今年(平成26年 / 2014年)は1月31日が旧暦の元日即ち旧正月だそうで、そういえば初詣も今年はまだ行っていなかったことを思い出し、旧正月直後の週末に、伏見稲荷へお参りしてきました。
節分や初午の大祭を間近に控えた2月最初の日曜日、伏見稲荷は相変わらず大勢の参詣客で賑わっていました。
<伏見稲荷大社>
…という訳で、やって来ました伏見稲荷大社。
言わずと知れた、全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮です。
宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)を主祭神として、佐田彦大神(さたひこのおおかみ)、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)、田中大神(たなかのおおかみ)、四大神(しのおおかみ)の五柱の神様をお祀りしています。
酒所である伏見にあるだけあって、たくさんの献酒が納められていました^^
主祭神の宇迦之御魂大神が穀物の神様であるためか、食べ物も多く奉献されていました。
伏見稲荷の本殿。
優美な造りをしています。
お参りを済ませて、稲荷山に広がる境内を巡る参道へと進みます。
本殿前に控えている二頭の狐のうちの一頭。
赤い前掛けが、ちょっとお茶目♪
口に咥えているのは、稲穂でしょうか。
流石は、穀物の神様の眷属(お使い)ですね。
尻尾の先端にも、金色をした面白い形のものが(^-^)
せっかくなので、お神籤も引いてみました!
「向大吉」…って、初めて見ました。。。
良い運勢なのかな?
有名な、千本鳥居です。
小ぶりな鳥居がびっしりと立ち並ぶ様は、壮観!
光と影のコントラストが、この空間をより神秘的に仕立て上げているようです。
この、鳥居の醸し出す雰囲気には、知らず知らずのうちに感化されてしまいます…正に神域ですね。
それにしても、大勢の参詣者がひっきりなしに行き来するので、人並みの途切れたほんの一瞬を捉えるのは、至難の業でした;
千本鳥居がどれ位密集しているかというと、これ位!!
全て奉納された鳥居から成っています。
千本鳥居を抜けると、そこは奥社奉拝所(奥の院)になります。
ここでは、絵馬も狐に代わられていますw
皆さん思い思いの狐の顔を書き足していますねぇ(^o^)
これもよく知られている、「おもかる石」も、ここにあります。
モチロン、願い事を祈念して持ち上げてみました!
重さが思っていたよりも軽かったか重かったかは、ヒミツです(^^;)
伏見稲荷の境内は、こうした大小の夥しい数の鳥居に満ちています。
古来からの、人々の願い事をかける信仰が積み重なっている様を見ている思いです。
奥社奉拝所から、更に稲荷山を登る山道へと歩を進めます。
この案内看板にあるように、境内を巡る山道にも概ね鳥居が立っています。
山道を進むにつれ、稲荷山へと分け入っていることが、周囲の風景の変化から分かります。
周囲はすっかり山林に覆われて、京都市南部の伏見の市街地がすぐ隣接しているとは、俄に信じられない景色となっています。
稲荷山の中を縫うように、山道を登っていきます。
見上げると、一直線に果てしなく続いていそうに見える石段;
挫けそうになる気持ちを辛うじて保ってw、ただひたすら一歩一歩踏みしめるように、この石段を登ります。
日頃の運動不足を痛感するひと時でした(爆)
ゼェゼェヒィヒィ息をつきながら、どうにか山頂の、一ノ峯(いちのみね)に到達しました~!
休み休みゆっくり登ってきたとはいえ、奥社奉拝所から小一時間程を要しました;
この日は日中比較的暖かであったこともあって、到着時には滝のような汗をかき、コートも脱いでいました。
小休止の後、一ノ峯を出発、今度は下りの石段を下りていくこととなりましたが、当然ながらかなりの勾配で、膝が笑う感触を久し振りに体験することとなりました(^^;)
途中、二ノ峯、三ノ峯…等の社を通過します。
社の傍らには、甘酒等を振舞う休憩所が必ずありました。
こんな手水も^^
参道が稲荷山をぐるりと周回する起点・終点の位置にあたる四ツ辻まで戻ってきました。
ここでも一休み。
こんな所にも可愛らしい鳥居がw
四ツ辻にあるお店で売っていた、ソフトクリーム。
期間限定の、お神籤付き紅白ソフトw
普段はあまりこういうものを買おうという気は起きないのですが、疲労した身体が糖分を要求したのか、無性に食べたくなり、買ってしまいました(^^;)
ソフトクリーム自体は、バニラと厳選いちご(どの辺が「厳選」かは謎w)で、甘さと酸味の両方を同時に味わえました!
円やかなバニラの甘味とスッキリ感のある厳選いちご(どの辺ry)味とのバランスも良く、美味しくいただきました♪
ソフトクリームと一緒に渡された、お神籤。
今度はどんな運勢でしょう???
