リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

エビ餅と出会う そして再会

2005-11-25 18:55:21 | 異人録 外来生物を巡って
水田魚道の勉強会に参加した。その会の昼食で食べたのがこの「エビ餅」

 見た瞬間、なんというちぐはぐな組み合わせだと思った。
柔らかな餅とつんつんした食感のエビ。
この餅にナメコと大根おろしを添えて食べる。
 何とも言えない食感と味覚。こんな料理を考えた先達には驚くしかない。

水田魚道の勉強会に先立って農村環境地方研修という催しがあり、全国の農業技術者に水田魚道などの水田における環境配慮についての講義が行われた。
バスバスターズ

 その講義で伊豆沼におけるバス駆除について講義された進東さんには、以前アポイントも取らずに押しかけて、取材を申し込んだことがあった。
 いやあの時は失礼しまして、と旧交を温める。農村環境の講義にボクが参加しているので、意外な顔をされたが講演者のプログラムも確認しないで参加申し込みしたのだから、ボクも驚いた。

 そして、昼食で食べた餅。「エビ餅」
 このエビは本来は伊豆沼でとれたヌマエビ スジエビを使用するものだという。
でも今は捕れなくなった、淡水のエビ類はバスに喰われやすい生き物だ。
そんな話をしていると
「ほんもののヌマエビで作った餅とヒシが食べられますよ」と話しかけられた方がいた。

シナイモツゴ郷の会

のNさん。

 ボクはこの会が行った鹿島台町のため池での最初のバス駆除の時にお邪魔していた。
 水抜きの様子を撮影しようとドライスーツに着替え、水中カメラをもって地引き網の近くに陣取る。撮影が目的でこのときも飛び入りの参加だったが、バスが網を越えてジャンプするので、結局網の端を持ってバスが網を越えるのを阻止することになってしまった。長良川の漁師の血が騒いだことにしておく。
 水温も低かった。泳ぐつもりでため池に入っていたのはボクだけだったからね。

 その妙なカメラマンである。その時お会いした方だったが覚えておられて、どこかで見たと思ったと、シナイモツゴとヒシの集いに誘われた。


 いやー様々な再会があった今回の宮城行き。
運がよかった。。運が付いていた。そして、これは伊豆沼の白鳥の糞だ。 

しかし、残念。
このときはボクは奄美でジョレンを掻いている!!。
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シナイモツゴとヒシの集い

期 日 : 2005年12月10日(土)~11日(日)
会 場 : 宮城県鹿島台町学童農園
主 催 : NPO法人シナイモツゴ郷の会
鹿島台町教育委員会

次           第


第1部 品井沼ひしを味わう会

12月10日(土)

11時00分~:開会
11時10分~:品井沼ひし特産化プロジェクト活動報告
11時40分~:食味試験
12時00分~:試食会
12時50分~:シナイモツゴの保護活動
14時00分  :閉会

第2部 情 報 交 換 セ ミ ナ ―
水辺の生態系復元をめざして

12月10日(土)~11日(日)

16時00分~:開会
16時10分~:シナイモツゴ郷の会活動報告
17時00分~:守ろう日本の淡水魚(圃場整備を巡る問題点を中心に)
          細谷和海 (近畿大学教授)
18時00分~:夕食(ヒシ料理が食べられます)
18時30分~:研究・活動報告会
    
- 宿泊 -

7時00分 :起床・清掃・朝食
      9時00分 :解散
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