リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

長良川河口堰で海水が逆流する可能性について 

2014-07-10 21:36:46 | サツキマス研究会/長良川調査会

長良川河口堰において、一定条件で長良川河口堰の上流に海水が遡上する可能性がある。1太平洋洋上を台風が北上して高潮 2 満潮時である。 3 長良川上流に雨が降り、墨俣の水位が急激に上昇する(水位0m) そんな条件が今日だった。m

 

 それは、長良川河口堰を開ける判断が墨俣地点での流量によって判断されるという長良川河口堰の運用規則によっている。

墨俣地点で水位表示が0mとなると墨俣地点での長良川の流量は800トン/秒を超える。

すると 長良川河口堰の地点で800トン/秒の流量が無くてもゲートが開放される。

もし、満潮の高潮時だと海面は長良川の水面よりも高いことから 

 長良川河口堰を海水が逆流する

 ということになる。

 

 いかに スクリーンショットしたデータを貼ります。

 

長良川河口堰のゲートが上がり始めたのは2014年7月10日の1600くらい!

 

その時の名古屋港の潮位グラフがこれ

 くりっくして拡大して下さい。

 

墨俣の流量です。

 くりっく 拡大

 

おそらく1600前後から1800あたりまで、長良川の水面高と海水面の高さが拮抗していたのではないかと思います。

この時間でどれだけの海水が逆流(塩水遡上)したのか?検証してみたいものです。

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 衛星情報で豪雨を11か月先ま... | トップ | さようならボクのすきだった... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サツキマス研究会/長良川調査会」カテゴリの最新記事