日本海に浮かぶ、利尻富士の絶景…波打ち際から、今度は高台のパーキングスペースへと場所を移して、雄大で美しい眺めを愉しみます。
<<北を目指す旅-36>
海岸近くに、屏風のように連なる丘陵、日本海の浜辺から稚内の市街地へと抜ける切通し近くに設けられた、見晴らしの良いパーキングスペースからの眺望からは、浜辺からのそれとはまた異なった、広々とした趣きのある眺めを満喫することができました。
真っ青に晴れ上がった空の下、利尻富士はもとより、その西隣の礼文島までもを遥かに見渡す、スケールの大きなパノラマは、北を目指してきた今回の旅の締め括りの風景に相応しいものでした。
その印象的な風景を、シッカリと記憶に焼き付けるべく、時間の許す限り、眺め続けます。
<利尻島>
<利尻山(利尻富士)>
<礼文島>
記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。
稚内の海岸から、海とは逆の陸側を眺めると、このように丘陵が、屏風のように連なって聳えていました。
丘陵は、クマザサにビッシリと覆われている、道北でよく見られる景色です。
この丘の向こう側に、稚内の市街地があります。
北海道の日本海側を北上してきた、「日本海オロロンライン」の道路がこの丘を越えて、稚内市街へと至っています。
海岸から1km弱、オロロンラインが丘に取り付き、稚内市街へ向けて丘を越える手前にある、「夕日が丘パーキング」から、日本海の方向を一望。
高台にあるパーキングスペースだけに、素晴らしい眺望が広がっていました!
日本海を望む、西へ開けた展望を楽しむことのできるパーキングは、「夕日が丘」の名称のとおり、快晴であれば、日没時の利尻富士の絶景を堪能することができそうです。
もちろん、このとおり、ここからの眺めが絶景であることには、日没時以外でも変わることがありません。
快晴の青空をバックにして、日本海の水平線上に聳え立つ、利尻富士の絶景が恣に。
「海上に聳える高山」という、利尻富士の印象的な風景は、見飽きる事がありませんね。
利尻富士のある利尻島の北(画像では右)には、礼文島も見えています。
利尻富士は高い場所から眺めても、均整のとれた秀麗な姿を披露してくれます。
高い場所からは、山と海と海岸のパノラマの、雄大な風景を楽しむことができるのが、いいですね^^
利尻富士の頂上に掛かった雲が、山肌に影を落としているのも、ハッキリと判別できました。
パーキングから、北海道側の南の方向を眺めています。
弧を描く海岸線が続いている、美しい風景。
画像の左端からオロロンラインの道路が、その海岸へと、急な坂道を下っていきます。
時間が許せば、このオロロンラインを再び、日本海に沿ってドライブしたいところでしたが、あいにくこの日はこの後、飛行機に乗って帰途に就かなければなりません。
今回は、この景色を眺めることで、我慢です;
「夕日が丘パーキング」からの眺めを、動画で撮影。
(風切り音が非常に大きいので、再生時は音量を絞って下さい!)
弧を描く南側の海岸、利尻と礼文の両島、パーキング背後の丘陵の急な斜面…と、これまで眺めていた風景を、改めて見回しています。
動画再生時の風の音からも分かるとおり、この日も前日から続く強風が吹き渡り、遮るもののないこのパーキングでも、じっと立っているだけでも、かなり困難でした;;
他の景色を眺めても、やはりこの地の景観のメインは、利尻富士。
どうしても視線は、一々利尻の美しい姿へと、向けられてしまいますw
先程と比べて、頂上の雲も、薄くなってきたような気がしました。
強風によって、雲は刻々と、その形を変化させていきます。
コンデジで、可能な限り、ズームアップしてみました。
山頂から麓へと至る、尾根や谷の様子が、一層迫力を持って引き寄せられます!
尾根と尾根との間に刻み込まれた谷は、未だ雪に厚く覆われているように見えます。
水平線上の標高0mから山頂の標高1,721mに達する山塊が、如何に巨大であるかを実感することのできた、ズーム画像でした。
パーキングからの雄大な眺めを、今度はパノラマ撮影。
海上の独立峰である利尻富士は、どのように写しても、日本最北の地の景観の主役ですね!
