リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

メコンの朝焼け

2009-01-03 14:55:28 | アユの流し目/雑記帳
 本年もよろしくお願いします。

 アジアの大河メコンの朝焼けです。
雨季の終わり、メコンは水位を増して、茶褐色の奔流となってシーパンドーンの中州群を流れます。

 ボクが住んでいる長良川でも、大水の後には川は茶褐色に濁ります。上流にダムのない長良川ではその濁りは早ければ2日ほどで収まり、長雨の季節には大水の後には川の流れがさらに透明感を増すこともあります。
 水の美しさはやはり日本の川。滔々と流れる茶褐色の奔流を見て思っていました。

 ところが、ある気象条件。晴天が3日ほど続き、その日の午後には雨が降るだろうというような朝。太陽がのぼる30分ほど前のこと、全天に朝映えが反射するときに、メコンは明るい赤白色に輝きます。
 空よりも明るい、深みのある透明感をたたえたその色。

 全ての風景をその色は染め上げて、たちまちのうちに消えて行くのです。
 
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2 コメント

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今年もよろしくお願いします (西蔵坊)
2009-01-04 00:36:10
お酒では気持ちよくなれない質ですが、『メコンの朝焼け』の写真と文章に酔いました。

今年こそ、遊んでください!
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本年もよろしく願います (ニイムラ)
2009-01-04 23:43:08
 ほんとにご無沙汰です。木曽川導水のこともあるし、長良川の支流巡りを急がないとと思っています。伊自良川からかな?
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