松原湖の三湖中最大の猪名湖の畔へと至り、湖畔をぐるりと周回する散策路を歩きます。
<<長野県小海町の高原へ-14>
猪名湖(いなこ)は、湖畔を取り巻く地形も起伏に富んでいるので、変化のある美しい風景を楽しむ期待を抱きながら、散策路を進みました♪
今回の再訪は、松原湖をノンビリと巡ることが一番の目的であったので、この散策を、最も楽しみにしていました!
再訪の数日前の、まさかの大雪で、散策路が歩けなくなっていることを危惧しましたが、幸いにも、雪は散策するのに程良い融け具合となっていて、雪景色のおまけまでついた、快晴の下での美しい風景を、満喫してきました。
<松原湖>
記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。
猪名湖へ突き出して鎮座している、松原諏方神社(まつばらすわじんじゃ)の末社の1つ、弁財天宮。
お宮の屋根や地面は雪で覆われ、殊にお宮へと渡る小橋の残雪は、少なくとも15cmは積もったままでした!
下の画像は、2週間前に初めて訪れた時の、弁財天宮の眺め。
2週間の間に、色付いていた木々はすっかりその葉を落とし、一気に季節が秋から冬へと変化していました。
弁財天宮からの、猪名湖の眺めは、「素晴らしい!」の一言!!
対岸の、西方向の景色です。
この日も、快晴の蒼天と、それを映した紺碧の湖面と、葉を落とした木立を透かして見える対岸の山肌の残雪の白との、美しいコントラストの風景に、しばらく見とれてしまいました。
撮影時に、私が立っていた弁財天宮側の湖畔とは対照的に、対岸は切り立った地形のようで、険しい急斜面がそのまま湖へと、落ち込んでいますね。
対岸近くのみに範囲を限って、湖面を拡大してみると、先程の紺碧の色彩からは変わって、対岸の山肌に生える常緑樹の葉の緑を反映した色合いとなって、見えています。
視線を転じて、対岸東側の眺め。
猪名湖の東側は、山肌が尽きて、傾斜も緩やかな地形となり、建物の姿もチラホラ。
西側の険しい風景とは対照的に、穏やかでのどかな雰囲気に包まれた眺めです。
空を広くとったアングルにすると、やはり湖面は、神秘的なまでの紺碧へと再変化。
対岸近くの、木々の葉の緑を映した色彩とのグラデーションも、美しい景色でした。
弁財天宮からの猪名湖の眺めを、パノラマ撮影。
…中途半端なパノラマとなっていしまいました;
これから赴くこととなる散策路が、対岸の山肌の湖岸近くを、横一線の筋となって見えていますね。
手前に2つ垂れている松の枝のうち、右側の枝が先端で2つに分かれた間に垣間見える、対岸の茶色の建物が、松原諏方神社の下社です。
静かな湖畔の風景に溶け込むように佇む、弁財天宮。
この小さなお宮も、嘉永四年(1851年)再建という、今日目にしているものでも、150年を優に超えている由緒を誇ります。
お宮の背後の湖岸には、ベンチも設えられていて、何もせずにただ美しい風景を眺めているだけでも、心癒されます。
ただひたすら、風景を堪能した弁財天宮…ずっとここに留まりたいと思った、素敵な眺めとの名残を惜しみながら、歩を進めます。
雪深い小橋に、自分も付けてきた足跡と、今度は逆方向への足跡を残して、弁財天宮を後にします。
弁財天宮から小橋を戻った袂で、松原諏方神社からの小径と猪名湖を周回する散策路とが、交わっています。
散策路の東方向を、眺めています。
これから進んだのは、これとは逆の方向。
この区間は、猪名湖周回の最終区間となり、猪名湖畔をぐるりと一周して、ここを通ってこの地点まで戻ってくる訳ですね。
ちょうど松原諏方神社上社の裏手となるこの辺りも木陰となっていて、積もった雪はほとんどそのままの様子でした。
弁財天宮前より、猪名湖畔の周回散策、いよいよスタートです!
