実際に旅立ってから、ちょうど1年が経過した「北を目指す旅」の記も、ようやく大阪(神戸)への最終行程まで、辿り着きました。
<<北を目指す旅-39>
稚内を発ち札幌まで飛んできたフライトから、約40分の乗り継ぎ時間で、慌ただしく神戸空港行のフライトへ搭乗。
神戸空港行のフライトは、初搭乗となる、エア・ドゥによる運航便です。
定刻に新千歳空港をテイクオフ、晴れ渡った青空の中、引き続いての絶景そして快適な、最終行程のフライトが始まりました。
往路は、朝の京都から2泊3日を掛けた陸路で、深夜の札幌へ到着しましたが、空路での復路の、新千歳空港から神戸空港への所要時間は、わずかに1時間55分です。
私が搭乗する、大阪(神戸)行のフライトが出発する、札幌・新千歳空港のゲート前。
乗り継ぎ時間があと40分程に迫っていたからか、空港スタッフの誘導により、通路をショートカットして、このゲート前へと至りました。
13時40分発の、ADO124便/ANA4824便です。
北海道に本拠を置くエアラインの、エア・ドゥが運航する、ANAとのコードシェア便で、私はANA4824便として予約を取りました。
ADO124便/ANA4824便となる、ボーイング737-700の機体が、やって来ました!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
エア・ドゥの飛行機に搭乗するのは初めてで、神戸空港へ降り立つのも初めての、初物フライト^^
搭乗が楽しみです♪
ウィングレットに描かれた、エア・ドゥのマスコットキャラクター、「ベア・ドゥ」。
ほのぼのとしていて、北海道らしい、チャーミングなクマさんですw
ウィングレットの「ベア・ドゥ」は、カメラを提げた、旅装姿。
カワ(・∀・)イイ!!ですね^^
そうこうしているうちに、出発時刻を迎えて、ADO124便/ANA4824便は、13時40分の定刻に新千歳空港を出発。
その約10分後には、離陸しました。
新千歳空港の巨大ターミナルが眼下に、みるみる後方へと離れていきます。
この旅のラストを飾る、神戸空港まで所要1時間55分のフライトが、いよいよスタート!
ADO124便/ANA4824便は、離陸後南西へと針路をとり、間もなく千歳の南に位置する苫小牧附近で、太平洋上へ。
北海道の海岸線が、次第に遠ざかっていきます。
素晴らしかった北海道の大地とも、これでお別れ。
絶対に、また来ます。
その時まで、サヨナラ!!
有料で提供される機内サービス、「Do Sky Marché(ドゥ・スカイ・マルシェ)」を利用してみました!
「パスタ入り北海道とうきびチャウダー」(500円)です。
機内で有料メニューを頼んだのも、初めてでした。
メニューを見ていて、美味しそうであったので、ついつい頼んでしまいましたw
パスタは、ショートパスタ。
北海道のエアラインとあって、チャウダーの具には、とうきびをはじめ、北海道の産物がタップリ♪
濃厚で円やかなチャウダーで、ホッコリと体も、心地良く温まります。
離陸して約15分後には、津軽海峡上空を通過して、本州北端の陸奥湾口附近へと、差し掛かってきました。
進行方向左側の座席からは、巨大な斧の形をした下北半島が、綺麗に見えていました。
この日は、本州上空へと差し掛かっても、素晴らしいまでの好天。
北海道滞在中は荒天続きで帰途に就くや晴れ上がったのは、やはり普段の行いが災いしたのかもしれません(爆)
ADO124便/ANA4824便は、津軽海峡を南西に横切るように飛行。
陸奥湾を挟んで、下北半島の対岸となる、津軽半島へと接近します。
2つの半島に囲まれた陸奥湾の形も、クッキリ。
手前に見えている津軽半島の付け根辺りの陸奥湾岸に、青森の街があります。
津軽半島の先端近く、矢印の差す辺りが、往路でいよいよ北海道へと赴く時に北海道新幹線に乗車した、奥津軽いまべつ駅です。
大体の位置にあたりを付けてズームアップしてみると…ビンゴでした!
