実は私は幼少の頃から鉄道旅行が大好きで、暇さえあれば時刻表とにらめっこしながら旅行のプランを考え、かつ出かけたりしていたものでした(そのせいで視力が犠牲になりました;)が、大人になってからは久しく遠ざかっていた(封印していた?!)この嗜好にこの度強く突き動かされ(^^;)、鉄道に乗ることを最優先の目的とした旅行に出てきました!
この週末(平成24年3月17日)にJR各社が実施するダイヤ改正に伴い、大阪~青森(一時は函館)間を長らく結んできた寝台特急「日本海」号の定期運行が廃止されるとの報を聞き、学生時代には北海道行きなどの際に何度か利用したこの列車との別れを惜しむべく急遽この旅行を思い立ち、まずは切符の手配に取りかかりました。
廃止となる最大の理由は恐らく利用率の低下なのでしょうが、廃止が決まった途端に予約が殺到する昨今、この「日本海」も例外ではなく、ほとんど廃止1週間前となってしまった日程前後の予約状況も連日満席状態の日が多くて希望日の予約確保が危ぶまれましたが、「切符が取れたら行こう」と考え、2月の末頃に、まずは京都駅みどりの窓口へと向かいました。
一旦旅立ちを決めると欲が出てくるもので、せっかく青森へ行くのなら東北新幹線に昨年(平成23年)から導入されている「グランクラス」のサービスも体験してみよう!と、鉄道旅行ならでは(?)の楽しみもプラスすることにして、これまた切符が手に入るか分かりませんでしたが、「日本海」の寝台券と共に訊くだけ訊いてみることにしました。
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事前にネットで全国のJRの列車の空席照会ができるJRサイバーステーションで希望する列車の空席を照会しておいて、京都駅みどりの窓口のカウンターへ急ぎました。
取れる休みと空席状況などを勘案すると、どうしても3月11日の出発となってしまいました。
まずは東北新幹線の「グランクラス」をGET!
…3月16日まで「グランクラス」を連結するのは1日わずかに4便、本当は最高速度300kmhで走行する最速列車の「はやぶさ」を取りたかったのですが、生憎満席でした><
取れたのは、「はやて23号」のグランクラス、最後の1席とのことでした!!
「はやて」は最高速度275kmh、東京~新青森間を「はやぶさ」が3時間10分で走行するのに対して、停車駅なども若干多いですがこの「はやて23号」は3時間37分…かなりの開きがあります;
時間がかかる分、「グランクラス」を長く楽しめるのと「はやぶさ」より特急料金(「グランクラス」の料金は同額)が若干お安い…と納得して、何はともあれ「グランクラス」を確保しました^^
続いて、この旅行最大の目的である「日本海」の寝台券の確保をお願いしました…事前の照会ではこちらにもわずかに空きがあるはずだったのですが、何せ早い者勝ちで時間との闘い…祈るような気持ちで駅員さんの操作する端末を見つめていました;
結果、見事に確保~!!
駅員さん、アリガトー!!!
「日本海」には、A寝台とB寝台が連結されていたのですが、グレードも料金もお高いA寝台はこの日の時点で最終運行日まで満席でした…B寝台も、2月末の最初の時点では上段のみ若干の空きありとのことだったので、とりあえず上段を確保してもらいました。
その後、暇を見つけてはJRサイバーステーションで空席状況をチェックし、3月に入ってB寝台にキャンセルがあったのか、「空席わずか」から「空席あり」に状況が改善されたのを逃さず会社が終わってから再び京都駅へダッシュw、空いた下段に変更できました\(^o^)/
…それ以降もA寝台の状況をチェックし続け、出発前日の3月10日にA寝台が「空席わずか」の表示になったので、三たび京都駅で確認してもらいましたが、上段が1つ空いたのみだったので、A寝台は諦めることにしました。
少々マニアックな香りの漂うw乗車券です(^^;
当初は青森で行程を切って、2枚で頼もうと思っていたのですが、駅員さんによれば切らずにこのようなループの行程にした方がお安いとのこと…但し、出発地に戻った時点で行程終了というルールのため、京都市内(桂川)~大阪間の乗車券は別に購入しました(これでも青森で行程を切るより安い)。
あと、青森で下車したかったので、ループの行程からわずか1駅外れて飛び出てしまう、新青森~青森間の往復区間も別に購入しました。
これで、京都駅みどりの窓口で購入する必要がある切符は全て揃いました。
あともう1つ、東京発の「はやて」に乗り換えるのにちょうど良さそうな時間の京都~東京間の「のぞみ」の特急券は、少し以前に入会していたエクスプレス予約を初めて利用してみようと、駅では購入せず、帰宅後にネットから確保しました。
エクスプレス予約には、紙の切符の受取不要なチケットレスの「EX-ICサービス」もありますが、乗車券と特急券とが一体となったサービスで、今回は上記の乗車券を手配したのでこれは利用せず、乗車前に駅で紙の切符を受け取る「e特急券」を利用しました。
取りたかった列車の切符も首尾良く入手でき、大いに満足してこの日は帰宅しました♪
上記のとおり、以後も何度かここへ通うことになりますが、肝心な予約自体は確保できたので、あとは基本的には出発の日を指折り数えるのみです^^
駅構内から出てふと振り返ると、屏風のように聳える京都駅の正面ガラスパネルに、ライトアップされた京都タワーが美しく映り込んでいました!
