一日一歩

名古屋の下町育ちで、春日井市民歴42年。人間らしく生きることの大切さを、人生の中で学びました。

有志の会が解散!?火種は残されたまま・・・

2024-12-06 09:58:09 | 日記

元町内会長による不正疑惑について、町内会に対して情報公開を要望していた「有志の会」が解散されたようだ。

ビラがポスティングされていた。

今回は、ももたろう通信ではなく、代表個人名での配布。

3年前に有志の会の設立と呼びかけがあったときに、体調がおもわしくないのでメンバーにはなれないが、支援はさせて頂くとお答えした。

ももたろう通信以外に、支援者用のビラを入れて頂いていた。恐らくこのビラが最後なのだろう。

労をねぎらいたい。

 


振り返ってみると、令和三年度の総会で不正疑惑が発覚したとき、私も総会に参加していたが、すでに元会長は解任され、さらに信用金庫から1500万円の借入金が明らかとなり会場は大混乱。本来元会長に説明させるべきだった。

説明された方の話を訊いていても、今後について何ら方向性を持たないことが明らかとなるだけで、会場からは「役員は責任を取れ」「いくら横領されたんだ」「刑事告訴しろ」という言葉が飛び交った。

あれから3年以上の年月が流れた。被害請求の3年の時効は恐らく成立している。被害者である町内会にしか請求権がないため、町内会が終わったことにすれば、それで終わり。元会長は無罪放免で、チラシによれば、会員に戻せといってきているようである。その対応を現会長に負わせるのは、酷な話である。

終わったことにして、時効を成立させてしまったこの間の会長職の責任は免れない。多分、今後も町内会に会員申請してくるだろう。私の勝手な想像であるが、まとめるとこんな言い分になっているのではないだろうか。

「町内会が何ら自分を訴えていない。むしろ他に類を見ない素晴らしい集会所を、借入(1500万円)れを個人で肩代わりしてまで建ててやったんだ。感謝されて当然ではないのか。当時の規約では懲戒の規約はないので、懲戒処分は無効である」

そんな風に迫られたら、あなただったらどうします。訴えられれば裁判、そんな費用は町内会にはありません。

 

ももたろう通信によれば、新集会所建設費が町内から1500万円、補助金1500万円で当初3000万円とされていたが、外に伐採費、設計費、設計監理費などで500万円以上の支出も明らかになっている。市の補助金認可が下りる前に伐採費として100万円、町内在住の一級建築士からみれば、この図面で建物は建たないといわれた不十分な設計図、工事現場に管理者がいない工事現場という事実が明らかとなった。

更に、実際のゴミボックスの設置数が議案書の数字より11個も少なく、しかも補助金申請もしていないことが明らかとなった。一個あたりの設置費が5万円(ゴミボックスの価格は2万円前後)と常識外れの請求である。しかも支払先が自分の会社とは、明らかにコンプライアンス違反であり、水増し請求の疑惑も浮上した。

更に、岩成西公園の楽天モバイル携帯の鉄塔建設をWIFI事業と偽り数百円の抜き取り、及び辺住民の同意偽造疑惑も浮上。
これだけの疑惑がありながら、何も出来なかった町内会。

結果事実として残ったのは、新集会所建設費用について、元会長に肩代わりして貰ったというとんでもない合意書の存在。

こんな言い方はないだろう、とご批判を受けるかも知れない。そう言われる方々は「合意書があって町内会への請求がなくなったのだから・・・。」と評価されるであろうが、元会長による動きが再開したことで、この合意書の問題点が浮き彫りとなってしまったのだ。
本来、こういう合意書は、被害を確定し、町内会側から元会長への民事請求、刑事告訴があった後の示談で、合意書が存在するのである。
令和3年に交わした合意書は、そうではないので、元会長にしてみれば、町内会債務を個人的な慈善事業として肩代わりしてあげたのだという言い分も通ってしまうのだ。

現役員会は、調査は困難であるとして、再発防止の方向性を出されているようである。

期待したいが、元会長が動き出した中で、火種は残されたままである。

 

 

 

 



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