弥山山頂から嚴島神社へと戻ってきた頃には、再び潮が満ちていて、嚴島神社はその社殿を海上に浮かべた、典雅な姿を披露していました。
もちろん、大鳥居も、周囲の美しい海の風景に己の姿を溶け込ませて、静かに佇立しています。
日暮れまでのひと時は、神域ならではの神々しさを感じつつ、宮島でしか拝めない美観を堪能するうちに過ぎていきました。
<嚴島神社>
弥山登山(<1>、<2>、<3>)から、嚴島神社の前まで戻ってきました。
すっかり潮も満ちて、嚴島神社は、境内全域を海上に浮かべた、優雅な姿となっていました。
時刻は既に16時を過ぎて、西に傾いた太陽の光の中にも、夕暮れの気配が感じられます。
その、西日の明るい光線を浴びて、嚴島神社の社殿も、より一層輝きを放っているように見えました。
嚴島神社の社殿と対を為すように海上に佇立している、大鳥居。
燦めく日の光とダイナミックな雲の表情、細かな波紋、入り組んだ美しい風景…これらが一体となって、大鳥居と共に、宮島ならではの絶景を演出します!
再び境内へ。
「海上」となった廻廊からの眺めにも、何度参っても感銘を受けずにはいられません。
寝殿造を模したという構造の社殿の廻廊から、大鳥居を三たび拝んでいます。
この場所は、廻廊から眺める大鳥居のビューポイント♪
通りかかる参拝者の多くがここで歩を止め、大鳥居のある風雅な景色を、思い思いに撮影していました。
相対する位置に配されているので、社殿と大鳥居とを同じ構図の中に眺めることができる構図が、案外少ないのですよね。。。
途切れることがないと感じられた(^^;)、参拝者の姿が奇跡的?!に途切れた一瞬、廻廊も入れて撮影してみました。
高潮時、床下からの水圧を逃すために、床板同士を隙間を空けて並べる、「目透し」が良く分かりますね。
揺らめきながら海面に映える社殿の様子、実に風情のある眺めですね。
対岸の山並みを借景と考えていたのでしょうか…大鳥居とのバランスが絶妙に感じられました。
社殿同様、大鳥居もやはり、海上に屹立する満潮時の姿が、最も美しい眺めとなりますね^^
6時間程前には、そのすぐ足許に立ち手で直に触れていたことが、信じられない眺めです!
短い時間で、背丈以上の潮の干満を引き起こす自然の圧倒的な力を、改めてジワジワと実感させられた思いがしました。
参拝順路で最初に行き当たる、客社祓殿。
嚴島神社の社殿中、境内東側に位置しています。
客社の背後に、前日雨の中訪れた、豊国神社本殿(千畳閣)と五重塔とを眺めることができます。
客社祓殿を、正面から。
威圧感よりも、優美さに重きを置いた佇まいですね。
こうして眺めると、祓殿の奥の客社本殿の内部が、暗がりに点る灯りで、神秘的に見えてきます。
海上から上がれるような造りに見えるのは、やはり、海上からの昇殿を想定してのことなのでしょうか。。。
少しずつ角度を変えて眺めていくと、受ける印象も変わります。
海上を伝う廻廊も、また美しい姿ですね。
海面に映る朱塗りの柱の幻惑的な揺らめきに、しばらく魅入っていました。
「火焼前」と呼ばれる、本社本殿正面の最も先端の場所から、大鳥居を眺めます。
この画像はもちろん、ズームを掛けて撮影していますが、普通に眺めても、先程の廻廊よりも明らかに大鳥居を近くに感じました。
大鳥居が本当に、本社本殿の真っ正面に位置していることを実感することができる場所です。
海から大鳥居をくぐって参拝してみたいですね。
こちらは、本社祓殿。
(画像クリックで大きな画像が別ウィンドウで開きます)
客舎同様、この祓殿の背後に本社本殿があります。
本社祓殿の前には、高舞台があります。
嚴島神社は、狛犬も海上に鎮座しているのですね^^
大鳥居を目にすると、ついつい撮影してしまいますw
JRの宮島連絡船が、大鳥居の近くの沖を航行していきました。
遊覧船らしき船も、大鳥居に接近。
今回は、遊覧船には乗船できませんでしたが、次回訪問時には、是非海上からの眺めも拝んでみようと思います。
能舞台も、満潮時にはこのとおり、四方を海水で満たされた、優美な佇まいに。
嚴島神社を造り上げた、先人の卓越したセンスには、何度目にしても、驚かされどおしです!
