共同通信への配信はメコン・ウォッチが行ったのだが(ボクが担当の方のアドレスを間違えていた)全長がそんなに大きく見えないという質問がきたらしい。
共同通信配信 メコンオオナマズ
MSN 産経ニュース
ボクのブログ記事
捕獲記録
にある写真と同じなのだが、部分を拡大したものが表題の写真です。
メコンオオナマズは荷車の上に乗り切れなくて、尾びれ部分が垂れ下がっています。その部分が小さく見えている上に、頭の部分が欠けているので大きく見えませんが、このくらいあります。
ホントは尾叉長、体長(標準体長)も測定しておくべきだったのだけれど、バタバタしていて忘れていたのだ。
☆テキスト版 共同通信配信分
メコン川で希少ナマズ確認 ラオス、ダム建設予定地
【バンコク共同】ラオス政府がダム建設を予定している同国南部のメコン川で先月、乱獲などで個体数が減少し絶滅の恐れがあるメコンオオナマズを日本人研究者が確認し、撮影した。メコン川流域の環境問題に取り組む東京の特定非営利活動法人(NPO法人)「メコン・ウォッチ」が14日までに明らかにした。
メコン・ウォッチによると、メコンオオナマズはここ数年、年間1~2匹程度、漁師に捕獲されたとの情報はあるが、野生の個体が確認されるのは珍しいという。
メコン川は、メコンオオナマズのほか多種の淡水魚が生息。メコン・ウォッチは「ダム建設はナマズの回遊の障害となり、生存を脅かす可能性がある」と、ラオス政府に慎重な対応を求めた。
メコンオオナマズは10月22日、地元漁師の網にかかり、現地で調査をしていた岐阜市の魚類研究者、新村安雄さんが確認し、撮影した。すでに死んでいたが、体重は約200キロあったという。
メコンオオナマズは国際自然保護連合(IUCN)が絶滅の恐れが最も高い魚類に指定。タイやカンボジアの漁業者らは、生態系に悪影響を与えるとしてダム建設に強く反対している。
2009/11/14 08:43 【共同通信】
共同通信配信 メコンオオナマズ
MSN 産経ニュース
ボクのブログ記事
捕獲記録
にある写真と同じなのだが、部分を拡大したものが表題の写真です。
メコンオオナマズは荷車の上に乗り切れなくて、尾びれ部分が垂れ下がっています。その部分が小さく見えている上に、頭の部分が欠けているので大きく見えませんが、このくらいあります。
ホントは尾叉長、体長(標準体長)も測定しておくべきだったのだけれど、バタバタしていて忘れていたのだ。
☆テキスト版 共同通信配信分
メコン川で希少ナマズ確認 ラオス、ダム建設予定地
【バンコク共同】ラオス政府がダム建設を予定している同国南部のメコン川で先月、乱獲などで個体数が減少し絶滅の恐れがあるメコンオオナマズを日本人研究者が確認し、撮影した。メコン川流域の環境問題に取り組む東京の特定非営利活動法人(NPO法人)「メコン・ウォッチ」が14日までに明らかにした。
メコン・ウォッチによると、メコンオオナマズはここ数年、年間1~2匹程度、漁師に捕獲されたとの情報はあるが、野生の個体が確認されるのは珍しいという。
メコン川は、メコンオオナマズのほか多種の淡水魚が生息。メコン・ウォッチは「ダム建設はナマズの回遊の障害となり、生存を脅かす可能性がある」と、ラオス政府に慎重な対応を求めた。
メコンオオナマズは10月22日、地元漁師の網にかかり、現地で調査をしていた岐阜市の魚類研究者、新村安雄さんが確認し、撮影した。すでに死んでいたが、体重は約200キロあったという。
メコンオオナマズは国際自然保護連合(IUCN)が絶滅の恐れが最も高い魚類に指定。タイやカンボジアの漁業者らは、生態系に悪影響を与えるとしてダム建設に強く反対している。
2009/11/14 08:43 【共同通信】
日本が援助の当事国ではないから、直接的にはなにもできないのだよ。
結果が待ちどうしいです。
> ダムは国外への売電のためのもの。
だとすれば、大いに疑問ですね。
なんか阻止する手だてって無いのかなあ。
サンプルしているけれど、ワシントン条約から持ち出しは出来なくて、ホテルに預けてきた。
ダムは国外への売電のためのもの。
日本も明治期や戦争中のずいぶんとダムを造った。ただ、それは国内の産業振興につながったという意味では、歴史的には必要であってかもしれない。
しかし、ラオスでは売られていくのは電気だけで、地元への恩恵というのは???だなぁ。
体形が日本のナマズと違うように思いますが、分類的には近いのでしょうか?
耳骨でしたっけ?年齢を推定する方法があるそうですが、年齢も知りたいですね。
こういう巨大な淡水魚が存続する環境をなんとか残して行けないものでしょうか? 社会的な問題を解決しつつ、共存していく方策が見つかると良いのですが・・・
ナマズの仲間は肉食でも癖はなく旨いから、草食のメコンオオナマズはさぞかし美味しいだろうと思う。
実は翌日。漁獲した方の住むムラに行った。もしムラで食べたなら、身が残っていないかと思った。ま、それが目的ではなかったのですが。