昼食を終えて、宮島訪問のハイライト、嚴島神社に参ります。
世界文化遺産にも登録されている嚴島神社、海上に浮かぶように見える社殿や大鳥居の佇まいが印象的なイメージですが、最初に訪れた時には、あいにくまだ満潮には至らず、海水がひたひたと社殿の方へと徐々に向かいつつある…といった状況でした。
雨交じりの、雲も低く垂れ込めた空模様を背景にした眺めからは、神秘的な情感を一層かき立てられました。
<嚴島神社>
嚴島神社への表参道。
参道は商店街を抜け、舗装道路も尽きて、海沿いに進んでいきます。
雨は、傘が必要な程の、本降りとなっていました;
寛ぎ中の鹿さん。
ランチの後の午睡でしょうかw
眠たげな表情が、微笑ましいですね^^
大鳥居の周囲は、既に海水に浸されていました。
やはり、この、海上に立つ姿が最も見栄えがしますね。
この大鳥居、根元を埋められて固定されている訳ではなく、鳥居の上部に石7トン分が詰まっていて、その「重し」の重みだけで立っているとのこと!
もちろん、大鳥居の底部の下の地盤は、松材の杭を打った上に布石を並べて、基礎としています。
これで幾多の地震や台風等の災害に耐えて、倒壊することなく今日に至っている事実に、驚嘆するばかりです!!
嚴島神社の社殿の方向を眺めて。
海水がひたひたと、静かに、少しずつ社殿へ向けて流れ込んでいるようです。
あと数時間もすれば、社殿のすぐしたまで海水に満たされて、嚴島神社ならではの、水に浮かんでいるような社殿の眺めを楽しむことができるようになります。
大鳥居の方向へ視線を向けると、既に大鳥居は海上に浮かんでいるような、素晴らしい景色を演出していました!
本当に、素晴らしい眺めです。
対岸の山肌に掛かる雲の感じも、いかにも「神の島」といった雰囲気を醸し出していますね。
社殿へと上がりました。
社殿の下にまでは、まだ海水は来ていないようです。
社殿の間に、水路のように海水が入り込み始めている状態でした。
大鳥居と同様、この社殿もまた社殿自体の重みだけで立っているとのことです!
ここでも、先人の叡智に脱帽。
干潮時にのみ見ることができる、「鏡の池」。
綺麗な円形が、目を引きました。
潮が引いている間、昔の人も、こうした仕掛けを考えたりしていたのですね。
雨脚が強まり、いつしか土砂降りに;
廻廊から望む大鳥居も、雨に煙るように霞んで見えます。
晴天時の美しい眺めも素晴らしいものですが、こうした雨天時の、幽玄がかったような情緒に満ちた眺めもまた、実に趣のある風景です。
満潮時には、海に浮かぶという、能舞台。
もちろん、こうした能舞台は、国内唯一とのことです。
宝永八年(1680年)の建立で、実に築300年以上を閲した建築物です!
降りしきる雨の中、すっかり海水に満たされた大鳥居の足許、シーカヤックが大鳥居をくぐっていました。
海へ向けて開けた嚴島神社、こうして海上からのアプローチこそが、本来の美しい眺めを恣にできるのでしょうね。
シーカヤックの背後には、私も乗船した宮島連絡船のフェリーが接近していました。
一旦社殿から出て、嚴島神社のすぐ東側の高台に建つ、豊国神社(とよくにじんじゃ)へ向かいます。
豊国神社の本殿と並んで建つ、五重塔が聳えているのを仰ぎ見るように、石段を登りました。
「千畳閣」とも呼ばれている、豊国神社本殿。
豊臣秀吉が、戦没者への供養のために、天正十五年(1587年)に建立を命じた大経堂です。
明治以後は、秀吉を祀る豊国神社となりました。
「千畳閣」の名のとおり、畳857枚分の広さがある本殿の内部。
宮島で最大の建物とのことです。
当初は大経堂として建築が始められましたが、秀吉の死により工事が中断、未完成のまま今日に至っています。
昔から、人々の憩いの場として、交流に納涼に等々、色々と活用されていたようです。
昔のひそみに倣って、嚴島神社境内が海水で満たされるまで、ここで一休みです。
1時間程滞在したでしょうか…嚴島神社でチェックした満潮時刻の頃となってきたので、再び嚴島神社へ向かいました。
すっかり社殿の下を海水で満たした、嚴島神社の風雅な眺め。
多くの人々を魅了して止まない、嚴島神社の素晴らしい景色を目の前にして、感嘆のため息しか出てきませんでした!