境内を満たした海水の中を泳ぎ回る魚の姿も見受けられて、自然と一体となった神域の素晴らしさをすっかり満喫することができた、この日の参拝でした。
社殿から出て、立派な角を戴いた牡鹿に見送られながら、嚴島神社を後にします。
珍しく、角を切り落とされていなかった牡鹿くん、立ち止まってポーズを決めてくれました^^
社殿を辞した時には、時刻は既に17時を回っていました。
周囲の明るさがみるみる減じていく中を、表参道へと向かって歩いていきます。
もちろん、大鳥居も、周囲の美しい海の風景に己の姿を溶け込ませて、静かに佇立しています。
日暮れまでのひと時は、神域ならではの神々しさを感じつつ、宮島でしか拝めない美観を堪能するうちに過ぎていきました。
<嚴島神社>
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
弥山登山(<1>、<2>、<3>)から、嚴島神社の前まで戻ってきました。
すっかり潮も満ちて、嚴島神社は、境内全域を海上に浮かべた、優雅な姿となっていました。
時刻は既に16時を過ぎて、西に傾いた太陽の光の中にも、夕暮れの気配が感じられます。
その、西日の明るい光線を浴びて、嚴島神社の社殿も、より一層輝きを放っているように見えました。
嚴島神社の社殿と対を為すように海上に佇立している、大鳥居。
燦めく日の光とダイナミックな雲の表情、細かな波紋、入り組んだ美しい風景…これらが一体となって、大鳥居と共に、宮島ならではの絶景を演出します!
再び境内へ。
「海上」となった廻廊からの眺めにも、何度参っても感銘を受けずにはいられません。
寝殿造を模したという構造の社殿の廻廊から、大鳥居を三たび拝んでいます。
この場所は、廻廊から眺める大鳥居のビューポイント♪
通りかかる参拝者の多くがここで歩を止め、大鳥居のある風雅な景色を、思い思いに撮影していました。
相対する位置に配されているので、社殿と大鳥居とを同じ構図の中に眺めることができる構図が、案外少ないのですよね。。。
途切れることがないと感じられた(^^;)、参拝者の姿が奇跡的?!に途切れた一瞬、廻廊も入れて撮影してみました。
高潮時、床下からの水圧を逃すために、床板同士を隙間を空けて並べる、「目透し」が良く分かりますね。
揺らめきながら海面に映える社殿の様子、実に風情のある眺めですね。
対岸の山並みを借景と考えていたのでしょうか…大鳥居とのバランスが絶妙に感じられました。
社殿同様、大鳥居もやはり、海上に屹立する満潮時の姿が、最も美しい眺めとなりますね^^
6時間程前には、そのすぐ足許に立ち手で直に触れていたことが、信じられない眺めです!
短い時間で、背丈以上の潮の干満を引き起こす自然の圧倒的な力を、改めてジワジワと実感させられた思いがしました。
参拝順路で最初に行き当たる、客社祓殿。
嚴島神社の社殿中、境内東側に位置しています。
客社の背後に、前日雨の中訪れた、豊国神社本殿(千畳閣)と五重塔とを眺めることができます。
客社祓殿を、正面から。
威圧感よりも、優美さに重きを置いた佇まいですね。
こうして眺めると、祓殿の奥の客社本殿の内部が、暗がりに点る灯りで、神秘的に見えてきます。
海上から上がれるような造りに見えるのは、やはり、海上からの昇殿を想定してのことなのでしょうか。。。
少しずつ角度を変えて眺めていくと、受ける印象も変わります。
海上を伝う廻廊も、また美しい姿ですね。
海面に映る朱塗りの柱の幻惑的な揺らめきに、しばらく魅入っていました。
「火焼前」と呼ばれる、本社本殿正面の最も先端の場所から、大鳥居を眺めます。
この画像はもちろん、ズームを掛けて撮影していますが、普通に眺めても、先程の廻廊よりも明らかに大鳥居を近くに感じました。
大鳥居が本当に、本社本殿の真っ正面に位置していることを実感することができる場所です。
海から大鳥居をくぐって参拝してみたいですね。
こちらは、本社祓殿。
(画像クリックで大きな画像が別ウィンドウで開きます)
客舎同様、この祓殿の背後に本社本殿があります。
本社祓殿の前には、高舞台があります。
嚴島神社は、狛犬も海上に鎮座しているのですね^^
大鳥居を目にすると、ついつい撮影してしまいますw
JRの宮島連絡船が、大鳥居の近くの沖を航行していきました。
遊覧船らしき船も、大鳥居に接近。
今回は、遊覧船には乗船できませんでしたが、次回訪問時には、是非海上からの眺めも拝んでみようと思います。
能舞台も、満潮時にはこのとおり、四方を海水で満たされた、優美な佇まいに。
嚴島神社を造り上げた、先人の卓越したセンスには、何度目にしても、驚かされどおしです!
境内を満たした海水の中を泳ぎ回る魚の姿も見受けられて、自然と一体となった神域の素晴らしさをすっかり満喫することができた、この日の参拝でした。
社殿から出て、立派な角を戴いた牡鹿に見送られながら、嚴島神社を後にします。
珍しく、角を切り落とされていなかった牡鹿くん、立ち止まってポーズを決めてくれました^^
社殿を辞した時には、時刻は既に17時を回っていました。
周囲の明るさがみるみる減じていく中を、表参道へと向かって歩いていきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます