標高535mの、宮島最高所である弥山山頂にて、眼下に広がる瀬戸内の風景を楽しみます。
精緻なジオラマを見ているような、壮大なパノラマに、雲が多い空模様ながら、気分はハレバレ♪
天空からの景色をひとしきり堪能してから、ロープウェーの獅子岩駅へと戻る、下山の途に就きました。
<弥山>
標高535mの弥山山頂の、展望台に上がりました!
宮島最高所に立ち、感動もひとしお♪
登ってきた山頂までの登山道は、正面の大きな岩と岩との間の狭い空間を伝って、山頂へと至っています。
登頂してくる人達が、そこから続々と姿を現し続けています。
元気のある人は、大きな岩の上によじ登っていました^^
私は、元気があったとしても、岩の上はパスかな…;
展望台からは、原始林越しに、瀬戸内のパノラマを恣に!
北方向の眺めです。
宮島の対岸は、宮島口~廿日市にかけての市街地が見えています。
画像右端からギリギリ外れてしまいましたが、すぐ広島市街の辺りになります。
もう少し、ズームアップ。
宮島側の海辺には、連絡船の桟橋が見えますね。
画像左側の海上には、宮島連絡船らしき船が行き交っています。
対岸は、山裾まで住宅がビッシリと建ち並んでいるような眺めです。
この辺りまで、広島のベッドタウンとなっているのでしょうか。
今度は、東側の眺めを。
瀬戸内海の広島湾に浮かぶ島々を見渡すことができました。
画像中央に白く見えている辺りが、ロープウェーの獅子岩駅です。
あそこからここまで歩いてきたのですねぇ。。。
獅子岩駅の上に見えている、瀬戸内海に浮かぶ島は、大奈差美島(おおなさみじま)。
戦後の一時期、入植があったとのことですが、現在は無人島になっています。
大奈差美島の向こうに見えている大きな島は、能美島と江田島。
能美島と江田島は、かつてはそれぞれが一つの島でしたが、今日では互いに地続きとなっています。
宮島に近い方が能美島、遠い方が江田島です。
江田島の背後にうっすら見えている山並みは、広島湾の対岸で、かつて海軍の軍港、今日では海上自衛隊の基地がある、呉(くれ)附近となります。
原始林に遮られがちながらも、嚴島神社も眺めることができました。
朱色の大鳥居は、山頂からでも、その雄姿はクッキリと認められました!
画像右端に、社殿の屋根が見えていますね。
前日の干潮時に訪れた、大鳥居の足許は既に海水に浸されて、社殿のすぐ前辺りにまで、既に潮が満ちつつありました。
この、標高535mの高さからだと、海底の状態で見せる、複雑にその色を変化させている海の様子がよく判り、不思議な色彩の妙にしばしの間魅入り続けます。
海を隔てて対峙する、神の世界と人の世界。
行き交う連絡船で僅かに10分程の距離ながら、空気が全く異なる別世界が隣り合わせという、絶妙の取り合わせが魅力的な景色であるなぁ…と、興味深く眺めていました^^
大鳥居の鮮やかな朱色は、海の色と素晴らしいコントラストを成していますね。
山頂まで辿り着いた時に出迎えてくれた鹿さん。
山頂へとやって来る人の波を横目に、泰然といった風に佇んでいました。
宮島全域を、自由に駆け巡っているのでしょうね^^
そろそろ、山頂を発って、ロープウェーの獅子岩駅へ戻るとしましょう。
登ってきた往路をそのまま逆行するのも面白くないので、異なる経路を選んで下山を開始します。
岩の上に、ケルン発見!
山、ですねぇw
下山したルートにあった、干満岩。
弥山には、七不思議があって、この干満岩もその一つ。
見たところ、普通の小さな岩の窪みの水溜まりですが、説明にもあるとおり、海の満ち引きに合わせてこの水位が上下するのだとか。
この水は、塩分を含んでいるとのこと。
この水溜まり、海と繋がっているのでしょうか…?