まずは、南側の湖畔を、西へと進みます。
最初の区間は、畔の水際すぐの木立の下を、ノンビリと歩いていきます。
間もなく、前夜宿泊した、「ファミリーロッジ宮本屋」が見えてきました。
宿からの眺めでも、湖畔のすぐ近くに建っていることが分かりましたが、こうして外から眺めてみても、散策路1つ隔てただけの、本当に湖畔すぐの場所にあることが分かって、改めてビックリ!
少し前に、朝食を摂った食堂のすぐ前を、通過します。
総じて傾斜の緩やかな猪名湖南岸ですが、この辺りは、松原諏方神社へ向かって傾斜のある地形となっていて、湖岸から上社へと上がる石段がありました。
半ば残雪に埋まったような石段の先に、上社の拝殿が、木々の間から垣間見えていました。
猪名湖南岸の、西方向への眺めは、八ヶ岳を遥かに見渡すことのできる、開けた眺望。
スカッと晴れ渡った、気持ちの良い眺めに、ここでもウットリ。
中々先へと進むことができませんw
鏡のように…とまではいきませんでしたが、ほとんど風もなかったこの日、湖面に色彩も忠実に映った、逆さの対岸の様子も、とても素晴らしいものでした!
この日は、本当に穏やかな散策日和。
柔らかな日差しの温もりと、高原の冷たい空気とが相俟って、汗を掻くこともなく、寒さに震えることもなく、気持ちの良い散策を楽しむことができました^^
しっかりと雪の残った湖岸を、西へと進みます。
日向でも、まだ泥濘とは化してはおらずに、サクサクとした雪の感触を楽しみながらの、楽しい気分で歩いていました♪
雪に踏み込まれた足跡を辿るように、先へと進んでいきます。
沿道の眺めは、少し進む度に開けたり狭まったり…と、変化に富んで飽きさせない、猪名湖畔です。
それにしても、これ程の雪景色を、11月に眺めることになろうとは、思いもよりませんでした。
湖面の枯草越しに眺める、紺碧の湖面と蒼天という風景…その透明感に、冬の到来を実感しますね。
他に訪れている人影も見当たらない中、この素晴らしい眺めを独り占め状態…心ゆくまで、気の済むまで、眺め倒します。
切り株に積もった雪も、積もったものの形を忠実になぞっているのが、面白いですね。
こうした、目に入るちょっとした雪の眺めに、いちいち感動しきりであった、雪が珍しい人間の反応でした(^^;)
猪名湖の西の畔まで、到達しました。
これまで歩いてきた、東の方向を展望。
下の画像の、矢印の辺りに、弁財天宮があります。
猪名湖の南の湖畔を、ぐるりと歩いてきました。
弁財天宮からここまでの所要時間は、15分程。
感覚としては、猪名湖を半周したような感じですが、この辺りから湖の北半分の方が、猪名湖が広がっているので、これより向かう散策路の北岸の区間に、より時間を掛けて進むことになりそうです。
ここから散策路は、湖畔からは少し離れて、北岸の傾斜の山肌に分け入っていきます。
これまでの穏やかな眺めとは一味違う眺望に期待しつつ、先へと進みます。
<長野県小海町の高原へ-16>>
<<長野県小海町の高原へ-14>
猪名湖(いなこ)は、湖畔を取り巻く地形も起伏に富んでいるので、変化のある美しい風景を楽しむ期待を抱きながら、散策路を進みました♪
今回の再訪は、松原湖をノンビリと巡ることが一番の目的であったので、この散策を、最も楽しみにしていました!
