ほぼ月刊・ビーサンおやじがゆく。

訪れる人の期待を、ことごとく裏切るブログ...

12歳のブンガク

2008-03-08 18:44:47 | 読書
多忙な合間を縫って読書をしている。読むのはベッドの中。

いつも数ページ読んだところでいつの間にか眠っている。眠れないときのよい眠り薬だ。

無意識のうちにシオリをつけていることもあるが、殆んどはどこまで読んだのかわからなくなり、

次の日また同じところを読んでたりして、なかなか先に進まない。


最近読んだ本のことはまた別の機会に書くことにして、今回はすごい小学生のハナシだ。

12歳の文学っていう賞があるのをご存知だろうか?

ボクも直木賞芥川賞なら知っているが、こんな賞があるのは知らなかった。

なんと小学生が小説を書くんですヨ。うちの息子は読書感想文を書くのもやっとだっていうのに。

その賞をボクの故郷岩手の小学生が受賞したのだヨ。同郷人としてうれしいじゃありませんか。

その小学生、先日テレビにも出ていたのだが、宮沢賢治の再来かと思わせる風貌もさることながら、

とても小5とは思えぬしゃべりかたで、いまどきこんな素朴感あふれる小学生がいるんだなーと思ったのであった。

それでボクが小学生のときに本は読んだのかっていうと、実家には大きな本棚があって

そこに「少年少女世界文学全集」とかいう百科事典みたいなのが全部で20巻とか置いてあったのだヨ。

でもそれって読んだ記憶がない。

実家にはまだ置いてあって、ボク以外の兄弟もほとんど読んでいないらしく35年以上経った今も新品同様だ。

きっとあれは、訪問販売かなんかで「お子様の教育にドーデスカ?」って言われて親が買い揃えた物だったんだろう。

月々何千円かの分割払いだったんだろう。せっかく無理して買ったのに読まなくて....。

でもあんな分厚くて重たい難しそうな本じゃ、読もうって思わないよナ。もっと楽しそうな表紙にしないと。

やっぱり子供に本を読ませたいと思ったら、幼いころの絵本から徐々にはじめることですヨ。

いきなり世界の文学全集には、入り込めないヨ。

ちなみにボクがはじめておもしろいと思って読んだ本は、「ノストラダムスの大予言」「日本沈没」だった。

「おーッ、ボクが35歳になったら世界が滅亡すんのか!」ってワクワクしながら読んでた変わった少年だったのだ。













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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
文学少女 (ぱんだ先生)
2008-03-08 22:36:02
って、私じゃないんですけれど、
実母が文学少女の成れの果てなんですな。
そのせいか、本もいっぱいあって読んだ。
でも、私は純文学以外のゲテモノも読み、
あきれ気味の母。

中学校の昼休みは図書室で
超能力の本を読みまくり、一生懸命訓練?
をしていた。変な中学生だった。

趣味を読書とした私は高校受験の面接で
「どんな本を読みますか?」
「ドストエフスキーの『地下室からの手記』を受験用に読みました。」と馬鹿正直に答えていた。

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子供の頃・・・ (えいみ)
2008-03-09 04:52:27
赤川次郎が好きでしたw
そういえば思い出したのですが、子供の頃父が、立派な百科事典を買いました。すごく重いやつ。ローンかな?
学生時代はいろいろ調べ物にも役立ちました。で、結婚する時持って行こうかと思ったら「これは俺のだからダメ!」と父が。
娘の為に買ったんじゃなかったのか~~!!初めて知った事実でした。
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Unknown (にがうり太郎)
2008-03-09 15:18:47
<ぱんだ先生サン>

ボクも超能力の本とか読みましたネ。

腕力でスプーン曲げて母親に怒られました。



<えいみサン>

ウチには百科事典もありました。

ボクの父親は、文学全集も百科事典も実家に帰省する度に「持って行け」と言います。

孫の教育のためって思ってるんでしょうが、置くところないって...。
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