仙台市立八軒中学校吹奏楽合唱部は、吹奏楽の全国大会、合唱の全国コンクールのいずれにも
コマを進める名門校。
昨年、吹奏楽では、普門館で彼らの演奏を聴いていただけに今年は震災の関係でどうなんだろう・・・
気になっていたのです。
嬉しいことに今年も吹奏楽コンクール、翌週開催された合唱のコンクールいずれも全国出場されていた。
その八軒中学校の吹奏楽合唱部が歌う『明日という日が』という曲があります。
テレビでも度々紹介されているのでご存知の方が多いかもしれない。
3月にアンサンブルで全国大会に出場することになっていたのですが、震災直後だったために
断念せざるを得ない状況になった。避難所にもなっていた学校での演奏会の話が持ち上がり
被災者の前で歌ったところ希望の光を照らす歌詞と、中学生の清清しい素晴らしい声の響きで
被災者のみなさんに感動を与え、それが口コミで広がったそうです。
実は、この曲、紅白歌合戦でも夏川りみと秋川雅史が歌うということを知ったのがついさっき。
人にやさしく、親切に、お役に立つ。
生きていて自分を満足させるのは、人の役に立つ、人様に必要とされた。
そういう思いだけだと思います。
ひたむきに一生懸命歌う、八軒中学の皆さんを見てて『一日一生』という言葉を思いおこして
います。