伊自良湖にバスの産卵調査に行って、不思議な車を見た。
トランクに大型のクーラーボックスとエアポンプを積んでいる。ボクはバス釣りの特徴として、ロッド以外のモノを持たないことだと思っていたが、最近は事情が変わったのものかもしれない。
どんな人が釣っているのかと湖岸を歩いてみると、3人連れの青年が反対方向に歩いているのに会った。しばらく行って戻って見ると車は消えていた。
杞憂であれば良いのだが、もしブラックバスの持ち出しを考えている人がいるとすると、不幸な事態がおこる。
外来生物法がH17年6月1日から施行された。
違反行為(飼育・栽培、運搬・保管、野外へ放つ・植える、販売・頒布)をすると
・個人の場合 懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、
・法人の場合1億円以下の罰金
が課せられる。
幸いなことに、現在までにバスの持ち出しで逮捕された方はいないのだが、衆目の監視の下、国、県、山県市と研究者が共同して行う伊自良湖の調査では、全国初の逮捕者という事態も想定されるかもしれない。
岐阜に住むものとしては、不名誉な事態にならないことを望んでいる。
外来生物法
トランクに大型のクーラーボックスとエアポンプを積んでいる。ボクはバス釣りの特徴として、ロッド以外のモノを持たないことだと思っていたが、最近は事情が変わったのものかもしれない。
どんな人が釣っているのかと湖岸を歩いてみると、3人連れの青年が反対方向に歩いているのに会った。しばらく行って戻って見ると車は消えていた。
杞憂であれば良いのだが、もしブラックバスの持ち出しを考えている人がいるとすると、不幸な事態がおこる。
外来生物法がH17年6月1日から施行された。
違反行為(飼育・栽培、運搬・保管、野外へ放つ・植える、販売・頒布)をすると
・個人の場合 懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、
・法人の場合1億円以下の罰金
が課せられる。
幸いなことに、現在までにバスの持ち出しで逮捕された方はいないのだが、衆目の監視の下、国、県、山県市と研究者が共同して行う伊自良湖の調査では、全国初の逮捕者という事態も想定されるかもしれない。
岐阜に住むものとしては、不名誉な事態にならないことを望んでいる。
外来生物法
1月に琵琶湖博物館で実施された外来魚駆除意見交換会にやってきた知人も、車にバスタックルを積んだままでした(彼は琵琶湖ではバス釣りをしません)。伊自良湖にやってきたトーナメンターが、車にライブウェルを積んだままだったということもあると思いますし。
先述のトーナメンターとは、バスフィッシングのトーナメントに出る人のことを指して使ったのですが、今でも結構多いはずです。養成する学校(大手専門学校)があるぐらいですから。オカッパリ(ボートを使わない釣り)をやるトーナメンターなら、積んだままということもよくあると思います。彼らはトーナメント開催地まで車で移動しますし。もっとも、昨年の外来生物法の施行で生体の道路越えはできなくなりましが。使わないタックルが車に積みっぱなしであってもそれほど不思議ではないと思います。
リリース禁止や外来生物法で、バス釣りが下火になるとしても、それには長い時間がかかる思います。もちろん、一時期ようなブームと比べればはるかに少なくなっているのでしょうけど。
率直に研究者と書かれているのでお聞きしますが、魚を移植した場合、移植数の何%が生き残るんですか?
生き残った数の何%が世代交代をし、繁殖するんでしょうか?
ニイムラさんの危惧は間違っていないと思います。
2ちゃんねるの岐阜スレッドでも、9月までに移植しようって書き込みがありましたし。
ボクは以前長野県の木崎湖でコクチバスをライブウェルに入れて持ち出す現場に遭遇したことがあります。そのときは外来生物法の施行前でもあり、十分な対応が出来ませんでした。その時の苦い経験から用心してしまうのですよ。
あなたが言われるように、アイスボックスを積んだ車をすべて疑ったらきりがないですが、エアポンプをセットした状態をみたら、「まさかということ」も考えてしまうということです。
しかし何でも自分の立場に都合のいいように理解しようとして他人の意見に耳を貸そうとしないのはよくないことです。自称とは言え研究者を語るならライブウェルを知らなくて普通の釣り人を確認もせず推測だけで密放流者呼ばわりした事に対して何か言う事があるのでは?
ここにあるスモール関係の記事があなたの根拠のない勝手な思い込みから発信されていると自ら示しているようなものです。スモールにお詳しい研究者とバサーのどちらがスモールに詳しいか?このブログを見ていると本当に研究しているのか疑いたくなります。アマゴにスモールがとって変われるか?80年前にラージとスモールが移殖された芦ノ湖ではワカサギもマスも良く釣れてますよ。バスが他の魚を食い尽くすなんて。どう見てもアユやアマゴの方が早く泳いで逃げていってしまいバスはエサをとれずしんでしまうのがオチです。ほっておいても増えやしません。それよりも日本の河川にどうしてバスが多く生息できるようになったのでしょうか?アユやアマゴの生きられない川や湖にしてしまったのは人間ですよね。あなたが騒いだ影響で今伊自良湖の湖岸は丸出しです。これでは在来魚が隠れる岸辺がなくなっています。余計にバスを増やす事になっていませんか?密放流という犯罪者を完全になくすことは不可能。みんなで水辺を守る行動が必要です。ニイムラさん目を覚ましてください。敵は一般のバサーでなく密放流者ですよ。
でも、バス生かす水温で飲み物冷えるの?
オオクチバスに比べて冷水が好きですから、いったん川に入ると、上流に移動する可能性が大です。
ボクはコクチバスを最初に農具川(長野県)で見ましたが、泳ぎがアマゴそっくりなのでびっくりしたことがあります。
実際、潜っていて、見かけるコクチバスは口に釣り跡がある個体です。コクチバスは釣られているのですね。
全釣り協がこんな呼びかけをしているのですが、回収箱にあるのはギルだけでした。
http://www.zenturi-jofi.or.jp/topic/gifu_garirai1.htm
もし、エアーポンプが車内で作動していたことを確認しておられたら、最悪の結果を想像せざるを得ません。そうでないことを祈ります。
前にお話した、ヘラブナを持ち帰ったおっさんは、きちんとエアーを効かせてました。
戦前、長良川のアユ(受精卵)を台湾総督府に送っていた位だから、案外日本経由のアメリカ産だったりして?
農林水産試験研究年報 水産編 昭和42年度
滋賀県水産試験場
増養殖の中の1項目(継,39~)
増養殖魚種としてブルーギルを移植し、生態を明らかにしつつ飼育試験を継続中である。また台湾産を移植し飼育試験中である。
郵便番号566-0001
大阪府摂津市千里丘5丁目9番16号
辻井 豊
滋賀県水産試験場には台湾産のブルーギルを移入した記録があるようです。
あまり希少種の保護についての参考とはならないかもしれない。
ただ、バスは結構、遺伝的多様性を考えて、いろんなところから入れられている。
日本魚類学会の52巻2号 2005年11月25日発行にそのへんを調べた論文が載っています。
ボクも、何カ所かサンプルを送りました。
http://www.fish-isj.jp/publication/journal5202.html
日本産ブラックバスにおけるミトコンドリアDNAハプロタイプの分布
高村健二
ちなみに、バス(オオクチ、コクチ)の遺伝的な組成はかなり調べられているので、どこから持ち出されたのかは、かなり分かるようになってきている。