腹ごなしも兼ねて、午睡に微睡んでいるかのような、アルミンツァの海辺へと赴きます。
<<2015 バスク・バルセロナ紀行-08>
雲が多いながらも、午後の日差しも眩しい晴天の下、そぞろ歩きには程良い陽気の中、歩を進めると間もなく小さな漁港に突き当たります。
漁港の堤防の外側は、ごつごつとした岩の海岸を、打ち寄せる波が洗っていました。
のどかな漁港と、荒々しい自然の風景とが隣り合わせで魅せた、風光明媚な風景を堪能しました。
ドライブ途中で立ち寄ったアルミンツァ(Armintza)のこぢんまりとした集落の中を、食後の腹ごなしがてら、ブラブラと当てもなく散策しています。
ランチに1時間程の時間を費やして、この時の時刻は、14:30になろうとしていました。
明るい午後の日差しの中、通りに人影はありません。
レストランやスーパー、薬局等のお店も、軒並み店仕舞いの昼下がり。
シエスタに微睡んだ無人の街を独り歩く…悪くありません♪
海辺へと突き当たりました。
アルミンツァは、本当に小さな、「漁村」と言っても過言ではない規模の集落。
ランチを摂ったレストラン「BEGOTXU(ベゴチュ)」から、ゆっくりと歩いても数分するかしないかの内に、港へと行き当たります。
もちろん、人っ子一人見当たりません。。。
集落同様に、こぢんまりとした船溜まりには、可愛らしいサイズの船が、たくさん係留されていました。
朝の漁を終えて、ひと休み…といったところでしょうか。
穏やかな陽光の午後、ただ時間だけが刻々と経過していきます。
右側に見える、堤防の外側へも行けるようなので、港の外の様子を眺めに行くことに。
堤防の外側の様子。
アルミンツァの港は、堅固な石の堤防によって、寄せる荒波からガッチリと守られていました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
堤防の内側の、穏やかな風景とは一変した、岩礁を白波が洗うダイナミックな光景です!
煙るような眩しい日差しの明るさと、その光のスクリーンに投影された堤防の影との、明暗のコントラストが、一層この荒々しい眺めを、魅力的に引き立てています。
風光明媚な眺めを、パノラマ撮影。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
光の当たり方の違いなのか、左側の岩と右側の岩との色彩の違いが際立っていたのが、とても印象的でした。
明るい光に照らされた海と空の、それぞれ異なる趣きを感じさせる青色の情感の素晴らしさから、しばらく目を離すことができなかった光景です。
絶えることなく打ち寄せる波が、岩に砕けて白い飛沫を舞い上げ続けている、ダイナミックな風景。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
アルミンツァの港が、不釣り合いにも思える頑丈な堤防を築いているのも納得がいく、荒波の打ち寄せる海です。
正面の眺めも、海へ向けて崖が切り立っている、険しい地形。
荒々しくも美しく、ついつい見とれてしまいます。
木々の緑にビッシリと覆われた姿も、乾いた大地のイメージが強いスペイン(スペイン語:España バスク語:Espainia)では珍しい感じがして、どこか日本の海岸線にも似た感覚を抱きました。
海側から、アルミンツァの街と港を眺めた一枚。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
船溜まりと岸壁との高低差が、かなりありますね。
ここアルミンツァも、周囲と同様に、かなりの険しさを持った地形の上にあることが分かります。
この険しさが、アルミンツァを良港たらしめているのでしょうね。
港に面した白い建物には、バスク州(バスク語:Euskadi スペイン語:País Vasco)の旗が、誇らしげに掲げられていました。
美しく静謐な、光の風景を独り恣に堪能した、アルミンツァの、のどかな昼下がりでした。
<2015 バスク・バルセロナ紀行-10>>
<<2015 バスク・バルセロナ紀行-08>
雲が多いながらも、午後の日差しも眩しい晴天の下、そぞろ歩きには程良い陽気の中、歩を進めると間もなく小さな漁港に突き当たります。
漁港の堤防の外側は、ごつごつとした岩の海岸を、打ち寄せる波が洗っていました。
のどかな漁港と、荒々しい自然の風景とが隣り合わせで魅せた、風光明媚な風景を堪能しました。
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ドライブ途中で立ち寄ったアルミンツァ(Armintza)のこぢんまりとした集落の中を、食後の腹ごなしがてら、ブラブラと当てもなく散策しています。
ランチに1時間程の時間を費やして、この時の時刻は、14:30になろうとしていました。
明るい午後の日差しの中、通りに人影はありません。
レストランやスーパー、薬局等のお店も、軒並み店仕舞いの昼下がり。
シエスタに微睡んだ無人の街を独り歩く…悪くありません♪
海辺へと突き当たりました。
アルミンツァは、本当に小さな、「漁村」と言っても過言ではない規模の集落。
ランチを摂ったレストラン「BEGOTXU(ベゴチュ)」から、ゆっくりと歩いても数分するかしないかの内に、港へと行き当たります。
もちろん、人っ子一人見当たりません。。。
集落同様に、こぢんまりとした船溜まりには、可愛らしいサイズの船が、たくさん係留されていました。
朝の漁を終えて、ひと休み…といったところでしょうか。
穏やかな陽光の午後、ただ時間だけが刻々と経過していきます。
右側に見える、堤防の外側へも行けるようなので、港の外の様子を眺めに行くことに。
堤防の外側の様子。
アルミンツァの港は、堅固な石の堤防によって、寄せる荒波からガッチリと守られていました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
堤防の内側の、穏やかな風景とは一変した、岩礁を白波が洗うダイナミックな光景です!
