京都在住の友人と実に3年ぶりに再会し、シックなイタリア料理店で、美味しい料理に舌鼓を打ちました。
京都の都心部、人や車の往来でにぎわう表通りから少し入り、別世界のような静けさに包まれた一角に佇むお店は、素敵な雰囲気♪
アラカルトで注文したメニューをシェアしながら、話に花を咲かせつつ、いつしか気持ちよく満腹になっていました。
京都の街中、烏丸御池から西北へ少し入った閑静な住宅街で、静かにお客を待つように佇んでいた、イタリア料理店「Lino」。
お店のエントランスは間口が狭いながらも、奥行きを感じさせる、隠れ家的な雰囲気も漂わせている、素敵な店構えです。
店内も外観と同様に、シックな内装が、居心地の良い雰囲気を演出しています。
すっきりとシンプルな意匠で纏めたセンスが、心地よかったです^^
3年ぶりに再会叶った友人と、まずは生で乾杯。
一口飲んでから、撮影を思い出しました(^^;)
グラスが運ばれてきたときは、グラスの高さピッタリまで、きめ細かな泡が程良い厚みの層を成していて、そんなところにも、お店のこだわりを感じていました。
テーブルを囲んだ友人との再会は、実に3年ぶり…日頃の慌ただしさにかまけて連絡を怠ると、あっという間に月日が過ぎてしまうものだと、思い知らされます;
この日は席だけ予約して、メニューはアラカルトで、あれこれ注文。
まずは突き出しで、ジャガイモのパンナコッタ。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
散蓮華のような器で、運ばれてきました。
上に載っているのは、カラスミです。
あっさりしたパンナコッタと、濃厚なカラスミの円やかさとが、互いの美味しさを引き立て合う、絶品な突き出しでした。
続いての料理の数々への期待も、俄然跳ね上がります!
アンティパストの、カッポンマーグロ。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
カッポンマーグロとは、メニューには「十種の魚介と野菜のサラダ仕立て」とあり、魚介類と野菜が合わせて十種類、彩りも豊かに皿の上で、それは美味しそうに盛られていましたw
新鮮な野菜の瑞々しさと、エビやホタテのコクのある風味を、存分に味わいます。
Linoさんは、シェアで頼んだメニューの品を、それぞれの皿に盛り付けて、テーブルまで運んでくれます。
テーブルを囲んだ同士で分け合うのも楽しいですが、こうして盛り付けて運んでくれるスタイルでは、盛り付けのセンスも楽しむことができますね♪
もちろん、パスタもしっかりオーダー。
ショートパスタであるトロフィエの、フレッシュムール貝入りジェノベーゼです。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
Linoさんでは、20あるイタリアの州の料理を月替わりで紹介しているらしく、この7月は、イタリア最大の港町ジェノバのあるリグーリア州が、「今月のスポット州」となっていました。
トロフィエのもっちりとした、コシのある食感は、クセになる美味しさですね。
グリーンも鮮やかなバジルペーストの香りと風味とを堪能できるジェノベーゼを、久しぶりに味わいました。
ムール貝もタップリで、ボリューム的にも大満足!