半吉でした(ビミョ~;)
短歌風の文言…何となく、意味は分かるような気がします。。。
四ツ辻からは、伏見の街が一望できます。
この日は、ガスっているような、ぼんやり霞みがかった眺めでした。
にゃんこ♪
境内を我が物に、悠々と参道を横切り、通り過ぎていきました。
再び奥社奉拝所。
反対側から眺めた、千本鳥居です。
千本鳥居の区間は、このように二つに分かれた参道が並行しています。
時刻は16時30分頃、灯りが点りました。
帰路を急ぎます。
本殿前を通って、楼門へと出てきました。
来た時に眺めた姿と比べ、西に傾いた太陽の光を浴びて、金箔の部分が鮮やかに輝いていたのが印象的でした。
結局、3時間以上にわたり境内を巡ったこととなり、こんなに「渾身の」力を振り絞ることとなるとは思いもよらなかった初詣となりました!
楼門からは、表参道がJR奈良線の稲荷駅前まで真っ直ぐに伸びています。
その表参道の端の稲荷駅前、ここでも多くの人が記念撮影に興じていました。
中々面白い格好をしている、表参道の端、稲荷駅前の狐。
遊んでいるのでしょうかねw
あまりふざけていると、神様に怒られちゃうゾ^^
充実した疲労感に包まれて、伏見稲荷を後にしました。
JRの稲荷駅から徒歩数分の所にある、京阪電車の伏見稲荷駅。
来る時も、京阪電車でこの駅に降り立ちました。
この後、私用で大阪へ行く必要があり、当初は伏見稲荷からより近い稲荷駅からJRに乗車しようと思っていたのですが、ホーム上の人の多さにたじろぎ、京阪電車で大阪へ向かうことにしました。
柱や柵等を朱に塗り、伏見稲荷の門前の雰囲気を醸し出しています。
撮影しませんでしたが、稲荷駅も同様に、柱が朱色となっていました。
伏見稲荷駅にも、狐が控えていました♪
狐に見送られて、大阪へと赴きます。
伏見稲荷へ参詣したのは、実は今回が初めてです!
思っていたよりも遙かに広大な境内で、いい運動にもなったし、折を見てまたお参りしてみようという気になった、神様を身近に感じられるような伏見稲荷の初詣でした。
節分や初午の大祭を間近に控えた2月最初の日曜日、伏見稲荷は相変わらず大勢の参詣客で賑わっていました。
<伏見稲荷大社>
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
…という訳で、やって来ました伏見稲荷大社。
言わずと知れた、全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮です。
宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)を主祭神として、佐田彦大神(さたひこのおおかみ)、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)、田中大神(たなかのおおかみ)、四大神(しのおおかみ)の五柱の神様をお祀りしています。
酒所である伏見にあるだけあって、たくさんの献酒が納められていました^^
主祭神の宇迦之御魂大神が穀物の神様であるためか、食べ物も多く奉献されていました。
伏見稲荷の本殿。
優美な造りをしています。
お参りを済ませて、稲荷山に広がる境内を巡る参道へと進みます。
本殿前に控えている二頭の狐のうちの一頭。
赤い前掛けが、ちょっとお茶目♪
口に咥えているのは、稲穂でしょうか。
流石は、穀物の神様の眷属(お使い)ですね。
尻尾の先端にも、金色をした面白い形のものが(^-^)
せっかくなので、お神籤も引いてみました!
「向大吉」…って、初めて見ました。。。
良い運勢なのかな?
有名な、千本鳥居です。
小ぶりな鳥居がびっしりと立ち並ぶ様は、壮観!
光と影のコントラストが、この空間をより神秘的に仕立て上げているようです。
この、鳥居の醸し出す雰囲気には、知らず知らずのうちに感化されてしまいます…正に神域ですね。
それにしても、大勢の参詣者がひっきりなしに行き来するので、人並みの途切れたほんの一瞬を捉えるのは、至難の業でした;
千本鳥居がどれ位密集しているかというと、これ位!!
全て奉納された鳥居から成っています。
千本鳥居を抜けると、そこは奥社奉拝所(奥の院)になります。
ここでは、絵馬も狐に代わられていますw
皆さん思い思いの狐の顔を書き足していますねぇ(^o^)
これもよく知られている、「おもかる石」も、ここにあります。
モチロン、願い事を祈念して持ち上げてみました!
重さが思っていたよりも軽かったか重かったかは、ヒミツです(^^;)
伏見稲荷の境内は、こうした大小の夥しい数の鳥居に満ちています。
古来からの、人々の願い事をかける信仰が積み重なっている様を見ている思いです。
奥社奉拝所から、更に稲荷山を登る山道へと歩を進めます。
この案内看板にあるように、境内を巡る山道にも概ね鳥居が立っています。
山道を進むにつれ、稲荷山へと分け入っていることが、周囲の風景の変化から分かります。
周囲はすっかり山林に覆われて、京都市南部の伏見の市街地がすぐ隣接しているとは、俄に信じられない景色となっています。
稲荷山の中を縫うように、山道を登っていきます。
見上げると、一直線に果てしなく続いていそうに見える石段;
挫けそうになる気持ちを辛うじて保ってw、ただひたすら一歩一歩踏みしめるように、この石段を登ります。
日頃の運動不足を痛感するひと時でした(爆)
ゼェゼェヒィヒィ息をつきながら、どうにか山頂の、一ノ峯(いちのみね)に到達しました~!