こうして眺めてみると、本州最北の新幹線の駅である奥津軽いまべつ駅もまた、「最果ての駅」であることが理解できますね。
ズーム画像では、駅本屋と空中通路で結ばれた特徴的な入口棟も、何とか判別することができます。
北海道新幹線は、矢印のある画像の上方、津軽半島の付け根の青森方面から奥津軽いまべつ駅を経て青函トンネルへと入り、画像右端の少し先(画像外)にある本州最北端の岬、竜飛崎(たっぴざき)の地下を津軽海峡へ、更に北海道の木古内(きこない)へと抜けて、新函館北斗駅へと至っています。
往路に、津軽鉄道の津軽中里駅から北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅へ移動する前に立ち寄った十三湖も、地図のとおりにハッキリと、その全容を眺めることができました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
津軽半島の西側に広がる、津軽平野を流れている岩木川が、南(画像上方)から十三湖に流れ込んでいるのが、分かります。
画像右下に見えている細い水路で、日本海と接続している十三湖は、岩木川が河口部で砂州にせき止められて形成されました。
日本海と通じていることから、十三湖は淡水と海水とが混じった、汽水湖となっています。
画像の矢印の辺りで、十三湖特産のシジミ尽くしのランチをいただいたなぁ…。
本当に、図ったように、往路の上空をなぞるように飛行する、ADO124便/ANA4824便です。
陸路で風景を楽しみながら北へと進んでいった往路を、今度は空から南へと逆方向へ辿りながら眺め直すのも、趣深い体験でした。
このドリンクは、無料の機内サービス。
ドリンクのカップも、「ベア・ドゥ」の意匠があしらわれていますね^^
和むデザインです♪
津軽半島の西側の日本海沿岸上空を南下し、青森県西部の津軽地方のランドマーク、「津軽富士」とも呼ばれている、岩木山(標高1,625m)が見えてきました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
画像下方には、日本海に臨む、津軽半島西部の付け根に位置する、鯵ヶ沢の街や港。
鰺ヶ沢の駅では、往路にJR五能線の普通列車で五所川原へ向かう途中で、30分程の停車時間中に岩木山を駅から眺めながら、過ごしていましたね。
世界遺産・白神山地の上空へと、差し掛かってきました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
眼下に見えている、日本海の海岸線沿いを、五能線や国道101号線が、走っています。
往路では、五能線の普通列車で、この海岸沿いをノンビリと北上していました。
この日本海に面している一帯では、日本海へ向けて、海岸線の最も突き出ている辺り(翼のすぐ下)が、青森県と秋田県との県境(画像手前が青森県側)となっています。
やがて、ADO124便/ANA4824便は少しばかり日本海の沖合上空へと進み、八郎潟から男鹿半島にかけての眺望を、捉えます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
男鹿半島の付け根に広がる、八郎潟の干拓地(秋田県大潟村)の様子も、手に取るように分かりますね。
この八郎潟の東側(画像では八郎潟のすぐ上の辺り)を、JR奥羽本線が通っていて、やはり往路では、早朝の普通電車に乗車して、秋田から五能線の乗換駅である東能代までの行程で、この時見ていた風景の中を、北(画像左方向)へと移動していました。
秋田県沖を更に南下すると、今度は「出羽富士」の別名を持つ、鳥海山(標高2,236m)の山容が、視界に入ってきます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
標高2,000mを超す高峰だけあって、優美に裾野を引く巨大な山体が、ひと際目を引きます。
鳥海山は、東北地方では2番目の標高の高さを誇ります。
こうしてみると、東北地方の日本海側には、海岸近くに、美しい姿の独立峰が多いですね。
鳥海山の北の裾野(画像左側)に、秋田県と山形県の県境が通っていて、新千歳空港を離陸してからわずか35分程で、東北地方日本海側での最南端の県へと達しつつある、ADO124便/ANA4824便のフライトでした。