手前の植樹に施された電飾共々、暮れゆく情感のこもった、とても印象的に見えた眺めでした。
この週末(平成24年3月17日)にJR各社が実施するダイヤ改正に伴い、大阪~青森(一時は函館)間を長らく結んできた寝台特急「日本海」号の定期運行が廃止されるとの報を聞き、学生時代には北海道行きなどの際に何度か利用したこの列車との別れを惜しむべく急遽この旅行を思い立ち、まずは切符の手配に取りかかりました。
廃止となる最大の理由は恐らく利用率の低下なのでしょうが、廃止が決まった途端に予約が殺到する昨今、この「日本海」も例外ではなく、ほとんど廃止1週間前となってしまった日程前後の予約状況も連日満席状態の日が多くて希望日の予約確保が危ぶまれましたが、「切符が取れたら行こう」と考え、2月の末頃に、まずは京都駅みどりの窓口へと向かいました。
一旦旅立ちを決めると欲が出てくるもので、せっかく青森へ行くのなら東北新幹線に昨年(平成23年)から導入されている「グランクラス」のサービスも体験してみよう!と、鉄道旅行ならでは(?)の楽しみもプラスすることにして、これまた切符が手に入るか分かりませんでしたが、「日本海」の寝台券と共に訊くだけ訊いてみることにしました。
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事前にネットで全国のJRの列車の空席照会ができるJRサイバーステーションで希望する列車の空席を照会しておいて、京都駅みどりの窓口のカウンターへ急ぎました。
取れる休みと空席状況などを勘案すると、どうしても3月11日の出発となってしまいました。
まずは東北新幹線の「グランクラス」をGET!
…3月16日まで「グランクラス」を連結するのは1日わずかに4便、本当は最高速度300kmhで走行する最速列車の「はやぶさ」を取りたかったのですが、生憎満席でした><
取れたのは、「はやて23号」のグランクラス、最後の1席とのことでした!!
「はやて」は最高速度275kmh、東京~新青森間を「はやぶさ」が3時間10分で走行するのに対して、停車駅なども若干多いですがこの「はやて23号」は3時間37分…かなりの開きがあります;
時間がかかる分、「グランクラス」を長く楽しめるのと「はやぶさ」より特急料金(「グランクラス」の料金は同額)が若干お安い…と納得して、何はともあれ「グランクラス」を確保しました^^
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続いて、この旅行最大の目的である「日本海」の寝台券の確保をお願いしました…事前の照会ではこちらにもわずかに空きがあるはずだったのですが、何せ早い者勝ちで時間との闘い…祈るような気持ちで駅員さんの操作する端末を見つめていました;
結果、見事に確保~!!
駅員さん、アリガトー!!!
