リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

堰が閉まる

2006-04-12 18:59:51 | サツキマス研究会/長良川調査会
長良川河口堰のゲートを確認したが、ちょうど、ゲートが下ろされていくとき時だった。

 ゲートは流量が800トン/秒を下回ると閉鎖される。一昨年ゲートの上流に塩分上った塩水遡上事故?があってから、早めに閉まるようにしたようだ。

 この画像で放流量の方が流入より多いのは、ゲートを半開きにして上流の塩分を下流に流しているからだ。

 ボクにはその塩分。つまりは海水に乗って長良川の上流へ、まさに河口を通過しようとしていた、アユやサツキマス、アユカケ、カジカ、そしてヨシノボリの仲間やウキゴリの仲間たちが、吹き飛ばされていく様子が見える。気がする。

 19時00分。
 ゲートはまた閉じられた。
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