往路では、新潟から秋田まで、特急「いなほ5号」で通ったJR羽越本線の走る、鳥海山麓の海岸線を眺めながら、日本海上を更に南西へと、ADO124便/ANA4824便は飛行を続けます。
<北を目指す旅-41>>
<<北を目指す旅-39>
稚内を発ち札幌まで飛んできたフライトから、約40分の乗り継ぎ時間で、慌ただしく神戸空港行のフライトへ搭乗。
神戸空港行のフライトは、初搭乗となる、エア・ドゥによる運航便です。
定刻に新千歳空港をテイクオフ、晴れ渡った青空の中、引き続いての絶景そして快適な、最終行程のフライトが始まりました。
往路は、朝の京都から2泊3日を掛けた陸路で、深夜の札幌へ到着しましたが、空路での復路の、新千歳空港から神戸空港への所要時間は、わずかに1時間55分です。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
私が搭乗する、大阪(神戸)行のフライトが出発する、札幌・新千歳空港のゲート前。
乗り継ぎ時間があと40分程に迫っていたからか、空港スタッフの誘導により、通路をショートカットして、このゲート前へと至りました。
13時40分発の、ADO124便/ANA4824便です。
北海道に本拠を置くエアラインの、エア・ドゥが運航する、ANAとのコードシェア便で、私はANA4824便として予約を取りました。
ADO124便/ANA4824便となる、ボーイング737-700の機体が、やって来ました!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
エア・ドゥの飛行機に搭乗するのは初めてで、神戸空港へ降り立つのも初めての、初物フライト^^
搭乗が楽しみです♪
ウィングレットに描かれた、エア・ドゥのマスコットキャラクター、「ベア・ドゥ」。
ほのぼのとしていて、北海道らしい、チャーミングなクマさんですw
ウィングレットの「ベア・ドゥ」は、カメラを提げた、旅装姿。
カワ(・∀・)イイ!!ですね^^
そうこうしているうちに、出発時刻を迎えて、ADO124便/ANA4824便は、13時40分の定刻に新千歳空港を出発。
その約10分後には、離陸しました。
新千歳空港の巨大ターミナルが眼下に、みるみる後方へと離れていきます。
この旅のラストを飾る、神戸空港まで所要1時間55分のフライトが、いよいよスタート!
ADO124便/ANA4824便は、離陸後南西へと針路をとり、間もなく千歳の南に位置する苫小牧附近で、太平洋上へ。
北海道の海岸線が、次第に遠ざかっていきます。
素晴らしかった北海道の大地とも、これでお別れ。
絶対に、また来ます。
その時まで、サヨナラ!!
有料で提供される機内サービス、「Do Sky Marché(ドゥ・スカイ・マルシェ)」を利用してみました!
「パスタ入り北海道とうきびチャウダー」(500円)です。
機内で有料メニューを頼んだのも、初めてでした。
メニューを見ていて、美味しそうであったので、ついつい頼んでしまいましたw
パスタは、ショートパスタ。
北海道のエアラインとあって、チャウダーの具には、とうきびをはじめ、北海道の産物がタップリ♪
濃厚で円やかなチャウダーで、ホッコリと体も、心地良く温まります。
離陸して約15分後には、津軽海峡上空を通過して、本州北端の陸奥湾口附近へと、差し掛かってきました。
進行方向左側の座席からは、巨大な斧の形をした下北半島が、綺麗に見えていました。
この日は、本州上空へと差し掛かっても、素晴らしいまでの好天。
北海道滞在中は荒天続きで帰途に就くや晴れ上がったのは、やはり普段の行いが災いしたのかもしれません(爆)
ADO124便/ANA4824便は、津軽海峡を南西に横切るように飛行。
陸奥湾を挟んで、下北半島の対岸となる、津軽半島へと接近します。
2つの半島に囲まれた陸奥湾の形も、クッキリ。
手前に見えている津軽半島の付け根辺りの陸奥湾岸に、青森の街があります。
津軽半島の先端近く、矢印の差す辺りが、往路でいよいよ北海道へと赴く時に北海道新幹線に乗車した、奥津軽いまべつ駅です。
大体の位置にあたりを付けてズームアップしてみると…ビンゴでした!