「日本海」には、A寝台とB寝台が連結されていたのですが、グレードも料金もお高いA寝台はこの日の時点で最終運行日まで満席でした…B寝台も、2月末の最初の時点では上段のみ若干の空きありとのことだったので、とりあえず上段を確保してもらいました。
その後、暇を見つけてはJRサイバーステーションで空席状況をチェックし、3月に入ってB寝台にキャンセルがあったのか、「空席わずか」から「空席あり」に状況が改善されたのを逃さず会社が終わってから再び京都駅へダッシュw、空いた下段に変更できました\(^o^)/
…それ以降もA寝台の状況をチェックし続け、出発前日の3月10日にA寝台が「空席わずか」の表示になったので、三たび京都駅で確認してもらいましたが、上段が1つ空いたのみだったので、A寝台は諦めることにしました。
少々マニアックな香りの漂うw乗車券です(^^;
当初は青森で行程を切って、2枚で頼もうと思っていたのですが、駅員さんによれば切らずにこのようなループの行程にした方がお安いとのこと…但し、出発地に戻った時点で行程終了というルールのため、京都市内(桂川)~大阪間の乗車券は別に購入しました(これでも青森で行程を切るより安い)。
あと、青森で下車したかったので、ループの行程からわずか1駅外れて飛び出てしまう、新青森~青森間の往復区間も別に購入しました。
これで、京都駅みどりの窓口で購入する必要がある切符は全て揃いました。
あともう1つ、東京発の「はやて」に乗り換えるのにちょうど良さそうな時間の京都~東京間の「のぞみ」の特急券は、少し以前に入会していたエクスプレス予約を初めて利用してみようと、駅では購入せず、帰宅後にネットから確保しました。
エクスプレス予約には、紙の切符の受取不要なチケットレスの「EX-ICサービス」もありますが、乗車券と特急券とが一体となったサービスで、今回は上記の乗車券を手配したのでこれは利用せず、乗車前に駅で紙の切符を受け取る「e特急券」を利用しました。
取りたかった列車の切符も首尾良く入手でき、大いに満足してこの日は帰宅しました♪
上記のとおり、以後も何度かここへ通うことになりますが、肝心な予約自体は確保できたので、あとは基本的には出発の日を指折り数えるのみです^^
駅構内から出てふと振り返ると、屏風のように聳える京都駅の正面ガラスパネルに、ライトアップされた京都タワーが美しく映り込んでいました!
手前の植樹に施された電飾共々、暮れゆく情感のこもった、とても印象的に見えた眺めでした。
私が一人で旅に出かける時はいつも用事をかかえての課題旅行なので課題が自ずから行く場所を限定してくれます。それから行き方や泊まる場所をきめるのですがたいていの場合ほとんど選択しがないので私のような人間でもなんとか計画をたてることができます。
ところが夫との休暇の旅となると話はまったく別です。お互いに計画をたてるのが超苦手なので責任のなすりあいになってしまい結局いつも同じような所へ行き同じような場所へ滞在するはめになってしまいます。
私は旅程を考えるのが好きで堪らない質なので、普段からよく妄想じみた計画を練ったりしていますがw、これが逆に災いして実際に行くと決めた旅行のプランが中々まとまらないこともよくあります(^^;
一人旅ですと万一の際にも自分だけが落とし前を付ければいいので割と気軽に計画できますが、同行者のおられる場合はやはりその方に対する配慮も求められるので、一人旅に比べて色々考えながら計画を組み立てる必要がありそうですね。
苦労して組んだ旅程もまた、旅行の思い出の1つとして後日に楽しく思い出せるような旅行になるといいなぁ、と私も常に思っています。
飛行機では絶対楽しめない車窓からの景色、そして何よりの楽しみは駅弁(笑)
時間をかけること、それが忙しい現代人には贅沢なことですね。
電車の旅素人の私は往路を寝台車にしてしまいそうですが、眠れなかったら旅行が台無しですよね。
若かりし頃にスペイン電車の旅をしたことがありますが、初日の寝台車で眠れなかったので、旅の間中疲労感に付きまとわれた苦い経験があります。
帰りは眠れなくても、帰宅後に爆睡すればよいだけ。
どんな景色、どんな美味しいものがtaろうさんを待っているのか、報告が楽しみです。
ここ数年来国内の移動でも飛行機中心でしたので、今回の久々に鉄道メインの旅行では改めて新鮮な体験ができたと思いました^^
流れゆく景色を眺めながらの食事は実に美味しく、鉄道旅行ならではの醍醐味でもありますよね!
実は最初は大阪発の寝台列車を考えていましたが、予約状況が全滅状態でした;
私も昔経験がありますが、寝台車で寝付けないと、列車を降りた後でもまだ乗車しているかのようなフラフラ感に襲われて、本当につらいですよね。
まだ途中である富山への旅の記事としばらくは交互のアップになるかも知れませんが、引き続きお読みいただけましたら嬉しいです!