再訪の数日前の、まさかの大雪で、散策路が歩けなくなっていることを危惧しましたが、幸いにも、雪は散策するのに程良い融け具合となっていて、雪景色のおまけまでついた、快晴の下での美しい風景を、満喫してきました。
<松原湖>
記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。
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猪名湖へ突き出して鎮座している、松原諏方神社(まつばらすわじんじゃ)の末社の1つ、弁財天宮。
お宮の屋根や地面は雪で覆われ、殊にお宮へと渡る小橋の残雪は、少なくとも15cmは積もったままでした!
下の画像は、2週間前に初めて訪れた時の、弁財天宮の眺め。
2週間の間に、色付いていた木々はすっかりその葉を落とし、一気に季節が秋から冬へと変化していました。
弁財天宮からの、猪名湖の眺めは、「素晴らしい!」の一言!!
対岸の、西方向の景色です。
この日も、快晴の蒼天と、それを映した紺碧の湖面と、葉を落とした木立を透かして見える対岸の山肌の残雪の白との、美しいコントラストの風景に、しばらく見とれてしまいました。
撮影時に、私が立っていた弁財天宮側の湖畔とは対照的に、対岸は切り立った地形のようで、険しい急斜面がそのまま湖へと、落ち込んでいますね。
対岸近くのみに範囲を限って、湖面を拡大してみると、先程の紺碧の色彩からは変わって、対岸の山肌に生える常緑樹の葉の緑を反映した色合いとなって、見えています。
視線を転じて、対岸東側の眺め。
猪名湖の東側は、山肌が尽きて、傾斜も緩やかな地形となり、建物の姿もチラホラ。
西側の険しい風景とは対照的に、穏やかでのどかな雰囲気に包まれた眺めです。
空を広くとったアングルにすると、やはり湖面は、神秘的なまでの紺碧へと再変化。
対岸近くの、木々の葉の緑を映した色彩とのグラデーションも、美しい景色でした。
弁財天宮からの猪名湖の眺めを、パノラマ撮影。
…中途半端なパノラマとなっていしまいました;
これから赴くこととなる散策路が、対岸の山肌の湖岸近くを、横一線の筋となって見えていますね。
手前に2つ垂れている松の枝のうち、右側の枝が先端で2つに分かれた間に垣間見える、対岸の茶色の建物が、松原諏方神社の下社です。
静かな湖畔の風景に溶け込むように佇む、弁財天宮。
この小さなお宮も、嘉永四年(1851年)再建という、今日目にしているものでも、150年を優に超えている由緒を誇ります。
お宮の背後の湖岸には、ベンチも設えられていて、何もせずにただ美しい風景を眺めているだけでも、心癒されます。
ただひたすら、風景を堪能した弁財天宮…ずっとここに留まりたいと思った、素敵な眺めとの名残を惜しみながら、歩を進めます。
雪深い小橋に、自分も付けてきた足跡と、今度は逆方向への足跡を残して、弁財天宮を後にします。
弁財天宮から小橋を戻った袂で、松原諏方神社からの小径と猪名湖を周回する散策路とが、交わっています。
散策路の東方向を、眺めています。
これから進んだのは、これとは逆の方向。
この区間は、猪名湖周回の最終区間となり、猪名湖畔をぐるりと一周して、ここを通ってこの地点まで戻ってくる訳ですね。
ちょうど松原諏方神社上社の裏手となるこの辺りも木陰となっていて、積もった雪はほとんどそのままの様子でした。
弁財天宮前より、猪名湖畔の周回散策、いよいよスタートです!
まずは、南側の湖畔を、西へと進みます。
最初の区間は、畔の水際すぐの木立の下を、ノンビリと歩いていきます。
間もなく、前夜宿泊した、「ファミリーロッジ宮本屋」が見えてきました。
宿からの眺めでも、湖畔のすぐ近くに建っていることが分かりましたが、こうして外から眺めてみても、散策路1つ隔てただけの、本当に湖畔すぐの場所にあることが分かって、改めてビックリ!
