012-03-18 22:44:46 | 中古
ジャンクモノのことを書き始めてからアクセス数が3割増なのですが・・・申し訳ないですね皆さん、ここには皆さんのお目当ての記事はありませんよ?獲物は大したことないし、分解・組立て、出てきません。でも書いてる本人はけっこう楽しいので今しばらく続けてみたいと思います。

  機種名:NIKON COOLPIX S1
  販売形態:ジャンク(本体、バッテリー)
  購入金額:800円(キタムラ)
  属性:不評ジャンク?
  ※属性については こちら
  試運転結果:完動(ただし光沢が自慢のボディは傷だらけ)

こちらはキタムラといっても出先でたまたま立ち寄ったお店で買ったもの。お店の傾向がわからない中での勝負でしたが、500円のジャンクも多数あった中での800円という価格設定は動くことの裏返しではないかと推測して一か八か。うまくいきました。

使用感が満々で「ピアノブラック」なる光沢自慢の外観が見る影もなく削げ落ちていたのがジャンク行きの最大の要因とも見ますが、そもそもあんまり売れてない機種でもあるのでは。ジャンクとしては元より、普通の中古としてもあまり目にしない機種です(名機ゆえに誰も手放さないのだとしたらユーザーの方、失礼しました)。この機種自体に目に付く落ち度があるわけじゃありませんが、発売がちょっと遅かったような・・・一応ニコン初の「屈曲式光学系のカード型機種」なんですが、ソニーやらフジやらがブームの火付け役として散々売り飛ばしたあと、ずいぶん遅れを取ってようやく出てきたというのが当時の記憶です。

ちょっと使ってみた感じとしては、画質はなかなかのものです。屈曲式の割には素性のいいレンズを積んでいるのか、細部までよく解像してるし、作例なんか明暗入り混じって難しそうな局面ですがよく粘ってる感じがします。実はこの手の機種の割にワイド端のF値が3.0なんですね。今じゃ絶対考えられません。だからって事もないんでしょうが、感度オートで撮ると結構な暗所でもISO50を強要してきます。手振れ補正がないので苦労します。画質以外で気に入ったのはメディアスロットがバッテリースロットと別に設けられていること。高い機種つかってる気分になれます。


中古道楽<実践編>(01)SONY Cyber-shot DSC-P10

2012-03-03 23:06:55 | 中古
というわけで、ようやく1台ばかし試運転が出来たので少し書いてみたいと思います。ちなみに前回の記述では、<成果編>と銘打つなんて書いてましたが、「成果」というほどのもんでもないなぁと思いなおして止めました。それはさておき機種はこちらです。

  機種名:SONY Cyber-shot P10
  販売形態:ジャンク(本体、バッテリー)
  購入金額:500円(たしかキタムラ)
  属性:メディアジャンク、電池ジャンク、不評ジャンク
  ※属性については こちら
  試運転結果:完動(バッテリーはちょっとヘタってるっぽい)

最初なんで手持ちの完動ジャンクの中では一番の大物(だと思っている)Caplio R7にしようかと思ったんですが、いかにもジャンクっぽい機種ということでこっちを取り上げてみます。

かつての人気機種、ソニーのPシリーズは今や問答無用ジャンクの常連です。メディアはメモステ、電池は汎用充電器でも充電困難な接点の狭い「延べ棒型」、おまけにCCDリコール対象(保証は終了)と三重苦を抱えており、よほどの良品でないと中古の正規棚に並ぶことはないでしょう。実はこのP10は充電が残っていて、お店であっさり動作確認できたのですが、それでも付属品無しではジャンクを免れなかったようです。ボクは手元に充電ケーブルがあったのが幸いしてます。メディアはDuo+アダプターです。

発売時は紛れもないハイエンド機であり、当時買いたくても買えなかった者にとって、こういう形で手にすることが出来るのは実用性以上の喜びがあります。かといって実用性がないかと言えばそうでもなく、CCDは1/1.8インチで有効510万画素ですから、最近の機種でも5メガ7メガでしか撮らないボクにとっては何の不足もない機種です。あとはCCDの時限装置が発動しないことを祈るのみですが、それ込みで500円なんでしょうから文句は言えません・・・