レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

中古道楽<実践編>(09)PENTAX Optio V10

2013-06-25 00:27:03 | 中古
引出を片付けてたら前買ったきり眠らせていたのを発見してしまいました。目新しい機種でもないけどせっかくなんで・・・

  機種名:PENTAX Optio V10
  販売形態:ジャンク(本体)
  購入金額:500円(キタムラ)
  属性:特にないけどスペックかな
  試運転結果:完動

<800万画素><36~108mm><F3.1~5.9>一時期、ペンタックス、オリンパス、ニコンがこのあたりの素性の機種を出しまくっていたような覚えがあります。廉価機種で、レンズユニットはOEMで、どこのどれ買っても能力的にはほぼ一緒という。なのにその複数台に手を出し、今またこうして買っている自分・・・懲りないにも程があります。

同列他機種は軽さや薄さを強調したものが多かったように思いますが、当機のウリは3.0インチの大型液晶です。今でこそみんな平気で3.0ですが、当時の廉価機種で投入されてるのは珍しかったように記憶しています。ただし画素数は23万画素と、大きさに比例して精細になってる訳じゃないので、大きさの割にキレイさは感じない。あくまで廉価機種のプチ差別ポイントという程度です。それより特筆すべきは視野角の広さ。これがなかなか頼もしい。人の頭越しに撮るような時、結構角度を振ってもよく見えます。

画質についてはとにかくノイズが気になる。ISO50?ウソだろうというくらい勇ましく乗っかる。ノイズには寛容なほうなんですが、そんなボクをしても400より上はちょっと厳しいかなと思うくらい。でもレンズが暗いので割と簡単に上がっちゃうのも確か。やっぱり位置づけとしては屋外昼間のお散歩カメラというところでしょうか。発色も人口光源化では不安定な転び方しますし。

などと改めて書くまでもなく、だいたい想像はついてるんですよね。この辺の機種は何台も触ってるんで。でも手にすると何か欲しくなっちゃうんです。ペンタックスの廉価機種に漂う独特のチープ感が何となく好きで。今まさに投売り真っ最中の LS465 なんかもいいですねぇ、見上げたオモチャ感。写り度外視で欲しいです。使い途がないのが目に見えてるので自重はしてますが・・・


大体代替・・・OLYMPUS VH-510<3>

2013-06-09 21:46:16 | 寸評
なんのこっちゃわからん写真ですが、一応いつもやっている高感度画質の話を少々。

DMC-SZ7はパナソニック独自開発の非裏面照射型MOSだったので、裏面照射型のCMOS機は何気に久しぶり。でも屋外日光下で使う分にはiHSテクノロジーのチューニング?が派手目なためCMOS独特の色味の浅さが全く感じられません。正直、忘れてましたというくらいのレベル。では対CCDでの優位点である高感度画質はどうかというと、個人的にはそこそこ頑張ってるほうかなと思います。

「巧い」というのが率直な感想です。これもiHSマジックでしょうか。高感度画像を捌くときの手法として「ディティール度外視でノイズリダクション」「ノイズ乗り覚悟で解像感残し」という両極があり、どっちに寄り過ぎててもイヤなんですが、当機は絶妙の落とし所に落ち着いている印象です。こればっかりは好みがあると思うので、あくまで個人的な印象ですが。被写体にもよりますがISO1600までは我慢できます。

というより、感度を特に「ISO HI(高感度オート)」に設定しなくても、割と思い切りよく800とか1250とか使ってくれちゃう思考回路のようなので、そのくらいまでは我慢できないとちょっとやってらんないというところもあります。そういえばオリンパスって前から結構そんなだったよなぁ・・・なんか前にも書いた覚えがあるよなぁ・・・なんて思わず回顧してしまった。まぁ、前回も書いたように「暴れ馬」ですからね。