休み休みゆっくり登ってきたとはいえ、奥社奉拝所から小一時間程を要しました;
この日は日中比較的暖かであったこともあって、到着時には滝のような汗をかき、コートも脱いでいました。
小休止の後、一ノ峯を出発、今度は下りの石段を下りていくこととなりましたが、当然ながらかなりの勾配で、膝が笑う感触を久し振りに体験することとなりました(^^;)
途中、二ノ峯、三ノ峯…等の社を通過します。
社の傍らには、甘酒等を振舞う休憩所が必ずありました。
こんな手水も^^
参道が稲荷山をぐるりと周回する起点・終点の位置にあたる四ツ辻まで戻ってきました。
ここでも一休み。
こんな所にも可愛らしい鳥居がw
四ツ辻にあるお店で売っていた、ソフトクリーム。
期間限定の、お神籤付き紅白ソフトw
普段はあまりこういうものを買おうという気は起きないのですが、疲労した身体が糖分を要求したのか、無性に食べたくなり、買ってしまいました(^^;)
ソフトクリーム自体は、バニラと厳選いちご(どの辺が「厳選」かは謎w)で、甘さと酸味の両方を同時に味わえました!
円やかなバニラの甘味とスッキリ感のある厳選いちご(どの辺ry)味とのバランスも良く、美味しくいただきました♪
ソフトクリームと一緒に渡された、お神籤。
今度はどんな運勢でしょう???
半吉でした(ビミョ~;)
短歌風の文言…何となく、意味は分かるような気がします。。。
四ツ辻からは、伏見の街が一望できます。
この日は、ガスっているような、ぼんやり霞みがかった眺めでした。
にゃんこ♪
境内を我が物に、悠々と参道を横切り、通り過ぎていきました。
再び奥社奉拝所。
反対側から眺めた、千本鳥居です。
千本鳥居の区間は、このように二つに分かれた参道が並行しています。
時刻は16時30分頃、灯りが点りました。
帰路を急ぎます。
本殿前を通って、楼門へと出てきました。
来た時に眺めた姿と比べ、西に傾いた太陽の光を浴びて、金箔の部分が鮮やかに輝いていたのが印象的でした。
結局、3時間以上にわたり境内を巡ったこととなり、こんなに「渾身の」力を振り絞ることとなるとは思いもよらなかった初詣となりました!
楼門からは、表参道がJR奈良線の稲荷駅前まで真っ直ぐに伸びています。
その表参道の端の稲荷駅前、ここでも多くの人が記念撮影に興じていました。
中々面白い格好をしている、表参道の端、稲荷駅前の狐。
遊んでいるのでしょうかねw
あまりふざけていると、神様に怒られちゃうゾ^^
充実した疲労感に包まれて、伏見稲荷を後にしました。
JRの稲荷駅から徒歩数分の所にある、京阪電車の伏見稲荷駅。
来る時も、京阪電車でこの駅に降り立ちました。
この後、私用で大阪へ行く必要があり、当初は伏見稲荷からより近い稲荷駅からJRに乗車しようと思っていたのですが、ホーム上の人の多さにたじろぎ、京阪電車で大阪へ向かうことにしました。
柱や柵等を朱に塗り、伏見稲荷の門前の雰囲気を醸し出しています。
撮影しませんでしたが、稲荷駅も同様に、柱が朱色となっていました。
伏見稲荷駅にも、狐が控えていました♪
狐に見送られて、大阪へと赴きます。
伏見稲荷へ参詣したのは、実は今回が初めてです!
思っていたよりも遙かに広大な境内で、いい運動にもなったし、折を見てまたお参りしてみようという気になった、神様を身近に感じられるような伏見稲荷の初詣でした。
神秘的な場所ですね。
これだけの鳥居をくぐったら、心が洗浄されそう。
期間限定の紅白ソフト、私も絶対食べると思います。
アイスクリームを食べ終わるとおみくじが現れる工夫をしてほしいですね(笑)
仏友人はフランスでは害を及ぼす動物として嫌われている狐が、神の使者として扱われていることに驚いてました。
おみくじはどちらも『吉』の字がついていたのだから、きっと今年は良い年になるはず。
私も初めての参詣でしたが、予想以上の境内の広さと神秘的な空気の虜となり、是非また行きたいと思っています^^
千本鳥居をはじめ、境内の参道を覆う鳥居の多さには、執念すら感じさせる、強い信仰心を見た思いがしました。
一風変わった「ガレット・デ・ロワ」風のお神籤付きソフト、売り出したらフランスの方々も喜びそうですねw
所変われば、害獣が神のお使い…こうした事実を肌で直に感じられるのが、旅の醍醐味ですよね!
お神籤の結果に気を良くして、「いい年だったな」と振り返られる年に是非したいと思います♪