潮が満ち始めている状態の、上の画像と比べてみると、この辺りの干満の大きさが良く分かります。
さて、改めて社殿へ上がらせていただき、海上に浮かぶ嚴島神社の風情に触れてみることにします。
世界文化遺産にも登録されている嚴島神社、海上に浮かぶように見える社殿や大鳥居の佇まいが印象的なイメージですが、最初に訪れた時には、あいにくまだ満潮には至らず、海水がひたひたと社殿の方へと徐々に向かいつつある…といった状況でした。
雨交じりの、雲も低く垂れ込めた空模様を背景にした眺めからは、神秘的な情感を一層かき立てられました。
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嚴島神社への表参道。
参道は商店街を抜け、舗装道路も尽きて、海沿いに進んでいきます。
雨は、傘が必要な程の、本降りとなっていました;
寛ぎ中の鹿さん。
ランチの後の午睡でしょうかw
眠たげな表情が、微笑ましいですね^^
大鳥居の周囲は、既に海水に浸されていました。
やはり、この、海上に立つ姿が最も見栄えがしますね。
この大鳥居、根元を埋められて固定されている訳ではなく、鳥居の上部に石7トン分が詰まっていて、その「重し」の重みだけで立っているとのこと!
もちろん、大鳥居の底部の下の地盤は、松材の杭を打った上に布石を並べて、基礎としています。
これで幾多の地震や台風等の災害に耐えて、倒壊することなく今日に至っている事実に、驚嘆するばかりです!!
嚴島神社の社殿の方向を眺めて。
海水がひたひたと、静かに、少しずつ社殿へ向けて流れ込んでいるようです。
あと数時間もすれば、社殿のすぐしたまで海水に満たされて、嚴島神社ならではの、水に浮かんでいるような社殿の眺めを楽しむことができるようになります。
大鳥居の方向へ視線を向けると、既に大鳥居は海上に浮かんでいるような、素晴らしい景色を演出していました!
本当に、素晴らしい眺めです。
対岸の山肌に掛かる雲の感じも、いかにも「神の島」といった雰囲気を醸し出していますね。
社殿へと上がりました。
社殿の下にまでは、まだ海水は来ていないようです。
社殿の間に、水路のように海水が入り込み始めている状態でした。
大鳥居と同様、この社殿もまた社殿自体の重みだけで立っているとのことです!
ここでも、先人の叡智に脱帽。
干潮時にのみ見ることができる、「鏡の池」。
綺麗な円形が、目を引きました。
潮が引いている間、昔の人も、こうした仕掛けを考えたりしていたのですね。
雨脚が強まり、いつしか土砂降りに;
廻廊から望む大鳥居も、雨に煙るように霞んで見えます。
晴天時の美しい眺めも素晴らしいものですが、こうした雨天時の、幽玄がかったような情緒に満ちた眺めもまた、実に趣のある風景です。
満潮時には、海に浮かぶという、能舞台。
もちろん、こうした能舞台は、国内唯一とのことです。
宝永八年(1680年)の建立で、実に築300年以上を閲した建築物です!
降りしきる雨の中、すっかり海水に満たされた大鳥居の足許、シーカヤックが大鳥居をくぐっていました。
海へ向けて開けた嚴島神社、こうして海上からのアプローチこそが、本来の美しい眺めを恣にできるのでしょうね。
シーカヤックの背後には、私も乗船した宮島連絡船のフェリーが接近していました。
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一旦社殿から出て、嚴島神社のすぐ東側の高台に建つ、豊国神社(とよくにじんじゃ)へ向かいます。
豊国神社の本殿と並んで建つ、五重塔が聳えているのを仰ぎ見るように、石段を登りました。
「千畳閣」とも呼ばれている、豊国神社本殿。
豊臣秀吉が、戦没者への供養のために、天正十五年(1587年)に建立を命じた大経堂です。
明治以後は、秀吉を祀る豊国神社となりました。
「千畳閣」の名のとおり、畳857枚分の広さがある本殿の内部。
宮島で最大の建物とのことです。
当初は大経堂として建築が始められましたが、秀吉の死により工事が中断、未完成のまま今日に至っています。
昔から、人々の憩いの場として、交流に納涼に等々、色々と活用されていたようです。
昔のひそみに倣って、嚴島神社境内が海水で満たされるまで、ここで一休みです。
1時間程滞在したでしょうか…嚴島神社でチェックした満潮時刻の頃となってきたので、再び嚴島神社へ向かいました。
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すっかり社殿の下を海水で満たした、嚴島神社の風雅な眺め。
多くの人々を魅了して止まない、嚴島神社の素晴らしい景色を目の前にして、感嘆のため息しか出てきませんでした!
潮が満ち始めている状態の、上の画像と比べてみると、この辺りの干満の大きさが良く分かります。
さて、改めて社殿へ上がらせていただき、海上に浮かぶ嚴島神社の風情に触れてみることにします。
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