未だに科学的に証明されていないそうで、「神の島」らしい、神秘的な現象ですね。
<追記>(平成28年(2016年)4月9日)
干満岩というのは、どうやらこの説明のプレートが取り付けられている岩のようです。
この岩の側面(プレート右上の矢印の方向)に空いた窪み(外からは側面に空いた小さな穴が見えます)に溜まった水が、海の干満に合わせて増減する、とのこと。
てっきり、手前の四角い水溜りとばかり…誤解していました(^_^;)
<追記-02>(平成28年(2016年)4月10日)
追記の記事を投稿しました。
「秋の(安芸の)宮島&広島 初巡り-09~弥山登山<2>」 追記~干満岩について
時折視界の開けた岩場が現れた往路のルートと異なり、このルートは、鬱蒼と茂る原始林に包まれていました。
苔生す大きな岩(船岩)の上にも、ケルン…中々整然と並べられていたのが、何となく面白かったです^^
船岩から少し下ると、大日堂というお堂の前へ出てきました。
この大日堂は、空海が修法道場として建てられたと伝えられ、大日如来が祀られています。
訪れる人も疎らな大日堂、原始林の中にひっそりと佇んでいました。
大日堂の正面から、ちょっとした石段を下っていきます。
このルート、下山に選んで正解でした(^^;)
階段の上りは、結構膝がしんどいのですよね…;
この石段を下りきると、程なく1,200年灯り続けているという、「不消火(きえずのひ)」を護る、「霊火堂(れいかどう)」の前へと至り、往路に辿った登山ルートと合流します。
精緻なジオラマを見ているような、壮大なパノラマに、雲が多い空模様ながら、気分はハレバレ♪
天空からの景色をひとしきり堪能してから、ロープウェーの獅子岩駅へと戻る、下山の途に就きました。
<弥山>
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標高535mの弥山山頂の、展望台に上がりました!
宮島最高所に立ち、感動もひとしお♪
登ってきた山頂までの登山道は、正面の大きな岩と岩との間の狭い空間を伝って、山頂へと至っています。
登頂してくる人達が、そこから続々と姿を現し続けています。
元気のある人は、大きな岩の上によじ登っていました^^
私は、元気があったとしても、岩の上はパスかな…;
展望台からは、原始林越しに、瀬戸内のパノラマを恣に!
北方向の眺めです。
宮島の対岸は、宮島口~廿日市にかけての市街地が見えています。
画像右端からギリギリ外れてしまいましたが、すぐ広島市街の辺りになります。
もう少し、ズームアップ。
宮島側の海辺には、連絡船の桟橋が見えますね。
画像左側の海上には、宮島連絡船らしき船が行き交っています。
対岸は、山裾まで住宅がビッシリと建ち並んでいるような眺めです。
この辺りまで、広島のベッドタウンとなっているのでしょうか。
今度は、東側の眺めを。
瀬戸内海の広島湾に浮かぶ島々を見渡すことができました。
画像中央に白く見えている辺りが、ロープウェーの獅子岩駅です。
あそこからここまで歩いてきたのですねぇ。。。
獅子岩駅の上に見えている、瀬戸内海に浮かぶ島は、大奈差美島(おおなさみじま)。
戦後の一時期、入植があったとのことですが、現在は無人島になっています。
大奈差美島の向こうに見えている大きな島は、能美島と江田島。
能美島と江田島は、かつてはそれぞれが一つの島でしたが、今日では互いに地続きとなっています。
宮島に近い方が能美島、遠い方が江田島です。
江田島の背後にうっすら見えている山並みは、広島湾の対岸で、かつて海軍の軍港、今日では海上自衛隊の基地がある、呉(くれ)附近となります。
原始林に遮られがちながらも、嚴島神社も眺めることができました。
朱色の大鳥居は、山頂からでも、その雄姿はクッキリと認められました!
