Twitterをやっていた頃に、独り言を吐き出した時のことを思い出した。
辛くて誰も信じられなかった時の事。
その時の気持ち。
私(ホスト)だけがスピーカーになって、それ以外のスピーカーは、全員聴くだけになるというミュート設定にした。
これは漫画やアニメの感想を話す人たちもよく使うものだった。
(今はどうなっているだろうか)
「誰も来てくれないだろう」
それは思った。
しかし、SNSという誰かしらが聴くor見ていく中での緊張感もありながら、自分の想いを匿名ながらに吐露した。
「最後まで誰も来てくれなくても良いや」
そう思いながら、
・過去にあった事
・裏切られて辛かった事(そんな事くらいで?レベル)
・親も兄弟も友人も全員信じられない
・私はずっと1人だし、これからも1人。だけれど本当に1人なのかな
・Twitterで相互を作りたくない話と理由
・昔に相互さんとあった、良いことではない話
・人間関係が下手くそで、生きる事も下手くそだから、1人の方が迷惑をかけない。
・Twitterは一旦やめます(その後ガチでやめたw)
・自分の事が今でも大嫌いなこと
などである。
情けない話になるけれど、途中から泣きながら思いを全て話した。
「もう誰に聴かれても、誰が誰だか分からないから良い」
「特定の人を実名つきで話しているわけではないし、自分の中にある事だけ。自分の情けない部分だけ」
「…そして誰が聴きにくるの?笑」
そんな思いを抱きながら、私の"1人通話"が始まった。
時刻は夜中3時をまわっていた。
一人暮らし。
スピーカーつきヘッドホンをつけて、小さめの声での夜中のたった1人のささいな話。
そんな中、
「需要も何もないだろう」と思いながら、話し続ける事1時間。
その間に何人か聴いてくれてるリスナーさんたちが現れ始めた。
現れては退出して。
その繰り返し。
そんなものだろうなぁと思いながら話し続けた。
すると、私の元にDMが1件2件と来ていた。
「アンチからかなぁ…」
恐る恐る開くと、そこには同じ思いを抱えている10代の大学生と名乗る男の子からの「同感」を語る文章が綴られていた。
とても文章の上手な男の子だった。
特定回避と本人の権利があるため、
文章はぼかしながらになります。
〈DM本文〉
「niiaさん、こんばんは。
niiaさんの話を聞いていて、とても涙が止まらなくなりました。僕も親や友人も教授も、誰も信じられません。
niiaさんの辛い気持ちが痛いほど伝わってきました。僕は鬱病などを抱えていて、メンクリに通院中です。大学も現在は休学しています。
メンタルの都合もあり、DMからしかメッセージ出来ず申し訳ありません。
生きていくのは辛いですよね。頑張れなんて僕も言えません。
僕もTwitterはいつまで続けられるか不安です。niiaさんはTwitter辞められてしまうんですね。せっかくお声で同じ気持ちの人と出会えたのに残念です。
SNSってなかなか辛い場所だなと僕も感じています。これからも僕自身どうなるかも分かりませんが、遠くから応援しています。
○○(彼のアカウント名)」
アンチからの言葉どころか共感の言葉が、そこにはあった。
吐露してみるものだなと(ほどほどにね)。
その子が一時的にでもほっと胸を撫で下ろせる瞬間だとしたなら、ささいな幸いな出来事である。
スペースって、
中には聴いてくれる人がいて、離脱する人もいるけど、なかでも独り言スペースはなかなかおすすめなのかもしれないと思った。
(※現在は、スペースの事情がどうなっているかは不明です)。
最後に。
不安な気持ちを打ち明けてくれた君へ。
勇気を出してDMをくれてありがとう。
君の事、ずっと忘れていません。
「仲間がいる」
時折「独りだけれど1人じゃない」ことを思い起こさせてくれる君に。
心から御礼を申し上げます。
ありがとう。
niia(アカウント名 ○○○く)