利尻富士の存在で、この広大な風景が、ただ広大であるだけではない、特別の風景となっています。
このパノラマでも、利尻島に加えて、その北(右)隣には礼文島の姿を認めることができ、快晴の下での日本海北部沿岸の絶景を、満喫していました。
それにしても、見落とすことがない位の存在感を誇る利尻島と、この好天でもその島影を辛うじて判別することのできる礼文島の見え方の差が、対照的ですね。
最も近い所では、礼文水道を挟んで、直線距離にして10kmあるかどうか位に近寄っている隣同士の島々ですが、最高地点の標高の違い(利尻島:1,721m/礼文島:490m)や、北海道からの距離(礼文島の方が北海道から離れている)等の関係で、これ程の見え方の差となっているのでしょう。
どうしても見栄えのする利尻富士を擁する利尻島の方へ視線を向けがちとなりますが、決して利尻島に劣らない魅力を持つ島である、礼文島もせっかく見えているので、シッカリと激写♪
画像中で最も高くなっている辺りが、最高地点である標高490mの礼文岳でしょうか。
白雪を纏っていた利尻島とは異なり、ほとんど雪の見当たらない礼文島の、黒い島影です。
礼文島は、利尻島の北西に位置していて、標高0m地帯の場所から200種を超える高山植物が生育し、花の季節には一斉に開花することから、「花の浮島」の異名を持っています。
機会があれば、利尻共々、訪れてみたいですね。
吹き荒ぶ強風の冷たさに耐えながら、眼前の風景を眺めているうち、遂に山頂部に掛かっていた雲が山頂を離れて、利尻富士の山容の全てが遂に明らかに!!
雲さん、離れてくれてありがとう(^o^)
稚内空港へ向かわなければならない時間が刻一刻と近付く中、最後のギリギリの瞬間で、裾野から山頂へと至る秀麗な利尻富士の全てを、この目に焼き付けることができて、大満足。
残された滞在時間の全てを、この貴重な瞬間の展望に費やしました。
雲の晴れた利尻富士の山頂を、ズームアップ。
頂へと至るまでの険しい地形が利尻富士に対して、より神々しい畏れの感情を抱かせます。
上空へと去った雲の落とす影も拡大されて、山上での厳しい自然の様子を、垣間見ました。
山頂が再び雲に覆われてしまう前に、展望のアングルで撮影。
早くも、小さな雲の塊が、山頂に掛かり始めていました;
辛うじて山頂部のほとんどが見えているので、ギリギリセーフといった感じです(^^;)
お隣の礼文島も一緒に写した、素敵な思い出となった絶景でした!
この旅での滞在を、このような素晴らしい絶景で締め括ることができたことに大いに満足して、稚内空港へ向け、「夕日が丘パーキング」を出発しました。
<北を目指す旅-38>>
<<北を目指す旅-36>
海岸近くに、屏風のように連なる丘陵、日本海の浜辺から稚内の市街地へと抜ける切通し近くに設けられた、見晴らしの良いパーキングスペースからの眺望からは、浜辺からのそれとはまた異なった、広々とした趣きのある眺めを満喫することができました。
真っ青に晴れ上がった空の下、利尻富士はもとより、その西隣の礼文島までもを遥かに見渡す、スケールの大きなパノラマは、北を目指してきた今回の旅の締め括りの風景に相応しいものでした。
その印象的な風景を、シッカリと記憶に焼き付けるべく、時間の許す限り、眺め続けます。
<利尻島>
<利尻山(利尻富士)>
<礼文島>
記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。
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稚内の海岸から、海とは逆の陸側を眺めると、このように丘陵が、屏風のように連なって聳えていました。
丘陵は、クマザサにビッシリと覆われている、道北でよく見られる景色です。
この丘の向こう側に、稚内の市街地があります。
北海道の日本海側を北上してきた、「日本海オロロンライン」の道路がこの丘を越えて、稚内市街へと至っています。
海岸から1km弱、オロロンラインが丘に取り付き、稚内市街へ向けて丘を越える手前にある、「夕日が丘パーキング」から、日本海の方向を一望。
高台にあるパーキングスペースだけに、素晴らしい眺望が広がっていました!
日本海を望む、西へ開けた展望を楽しむことのできるパーキングは、「夕日が丘」の名称のとおり、快晴であれば、日没時の利尻富士の絶景を堪能することができそうです。
もちろん、このとおり、ここからの眺めが絶景であることには、日没時以外でも変わることがありません。
快晴の青空をバックにして、日本海の水平線上に聳え立つ、利尻富士の絶景が恣に。
「海上に聳える高山」という、利尻富士の印象的な風景は、見飽きる事がありませんね。
利尻富士のある利尻島の北(画像では右)には、礼文島も見えています。
利尻富士は高い場所から眺めても、均整のとれた秀麗な姿を披露してくれます。
高い場所からは、山と海と海岸のパノラマの、雄大な風景を楽しむことができるのが、いいですね^^
利尻富士の頂上に掛かった雲が、山肌に影を落としているのも、ハッキリと判別できました。
パーキングから、北海道側の南の方向を眺めています。
弧を描く海岸線が続いている、美しい風景。
画像の左端からオロロンラインの道路が、その海岸へと、急な坂道を下っていきます。
時間が許せば、このオロロンラインを再び、日本海に沿ってドライブしたいところでしたが、あいにくこの日はこの後、飛行機に乗って帰途に就かなければなりません。
今回は、この景色を眺めることで、我慢です;
「夕日が丘パーキング」からの眺めを、動画で撮影。
(風切り音が非常に大きいので、再生時は音量を絞って下さい!)
