テラシュチツァ湾(Luka Telašćica)の湾口部を通過して、ドゥギ島(Dugi otok)南端部から、アドリア海(Jadransko more)の外海の海域へと出てきました。
何度か書いていますが、ここから西の海域は、イタリア半島に至るまで、島等の陸地はありません。
ここからしばらくは、ドゥギ島の西側の海岸に沿って、波やうねりを蹴立てて北上します。
<テラシュチツァ関連リンク>
テラシュチツァ自然公園(Park prirode Telašćica)
テラシュチツァの地図
テラシュチツァの地図(詳細版)
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ドゥギ島の南西端(=最南端)を回り込んで、進路を北西に変えて航行します。
これまでの穏やかな海から、岸には波しぶきが打ち付けられ、沖合いはうねりのある海へと、アドリア海の様子が一変します。
ドゥギ島も周辺の島々と同様に、斜めに隆起した岩から成る島であることが、この地層からも分かります。
荒々しさを感じさせる、ダイナミックな眺めです。
ドゥギ島南西端近くのすぐ沖、に面白い形をした小島がありました。
テーブル上の陸地が、辛うじて海面すれすれに姿を現しています。
上記リンク先の地図(詳細版)によれば、島の名前は、Hr.タリュリッチ島 タリュリッチ島(Hrid Taljurić、Hr. Taljurić)、最も高い場所でも、その標高はわずかに3m!
高波が来たら、完全に洗われてしまいますね;
※島の名前の "Hr." をどう訳すのか、ご存知の方いらっしゃいましたら、宜しければお教えいただけると幸いですm(_ _)m
タヌ子さんより、「"hr."= "hrid"=「島嶼」ではないか」というコメントをいただきました。
教えていただいたリンク先を見ると、"hrid" とは、「常に海面上にある、浸食されて荒廃した島または岩塊が残った部分」という意味のようで、ご指摘のとおり、「島」と呼んでも差し支えなさそうであり、この "Hr. Taljurić" の場合には、まさに合致しているような意味にも思えたので、上記の島名を、「タリュリッチ島」と修正しました。
ご指摘くださいましたタヌ子さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
イタリア半島のある方角を眺めて。
これまでの、島の多い眺めとはうって変わって、島影1つない海原が広がっています。
このような対照的な景色が隣り合うのも、テラシュチツァの大きな魅力です。
ドゥギ島の南に浮かぶ、大セストゥリツァ島(Sestrica Vela)。
アドリア海外海への出入り口にあたる、重要な位置にあることから、大きな灯台が設置されています。
進路を北西にとって、ドゥギ島沿岸を北上します。
このあたりは、幾つかの小さな入り江(Uvala)を持つ岩の海岸が続いています。
そうした入り江の1つに、ヨットが帆を下ろして停泊していました。
ヨットは、どんな風景でも絵になりますね!
こうしたひっそりと佇む入り江を見ていると、立ち寄りたくなってしまいます(^^;
小さな入り江を2つ程通り過ぎると、ドゥギ島の海岸線が標高を上げ始めました。
既に、低い断崖状になっています。
断崖となって、水深も一気に深くなったとみえ、海の碧い色も、一段と深い色になりました!
低い断崖に沿ってしばらく進むと、再び海岸は標高を落として、やはり前日に訪れた、石積みケルンの浜辺に差し掛かります。
前日に石積みケルン越しに眺めた、現在進んでいる海上から、今度は陸地を眺めています。
この石積みケルンの浜辺を越えた向こう側に、ミール塩湖(Jezero Mir)があります。
波打ち際には、かなりの波が打ち寄せていて、飛沫が上がっていました。
石積みケルンの浜辺を過ぎると、ドゥギ島の海岸は一気に標高を上げて、見上げるような絶壁の続く断崖へと、姿を一変させました!
この急激な地形の変化には、分かっていても本当に驚かされてしまいます!!