せっかくイタリアンを愉しんでいるので、もちろんワインもいただきます。
「マテルガ ベルディッキオ ディ マテリカ リゼルバ」という、イタリア中部のアドリア海側に位置する、マルケ州の白ワインを。
クセのないクリアな風味で、野菜や魚介の料理に良く合う、飲みやすいワインです。
上品な黄金色に輝く白ワインにも、ウットリw
この日のメイン的なメニューの、骨付きウサギモモ肉の煮込み リグーリア風。
こちらも「今月のスポット州」である、リグーリア州の料理です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
黄色のソースも、スタッフの方が説明してくれたのですが、酔いも回った状態で友人と話し込んでいた状態であったため、シッカリと聞き取れていなかったらしく、記憶に残っていません(爆)
しつこくなく、ライトな風味が魅力的なウサギ肉。
骨からホロホロと解れる、瑞々しい弾力に富んだ食感の肉の美味しさの、虜となっていました。
米も食べたくなりw、リゾットも注文。
炙り生ウニとグリーンアスパラの、堪らなく美味しそうなリゾットです!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
あっさり風味に美味しく仕上がったメインのウサギ肉の煮込みとは対照的に、こちらは、炙って香ばしさの増した生ウニとバターやチーズ仕立てのリゾットとの、濃厚なコクが奏でる美味しさに魅せられた一品です。
濃厚な風味な中に、グリーンアスパラの爽やかさな味わいも絡んだ、美味しさを何重にも感じることができました。
一風変わった、本日の鮮魚のアクアパッツァ。
この日の魚はアカムツ(ノドグロ)という、豪華なアクアパッツァです(^г^)
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
アカムツの赤い皮はカリッと焼き上がっていて、繊細な柔らかさも素晴らしい白身と、それぞれの素晴らしい食感を同時に味わうことができます。
アカムツのエキスもタップリ染み出たスープ仕立てとなった、個性的なアクアパッツァですね。
このようなスタイルのものは、初めての体験でした。
アカムツの他には、ナスが入っていたのも、新鮮でした。
初夏の美味しさも味わった、季節感タップリのアクアパッツァです。
この日は注文しませんでしたが、この魚の出汁タップリなスープで、〆リゾットも作ってくれます♪
純粋に、スープとして結構な量をいただき、ここまでの素敵な料理の数々で、気持ちよくお腹も満たされました。
デザートには、ビアンコマンジャーレ キウイのコンポートを。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
アーモンドとココナツ風味のミルクプリンの、とてもマイルドな甘みに癒される、食後のひと時。
キウイの程良い酸味が、素敵なアクセントのデザートでした。
Linoさんは、多彩なレギュラーメニューの他にも、月替わりやその他限定のメニューも豊富で、楽しく注文を決めることができます。
ワインも多様に取り揃えられているようで、スタッフさんの気持ちの良い対応ぶりからも、とても気持ち良く美味しい料理を、心から楽しむことができました。
舌にはもちろん、センス良い盛り付けで目にも美味しい個性的な料理の数々、本当にごちそうさまでした!
また1つ、素敵なお店と出逢えた幸運に感謝です。
京都の都心部、人や車の往来でにぎわう表通りから少し入り、別世界のような静けさに包まれた一角に佇むお店は、素敵な雰囲気♪
アラカルトで注文したメニューをシェアしながら、話に花を咲かせつつ、いつしか気持ちよく満腹になっていました。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
京都の街中、烏丸御池から西北へ少し入った閑静な住宅街で、静かにお客を待つように佇んでいた、イタリア料理店「Lino」。
お店のエントランスは間口が狭いながらも、奥行きを感じさせる、隠れ家的な雰囲気も漂わせている、素敵な店構えです。
店内も外観と同様に、シックな内装が、居心地の良い雰囲気を演出しています。
すっきりとシンプルな意匠で纏めたセンスが、心地よかったです^^
3年ぶりに再会叶った友人と、まずは生で乾杯。
一口飲んでから、撮影を思い出しました(^^;)
グラスが運ばれてきたときは、グラスの高さピッタリまで、きめ細かな泡が程良い厚みの層を成していて、そんなところにも、お店のこだわりを感じていました。
テーブルを囲んだ友人との再会は、実に3年ぶり…日頃の慌ただしさにかまけて連絡を怠ると、あっという間に月日が過ぎてしまうものだと、思い知らされます;
この日は席だけ予約して、メニューはアラカルトで、あれこれ注文。
まずは突き出しで、ジャガイモのパンナコッタ。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
散蓮華のような器で、運ばれてきました。
上に載っているのは、カラスミです。
あっさりしたパンナコッタと、濃厚なカラスミの円やかさとが、互いの美味しさを引き立て合う、絶品な突き出しでした。
続いての料理の数々への期待も、俄然跳ね上がります!
アンティパストの、カッポンマーグロ。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
カッポンマーグロとは、メニューには「十種の魚介と野菜のサラダ仕立て」とあり、魚介類と野菜が合わせて十種類、彩りも豊かに皿の上で、それは美味しそうに盛られていましたw
新鮮な野菜の瑞々しさと、エビやホタテのコクのある風味を、存分に味わいます。
Linoさんは、シェアで頼んだメニューの品を、それぞれの皿に盛り付けて、テーブルまで運んでくれます。
テーブルを囲んだ同士で分け合うのも楽しいですが、こうして盛り付けて運んでくれるスタイルでは、盛り付けのセンスも楽しむことができますね♪
もちろん、パスタもしっかりオーダー。
ショートパスタであるトロフィエの、フレッシュムール貝入りジェノベーゼです。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
Linoさんでは、20あるイタリアの州の料理を月替わりで紹介しているらしく、この7月は、イタリア最大の港町ジェノバのあるリグーリア州が、「今月のスポット州」となっていました。
トロフィエのもっちりとした、コシのある食感は、クセになる美味しさですね。
グリーンも鮮やかなバジルペーストの香りと風味とを堪能できるジェノベーゼを、久しぶりに味わいました。
ムール貝もタップリで、ボリューム的にも大満足!