弧を描く南側の海岸、利尻と礼文の両島、パーキング背後の丘陵の急な斜面…と、これまで眺めていた風景を、改めて見回しています。
動画再生時の風の音からも分かるとおり、この日も前日から続く強風が吹き渡り、遮るもののないこのパーキングでも、じっと立っているだけでも、かなり困難でした;;
他の景色を眺めても、やはりこの地の景観のメインは、利尻富士。
どうしても視線は、一々利尻の美しい姿へと、向けられてしまいますw
先程と比べて、頂上の雲も、薄くなってきたような気がしました。
強風によって、雲は刻々と、その形を変化させていきます。
コンデジで、可能な限り、ズームアップしてみました。
山頂から麓へと至る、尾根や谷の様子が、一層迫力を持って引き寄せられます!
尾根と尾根との間に刻み込まれた谷は、未だ雪に厚く覆われているように見えます。
水平線上の標高0mから山頂の標高1,721mに達する山塊が、如何に巨大であるかを実感することのできた、ズーム画像でした。
パーキングからの雄大な眺めを、今度はパノラマ撮影。
海上の独立峰である利尻富士は、どのように写しても、日本最北の地の景観の主役ですね!
利尻富士の存在で、この広大な風景が、ただ広大であるだけではない、特別の風景となっています。
このパノラマでも、利尻島に加えて、その北(右)隣には礼文島の姿を認めることができ、快晴の下での日本海北部沿岸の絶景を、満喫していました。
それにしても、見落とすことがない位の存在感を誇る利尻島と、この好天でもその島影を辛うじて判別することのできる礼文島の見え方の差が、対照的ですね。
最も近い所では、礼文水道を挟んで、直線距離にして10kmあるかどうか位に近寄っている隣同士の島々ですが、最高地点の標高の違い(利尻島:1,721m/礼文島:490m)や、北海道からの距離(礼文島の方が北海道から離れている)等の関係で、これ程の見え方の差となっているのでしょう。
どうしても見栄えのする利尻富士を擁する利尻島の方へ視線を向けがちとなりますが、決して利尻島に劣らない魅力を持つ島である、礼文島もせっかく見えているので、シッカリと激写♪
画像中で最も高くなっている辺りが、最高地点である標高490mの礼文岳でしょうか。
白雪を纏っていた利尻島とは異なり、ほとんど雪の見当たらない礼文島の、黒い島影です。
礼文島は、利尻島の北西に位置していて、標高0m地帯の場所から200種を超える高山植物が生育し、花の季節には一斉に開花することから、「花の浮島」の異名を持っています。
機会があれば、利尻共々、訪れてみたいですね。
吹き荒ぶ強風の冷たさに耐えながら、眼前の風景を眺めているうち、遂に山頂部に掛かっていた雲が山頂を離れて、利尻富士の山容の全てが遂に明らかに!!
雲さん、離れてくれてありがとう(^o^)
稚内空港へ向かわなければならない時間が刻一刻と近付く中、最後のギリギリの瞬間で、裾野から山頂へと至る秀麗な利尻富士の全てを、この目に焼き付けることができて、大満足。
残された滞在時間の全てを、この貴重な瞬間の展望に費やしました。
雲の晴れた利尻富士の山頂を、ズームアップ。
頂へと至るまでの険しい地形が利尻富士に対して、より神々しい畏れの感情を抱かせます。
上空へと去った雲の落とす影も拡大されて、山上での厳しい自然の様子を、垣間見ました。
山頂が再び雲に覆われてしまう前に、展望のアングルで撮影。
早くも、小さな雲の塊が、山頂に掛かり始めていました;
辛うじて山頂部のほとんどが見えているので、ギリギリセーフといった感じです(^^;)
お隣の礼文島も一緒に写した、素敵な思い出となった絶景でした!
この旅での滞在を、このような素晴らしい絶景で締め括ることができたことに大いに満足して、稚内空港へ向け、「夕日が丘パーキング」を出発しました。
<北を目指す旅-38>>
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