画像右端に、社殿の屋根が見えていますね。
前日の干潮時に訪れた、大鳥居の足許は既に海水に浸されて、社殿のすぐ前辺りにまで、既に潮が満ちつつありました。
この、標高535mの高さからだと、海底の状態で見せる、複雑にその色を変化させている海の様子がよく判り、不思議な色彩の妙にしばしの間魅入り続けます。
海を隔てて対峙する、神の世界と人の世界。
行き交う連絡船で僅かに10分程の距離ながら、空気が全く異なる別世界が隣り合わせという、絶妙の取り合わせが魅力的な景色であるなぁ…と、興味深く眺めていました^^
大鳥居の鮮やかな朱色は、海の色と素晴らしいコントラストを成していますね。
山頂まで辿り着いた時に出迎えてくれた鹿さん。
山頂へとやって来る人の波を横目に、泰然といった風に佇んでいました。
宮島全域を、自由に駆け巡っているのでしょうね^^
そろそろ、山頂を発って、ロープウェーの獅子岩駅へ戻るとしましょう。
登ってきた往路をそのまま逆行するのも面白くないので、異なる経路を選んで下山を開始します。
岩の上に、ケルン発見!
山、ですねぇw
下山したルートにあった、干満岩。
弥山には、七不思議があって、この干満岩もその一つ。
見たところ、普通の小さな岩の窪みの水溜まりですが、説明にもあるとおり、海の満ち引きに合わせてこの水位が上下するのだとか。
この水は、塩分を含んでいるとのこと。
この水溜まり、海と繋がっているのでしょうか…?
未だに科学的に証明されていないそうで、「神の島」らしい、神秘的な現象ですね。
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<追記>(平成28年(2016年)4月9日)
干満岩というのは、どうやらこの説明のプレートが取り付けられている岩のようです。
この岩の側面(プレート右上の矢印の方向)に空いた窪み(外からは側面に空いた小さな穴が見えます)に溜まった水が、海の干満に合わせて増減する、とのこと。
てっきり、手前の四角い水溜りとばかり…誤解していました(^_^;)
<追記-02>(平成28年(2016年)4月10日)
追記の記事を投稿しました。
「秋の(安芸の)宮島&広島 初巡り-09~弥山登山<2>」 追記~干満岩について
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時折視界の開けた岩場が現れた往路のルートと異なり、このルートは、鬱蒼と茂る原始林に包まれていました。
苔生す大きな岩(船岩)の上にも、ケルン…中々整然と並べられていたのが、何となく面白かったです^^
船岩から少し下ると、大日堂というお堂の前へ出てきました。
この大日堂は、空海が修法道場として建てられたと伝えられ、大日如来が祀られています。
訪れる人も疎らな大日堂、原始林の中にひっそりと佇んでいました。
大日堂の正面から、ちょっとした石段を下っていきます。
このルート、下山に選んで正解でした(^^;)
階段の上りは、結構膝がしんどいのですよね…;
この石段を下りきると、程なく1,200年灯り続けているという、「不消火(きえずのひ)」を護る、「霊火堂(れいかどう)」の前へと至り、往路に辿った登山ルートと合流します。
夫はビデオカメラを持っていたのに、何故撮らなかったのかしら。
こんな景色が見られるのなら、頑張って上る価値大いにありですよね。
今回は私も上るつもりなので、お天気が良いことを祈るのみ。
干満岩、不思議ですね。
宮島は本当に神が住む島なのかもしれません。
私も下りは坂よりも階段の方が安心して降りられるので、このコースを選びたいです。
旅の直前にこういう情報が得られるってラッキーですよね。
ありがとうございました。
展望台に上らないと、原生林で視界が遮られるので、もしかしたら、展望台完成前でポン吉さんも撮れなかったのかもしれませんね;
嚴島神社も、何とか眺めることもできるうえに、360度の瀬戸内のパノラマが一望できるので、一見の価値ありです!
良く整備された道なので、ゆっくり登れば、途中にお堂もありますし、楽しめると思います^^
干満岩、海と繋がっているのかなぁ…等々考えましたが、「神の島」なだけに、神秘の謎のまま残しておくのがいいのかもしれませんね。
記事中の地図の下の画像で、正面の大きな岩の手前右方向にある、石の階段を下りていくと、干満岩や大日堂にでます。
現地にルート案内図も立っているので、参考になさってください。
素敵な宮島行となりますように♪