ほぼ月刊・ビーサンおやじがゆく。

訪れる人の期待を、ことごとく裏切るブログ...

おめでとう50周年 〜JEFF BECK JAPAN TOUR2017@MORIOKA〜

2017-01-28 23:59:08 | 音楽
故郷岩手で開催されたJEFF BECKライブには特別な思い入れがあった。

さかのぼること40年ほど前の少年時代、洋楽ロックにハマり月々わずかの小遣いを貯めてはレコードを買いあさった。
そして中学卒業文集には尊敬する人“ジェフ・ベック”って綴った。
ふつう尊敬する人っていったら歴史上の人物とか両親とか先生とかって書くだろう。
そしてジェフ・ベックはデビュー50周年を迎え本当に歴史上の人物になり今なお進化を続けていた。
ちなみに今回のジャパンツアーはデビュー50周年記念と銘打っている。

ボクが洋楽ロックにハマったきっかけには二つ歳上の兄の影響がある。
二人で隔月交代で買って読みあさった雑誌“MUSIC LIFE”や“Rockin'On”
親父に無理して買ってもらったストラトキャスターもどきのギター🎸

時代は過ぎ、いつしか洋楽ロックへの関心は薄れ、悩み多い中年のオッさんになった。

2009年にボクはワイヤードの金縛りから解き放たれたのか、空白を埋めるようになつかしの洋楽アーティストのライブに都内へ出掛けるようになった。もちろんジェフ・ベックは来日する度に欠かさず行った。
そんなジェフ・ベックだが、今回の盛岡公演は岩手で暮らす兄と二人で行った。
ギター小僧だった兄はジェフ・ベックは神と崇めていたが、3年前の盛岡公演の時は大病を患い断念。
もう二度と観れないと悔んでいたがもう一度チャンスが訪れた。
帰省しても兄とはほとんど会話がないが、なつかしの音楽の話だと道中のクルマの中でも話は弾む。

ライブの曲構成は新譜LoudHailerからと往年のライブで演ってるお馴染みの曲、最近のライブでは聴けなかったBlueWindやGoodbye Pork Pie Hatそしてジェフの50周年を象徴するBeck'sBoleroなど新旧織り交ぜて聴く事ができた。

終演後会場を出る観客の中には、詰襟学ラン姿の高校生たちもいて、思わず兄と顔を見合わせ笑ってしまった。
少年時代のボクたちを見ているようだなと。

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2 コメント

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Unknown (tama)
2017-02-07 21:26:18
良い話しだ
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Re:Unknown (nigauri-taro)
2017-02-08 21:24:57
これからは、人を感動させる話を書いてみようと思うのでした😆
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