煙るような眩しい日差しの明るさと、その光のスクリーンに投影された堤防の影との、明暗のコントラストが、一層この荒々しい眺めを、魅力的に引き立てています。
風光明媚な眺めを、パノラマ撮影。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
光の当たり方の違いなのか、左側の岩と右側の岩との色彩の違いが際立っていたのが、とても印象的でした。
明るい光に照らされた海と空の、それぞれ異なる趣きを感じさせる青色の情感の素晴らしさから、しばらく目を離すことができなかった光景です。
絶えることなく打ち寄せる波が、岩に砕けて白い飛沫を舞い上げ続けている、ダイナミックな風景。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
アルミンツァの港が、不釣り合いにも思える頑丈な堤防を築いているのも納得がいく、荒波の打ち寄せる海です。
正面の眺めも、海へ向けて崖が切り立っている、険しい地形。
荒々しくも美しく、ついつい見とれてしまいます。
木々の緑にビッシリと覆われた姿も、乾いた大地のイメージが強いスペイン(スペイン語:España バスク語:Espainia)では珍しい感じがして、どこか日本の海岸線にも似た感覚を抱きました。
海側から、アルミンツァの街と港を眺めた一枚。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
船溜まりと岸壁との高低差が、かなりありますね。
ここアルミンツァも、周囲と同様に、かなりの険しさを持った地形の上にあることが分かります。
この険しさが、アルミンツァを良港たらしめているのでしょうね。
港に面した白い建物には、バスク州(バスク語:Euskadi スペイン語:País Vasco)の旗が、誇らしげに掲げられていました。
美しく静謐な、光の風景を独り恣に堪能した、アルミンツァの、のどかな昼下がりでした。
<2015 バスク・バルセロナ紀行-10>>
食事前には、まだバルのテラス席にちらほら人影も見えましたが、食事を終えた頃には、完全にゴーストタウン状態でしたが、明るい陽光のせいか、不思議と不気味というよりは、のどかな空気に包まれていました。
欧州では、小さな漁船は本当に手漕ぎボートよりもミニサイズなものが多いですよね。
小舟を操り、海上を往くのも、気持ちが良さそうです。
ビスケー湾はむしろ、荒波寄せる日本海のイメージでしょうか^^
そう、シエスタの時間は本当に誰もいなくなってしまいますよね。小さな村なら尚更でしょうね。
海外の漁村で可愛らしいサイズの船を見ると【1隻欲しい】と思いますが、京都だと近場で琵琶湖!?何だかイメージ違いますよね(笑)
バスクを含めた、スペインのビスケー湾一帯は、「緑のスペイン」と呼ばれるだけあり、一般的なこの国のイメージとは異なる趣で異彩を放つ魅力で、訪れる人を惹き付けるのでしょうね。
バスク語には助詞のようなものがあるという話を聞いたことがあり、欧米人にとっては超難解とされる言語も、日本人には案外取っつき易い気もします。
大陸両端近くに住む者同士、相通ずるところを見つけられれば、嬉しいですね!
バスクの風景が日本と似ているのは、湿度が高いから、緑の色が似てるからかもしれません。
そういえば、バスク語は日本語に近いという話も聞いたことがあります。
日本とバスク、どこか遠くで繋がっていそうな気がします。