せっかくイタリアンを愉しんでいるので、もちろんワインもいただきます。
「マテルガ ベルディッキオ ディ マテリカ リゼルバ」という、イタリア中部のアドリア海側に位置する、マルケ州の白ワインを。
クセのないクリアな風味で、野菜や魚介の料理に良く合う、飲みやすいワインです。
上品な黄金色に輝く白ワインにも、ウットリw
この日のメイン的なメニューの、骨付きウサギモモ肉の煮込み リグーリア風。
こちらも「今月のスポット州」である、リグーリア州の料理です。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
黄色のソースも、スタッフの方が説明してくれたのですが、酔いも回った状態で友人と話し込んでいた状態であったため、シッカリと聞き取れていなかったらしく、記憶に残っていません(爆)
しつこくなく、ライトな風味が魅力的なウサギ肉。
骨からホロホロと解れる、瑞々しい弾力に富んだ食感の肉の美味しさの、虜となっていました。
米も食べたくなりw、リゾットも注文。
炙り生ウニとグリーンアスパラの、堪らなく美味しそうなリゾットです!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
あっさり風味に美味しく仕上がったメインのウサギ肉の煮込みとは対照的に、こちらは、炙って香ばしさの増した生ウニとバターやチーズ仕立てのリゾットとの、濃厚なコクが奏でる美味しさに魅せられた一品です。
濃厚な風味な中に、グリーンアスパラの爽やかさな味わいも絡んだ、美味しさを何重にも感じることができました。
一風変わった、本日の鮮魚のアクアパッツァ。
この日の魚はアカムツ(ノドグロ)という、豪華なアクアパッツァです(^г^)
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
アカムツの赤い皮はカリッと焼き上がっていて、繊細な柔らかさも素晴らしい白身と、それぞれの素晴らしい食感を同時に味わうことができます。
アカムツのエキスもタップリ染み出たスープ仕立てとなった、個性的なアクアパッツァですね。
このようなスタイルのものは、初めての体験でした。
アカムツの他には、ナスが入っていたのも、新鮮でした。
初夏の美味しさも味わった、季節感タップリのアクアパッツァです。
この日は注文しませんでしたが、この魚の出汁タップリなスープで、〆リゾットも作ってくれます♪
純粋に、スープとして結構な量をいただき、ここまでの素敵な料理の数々で、気持ちよくお腹も満たされました。
デザートには、ビアンコマンジャーレ キウイのコンポートを。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
アーモンドとココナツ風味のミルクプリンの、とてもマイルドな甘みに癒される、食後のひと時。
キウイの程良い酸味が、素敵なアクセントのデザートでした。
Linoさんは、多彩なレギュラーメニューの他にも、月替わりやその他限定のメニューも豊富で、楽しく注文を決めることができます。
ワインも多様に取り揃えられているようで、スタッフさんの気持ちの良い対応ぶりからも、とても気持ち良く美味しい料理を、心から楽しむことができました。
舌にはもちろん、センス良い盛り付けで目にも美味しい個性的な料理の数々、本当にごちそうさまでした!
また1つ、素敵なお店と出逢えた幸運に感謝です。
シェアしたお料理をこんなに綺麗に盛り付けて出してくれるのですね。
これぐらいの量だったら味に飽きる前に全部お腹に入ってしまいますね。
赤ムツのアクアパッツァ、なんと贅沢な一品。
脂が乗っていながらしつこくない赤ムツはどんなお料理にしても美味しいですよね。
やっぱり美味しいものを少しずつ味わえる食文化の国はいいですね。
アラカルトで色々注文したのですが、コースをいただいている気分でした。
アクアパッツァ、ノドグロが入った日に訪れたのは、幸運というべきですよね♪
肉も魚も、脂分を上手く処理されていて、胃もたれせずに美味しさを存分に堪能して、気持ちよく満腹になれた「幸せイタリアン」満喫の夕べでした。
イタリアンもシェアすると、比較的適量で多彩なメニューを味わえて、いいものですね。