こうして眺めてみると、本州最北の新幹線の駅である奥津軽いまべつ駅もまた、「最果ての駅」であることが理解できますね。
ズーム画像では、駅本屋と空中通路で結ばれた特徴的な入口棟も、何とか判別することができます。
北海道新幹線は、矢印のある画像の上方、津軽半島の付け根の青森方面から奥津軽いまべつ駅を経て青函トンネルへと入り、画像右端の少し先(画像外)にある本州最北端の岬、竜飛崎(たっぴざき)の地下を津軽海峡へ、更に北海道の木古内(きこない)へと抜けて、新函館北斗駅へと至っています。
往路に、津軽鉄道の津軽中里駅から北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅へ移動する前に立ち寄った十三湖も、地図のとおりにハッキリと、その全容を眺めることができました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
津軽半島の西側に広がる、津軽平野を流れている岩木川が、南(画像上方)から十三湖に流れ込んでいるのが、分かります。
画像右下に見えている細い水路で、日本海と接続している十三湖は、岩木川が河口部で砂州にせき止められて形成されました。
日本海と通じていることから、十三湖は淡水と海水とが混じった、汽水湖となっています。
画像の矢印の辺りで、十三湖特産のシジミ尽くしのランチをいただいたなぁ…。
本当に、図ったように、往路の上空をなぞるように飛行する、ADO124便/ANA4824便です。
陸路で風景を楽しみながら北へと進んでいった往路を、今度は空から南へと逆方向へ辿りながら眺め直すのも、趣深い体験でした。
このドリンクは、無料の機内サービス。
ドリンクのカップも、「ベア・ドゥ」の意匠があしらわれていますね^^
和むデザインです♪
津軽半島の西側の日本海沿岸上空を南下し、青森県西部の津軽地方のランドマーク、「津軽富士」とも呼ばれている、岩木山(標高1,625m)が見えてきました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
画像下方には、日本海に臨む、津軽半島西部の付け根に位置する、鯵ヶ沢の街や港。
鰺ヶ沢の駅では、往路にJR五能線の普通列車で五所川原へ向かう途中で、30分程の停車時間中に岩木山を駅から眺めながら、過ごしていましたね。
世界遺産・白神山地の上空へと、差し掛かってきました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
眼下に見えている、日本海の海岸線沿いを、五能線や国道101号線が、走っています。
往路では、五能線の普通列車で、この海岸沿いをノンビリと北上していました。
この日本海に面している一帯では、日本海へ向けて、海岸線の最も突き出ている辺り(翼のすぐ下)が、青森県と秋田県との県境(画像手前が青森県側)となっています。
やがて、ADO124便/ANA4824便は少しばかり日本海の沖合上空へと進み、八郎潟から男鹿半島にかけての眺望を、捉えます。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
男鹿半島の付け根に広がる、八郎潟の干拓地(秋田県大潟村)の様子も、手に取るように分かりますね。
この八郎潟の東側(画像では八郎潟のすぐ上の辺り)を、JR奥羽本線が通っていて、やはり往路では、早朝の普通電車に乗車して、秋田から五能線の乗換駅である東能代までの行程で、この時見ていた風景の中を、北(画像左方向)へと移動していました。
秋田県沖を更に南下すると、今度は「出羽富士」の別名を持つ、鳥海山(標高2,236m)の山容が、視界に入ってきます。
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標高2,000mを超す高峰だけあって、優美に裾野を引く巨大な山体が、ひと際目を引きます。
鳥海山は、東北地方では2番目の標高の高さを誇ります。
こうしてみると、東北地方の日本海側には、海岸近くに、美しい姿の独立峰が多いですね。
鳥海山の北の裾野(画像左側)に、秋田県と山形県の県境が通っていて、新千歳空港を離陸してからわずか35分程で、東北地方日本海側での最南端の県へと達しつつある、ADO124便/ANA4824便のフライトでした。
往路では、新潟から秋田まで、特急「いなほ5号」で通ったJR羽越本線の走る、鳥海山麓の海岸線を眺めながら、日本海上を更に南西へと、ADO124便/ANA4824便は飛行を続けます。
<北を目指す旅-41>>
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