少し前に、朝食を摂った食堂のすぐ前を、通過します。
総じて傾斜の緩やかな猪名湖南岸ですが、この辺りは、松原諏方神社へ向かって傾斜のある地形となっていて、湖岸から上社へと上がる石段がありました。
半ば残雪に埋まったような石段の先に、上社の拝殿が、木々の間から垣間見えていました。
猪名湖南岸の、西方向への眺めは、八ヶ岳を遥かに見渡すことのできる、開けた眺望。
スカッと晴れ渡った、気持ちの良い眺めに、ここでもウットリ。
中々先へと進むことができませんw
鏡のように…とまではいきませんでしたが、ほとんど風もなかったこの日、湖面に色彩も忠実に映った、逆さの対岸の様子も、とても素晴らしいものでした!
この日は、本当に穏やかな散策日和。
柔らかな日差しの温もりと、高原の冷たい空気とが相俟って、汗を掻くこともなく、寒さに震えることもなく、気持ちの良い散策を楽しむことができました^^
しっかりと雪の残った湖岸を、西へと進みます。
日向でも、まだ泥濘とは化してはおらずに、サクサクとした雪の感触を楽しみながらの、楽しい気分で歩いていました♪
雪に踏み込まれた足跡を辿るように、先へと進んでいきます。
沿道の眺めは、少し進む度に開けたり狭まったり…と、変化に富んで飽きさせない、猪名湖畔です。
それにしても、これ程の雪景色を、11月に眺めることになろうとは、思いもよりませんでした。
湖面の枯草越しに眺める、紺碧の湖面と蒼天という風景…その透明感に、冬の到来を実感しますね。
他に訪れている人影も見当たらない中、この素晴らしい眺めを独り占め状態…心ゆくまで、気の済むまで、眺め倒します。
切り株に積もった雪も、積もったものの形を忠実になぞっているのが、面白いですね。
こうした、目に入るちょっとした雪の眺めに、いちいち感動しきりであった、雪が珍しい人間の反応でした(^^;)
猪名湖の西の畔まで、到達しました。
これまで歩いてきた、東の方向を展望。
下の画像の、矢印の辺りに、弁財天宮があります。
猪名湖の南の湖畔を、ぐるりと歩いてきました。
弁財天宮からここまでの所要時間は、15分程。
感覚としては、猪名湖を半周したような感じですが、この辺りから湖の北半分の方が、猪名湖が広がっているので、これより向かう散策路の北岸の区間に、より時間を掛けて進むことになりそうです。
ここから散策路は、湖畔からは少し離れて、北岸の傾斜の山肌に分け入っていきます。
これまでの穏やかな眺めとは一味違う眺望に期待しつつ、先へと進みます。
<長野県小海町の高原へ-16>>
湖面も青く染まって白い地面とのコントラストが実に素晴らしい。
こんな景色の中を歩けば、寒さなんて全く気になりませんよね。
松原諏方神社の雪が積もった階段を下りるのはちょっと怖いけれど、雪の中だと更に神聖な気持ちになれそう。
『君の名は』時々行くノルマンディの映画館でも上映されていますが、ピンポイント上映で、なかなか都合が合わず、未だに見に行けてません(涙)こういう時は田舎暮らしの不都合をひしひしと感じます。
雪の白と、湖面&空の青さとのコントラストが、本当に素晴らしく、少し進んでは風景に見とれ、小さな湖の周回コースにしては、思いの外時間を費やしました。
この後、結構アップダウンも伴う道中であったので、程良く体も温まり、汗かく前にひんやりした空気でクールダウン…と、気持ちの良いそぞろ歩きを満喫しました♪
人の気配のなかった神域というのもまた、透明感のある空気を感じられたのかもしれませんね。
日本では、この週末から、「君の名は。」のIMAX上映が始まります。
映像と音声のクオリティがよりアップするとのことで、もちろん実感しに、映画館へGO!ですw