7月下旬の夏至近くの頃、外出先から帰宅直前にふと見上げると、夕陽が山の端に沈んだ直後の残照が、西の空を美しく染め上げていました。
京都でも記録的な猛暑であった平成25年(2013年)の夏、1年で最も昼が長い時期のとある1日。
ようやく日は没したものの強烈な蒸し暑さは和らぐ兆しすら見せずに熱帯夜へと突入するまでの束の間、仄かな儚さを纏わせつつ空の支配を闇に引き渡す儀式の如く妖しい艶やかささえ感じさせる、印象的な夕焼けでした。
茜色に染まる、西の空。
昼から夜へと、空がその表情を変える刹那に披露した、幻想的な光と闇との饗宴です!
この日は雲が多く出ていて、その雲がある場所により、あるものは夕焼け空にアクセントを添えるコントラストとなり、別のものは薄茜に染まり、大空のキャンバスをより幻想的に描き出していました。
鮮やかな夕焼け、淡いグラデーションに彩られた雲、山影、街灯り等々、目に映る全てが一体となって、普段は気にも留めずにいたであろう普通の夕暮れ時の空の美しさに気付かせてくれた気がして、しばらくの間、この風景から目を離すことができずに、唯々眺め入っていたのでした。
京都でも記録的な猛暑であった平成25年(2013年)の夏、1年で最も昼が長い時期のとある1日。
ようやく日は没したものの強烈な蒸し暑さは和らぐ兆しすら見せずに熱帯夜へと突入するまでの束の間、仄かな儚さを纏わせつつ空の支配を闇に引き渡す儀式の如く妖しい艶やかささえ感じさせる、印象的な夕焼けでした。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
茜色に染まる、西の空。
昼から夜へと、空がその表情を変える刹那に披露した、幻想的な光と闇との饗宴です!
この日は雲が多く出ていて、その雲がある場所により、あるものは夕焼け空にアクセントを添えるコントラストとなり、別のものは薄茜に染まり、大空のキャンバスをより幻想的に描き出していました。
鮮やかな夕焼け、淡いグラデーションに彩られた雲、山影、街灯り等々、目に映る全てが一体となって、普段は気にも留めずにいたであろう普通の夕暮れ時の空の美しさに気付かせてくれた気がして、しばらくの間、この風景から目を離すことができずに、唯々眺め入っていたのでした。
こちらだと、どちらかというと、朝焼けの方が赤が濃く、こんな燃えるような色の空を夕刻に見た記憶がありません。
印象的な赤が素晴らしいのは勿論ですが、周囲の灰色の絵の具を溶かしたような部分も美しいですね。
刻々と変わりゆく色をいつまでも飽きずに眺めてしまいそうです。
山と街の灯りの共演が素敵。
どこを見渡しても真っ平らなノルマンディに住んでいると、山の見える風景に対する憧れが強くなります。
1日として同じ空模様もない訳で、ふと視線を巡らせた夕暮れの空の幻想的な美しさには、唯々絶句して眺め入るのみでした。
タヌ子さんの仰るとおり、残照に照らし出された雲の表情の素晴らしさに、私も最も心奪われていました。
「隣の芝生は青い」とはよく言ったもので、私は逆に、大平原や大海原の雄大な風景にとても憧れます。
何にせよ、ふとした拍子に気付く日常の光景の素晴らしさに感動した瞬間でした♪
茜色、確かにその色名がピッタリですね。
夕焼けの時刻って一瞬、その時間ってなんとなくバタバタしている事が多い時間帯。気象条件が揃って、綺麗な夕焼けの日があってもきっと見逃している日が多いんだろうなぁ~と思いました。
ボーっと綺麗な夕焼けを眺める時間、貴重ですね♪
海外での朝日、夕焼けの写真、京都の夕焼け、taろうさんの写真で綺麗な空をたくさん見せて頂いている気がします^^感謝
茜色という言葉も素敵ですよね。
確かに慌ただしい時間帯、わざわざ空へと顔を向けることは、中々思いつきません。
こんな時にこんなにも素敵な表情を披露する自然…「少しは余裕を持てよ^^」と人間に忠告しているのかもしれません。
雲一つない抜けるような晴天も好きですが、雲の描く、気ままで複雑、繊細な表情が何より好きです♪
おかげで飛行機から眺める雲海にも退屈しません^^