この、正に絶景といって差し支えない眺めを堪能しながらのクルージングはまだ始まったばかり、この後まだまだ続きます♪
何度か書いていますが、ここから西の海域は、イタリア半島に至るまで、島等の陸地はありません。
ここからしばらくは、ドゥギ島の西側の海岸に沿って、波やうねりを蹴立てて北上します。
<テラシュチツァ関連リンク>
テラシュチツァ自然公園(Park prirode Telašćica)
テラシュチツァの地図
テラシュチツァの地図(詳細版)
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ドゥギ島の南西端(=最南端)を回り込んで、進路を北西に変えて航行します。
これまでの穏やかな海から、岸には波しぶきが打ち付けられ、沖合いはうねりのある海へと、アドリア海の様子が一変します。
ドゥギ島も周辺の島々と同様に、斜めに隆起した岩から成る島であることが、この地層からも分かります。
荒々しさを感じさせる、ダイナミックな眺めです。
ドゥギ島南西端近くのすぐ沖、に面白い形をした小島がありました。
テーブル上の陸地が、辛うじて海面すれすれに姿を現しています。
上記リンク先の地図(詳細版)によれば、島の名前は、
高波が来たら、完全に洗われてしまいますね;
タヌ子さんより、「"hr."= "hrid"=「島嶼」ではないか」というコメントをいただきました。
教えていただいたリンク先を見ると、"hrid" とは、「常に海面上にある、浸食されて荒廃した島または岩塊が残った部分」という意味のようで、ご指摘のとおり、「島」と呼んでも差し支えなさそうであり、この "Hr. Taljurić" の場合には、まさに合致しているような意味にも思えたので、上記の島名を、「タリュリッチ島」と修正しました。
ご指摘くださいましたタヌ子さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
イタリア半島のある方角を眺めて。
これまでの、島の多い眺めとはうって変わって、島影1つない海原が広がっています。
このような対照的な景色が隣り合うのも、テラシュチツァの大きな魅力です。
ドゥギ島の南に浮かぶ、大セストゥリツァ島(Sestrica Vela)。
アドリア海外海への出入り口にあたる、重要な位置にあることから、大きな灯台が設置されています。
進路を北西にとって、ドゥギ島沿岸を北上します。
このあたりは、幾つかの小さな入り江(Uvala)を持つ岩の海岸が続いています。
そうした入り江の1つに、ヨットが帆を下ろして停泊していました。
ヨットは、どんな風景でも絵になりますね!
こうしたひっそりと佇む入り江を見ていると、立ち寄りたくなってしまいます(^^;
小さな入り江を2つ程通り過ぎると、ドゥギ島の海岸線が標高を上げ始めました。
既に、低い断崖状になっています。
断崖となって、水深も一気に深くなったとみえ、海の碧い色も、一段と深い色になりました!
低い断崖に沿ってしばらく進むと、再び海岸は標高を落として、やはり前日に訪れた、石積みケルンの浜辺に差し掛かります。
前日に石積みケルン越しに眺めた、現在進んでいる海上から、今度は陸地を眺めています。
この石積みケルンの浜辺を越えた向こう側に、ミール塩湖(Jezero Mir)があります。
波打ち際には、かなりの波が打ち寄せていて、飛沫が上がっていました。
石積みケルンの浜辺を過ぎると、ドゥギ島の海岸は一気に標高を上げて、見上げるような絶壁の続く断崖へと、姿を一変させました!
この急激な地形の変化には、分かっていても本当に驚かされてしまいます!!
この、正に絶景といって差し支えない眺めを堪能しながらのクルージングはまだ始まったばかり、この後まだまだ続きます♪
タリュリッチ島、ダックスフントみたい(右側が頭…笑)。
HrはHridの略でしょか?
http://hr.wikipedia.org/wiki/Hrid
日本語だと島嶼だそうです。
"Hrid"という言葉があるのですね!
成る程、意味もしっくりきますね。
"Hr."でネットの翻訳にかけても翻訳不能状態で途方にくれていたので、大変助かりました。
景色の感じ方は、人それぞれに関心の対象が違うので差が出るのは仕方のないことだと思います。
私にしても「今回の旅行は」海の眺めが第1の感心事だったので一連の海だらけの記事になりましたが、それでもシベニクやザダル等の町歩きでその町の素敵な雰囲気を思っていた以上に楽しめたりと、思いがけずの出会いや発見が旅の醍醐味でもありますよね!
まだしばらく海の記事が続く予定で恐縮ですが;、宜しければまたお越しいただけると嬉しいです。
タリュリッチ島、本当に「ダックスフン島(スミマセン;)」ですねw
飛沫を上げて一所懸命イヌかきしているみたいです(^。^)