養殖ウナギが高価だという。
天然はさぞかしだと思うのだが、意外なほど安いらしい。
先日琵琶湖の沖島の民宿で聞いた話だが、出荷しても金にならないから自家消費が多いのだという。
理由はこんなもの。
1.大きさが揃わない。
2.大きすぎると料理屋に敬遠される。
3.安定的に供給できない。
1kgもあるようなウナギは、ホントに美味しい。そんなウナギがかえって安いというのは、不幸でもあり、幸福でもある。
しかし、内水面漁業の流通について、大きな問題があるよと思う。
画像は延縄でとったウナギさばく前に、「電気」で麻酔?しているところ。
家庭用の100V を桶にぶち込んでいたのでびっくりした。
ウナギの活きが良すぎるので、こうでもしないとさばくことが出来ない。
養殖ウナギ 1割の背骨曲がる (朝日新聞) - goo ニュース
☆テキスト版
養殖ウナギ 1割の背骨曲がる
2006年 8月15日 (火) 12:12
背骨が縦に曲がった養殖ウナギが増えている。静岡県水産試験場浜名湖分場の調査で、全体の1割ほどが変形しているという結果が出た。原因は謎だ。品質や安全性に影響はないというが、ウナギを割く手間がかかるので市場で買いたたかれ、養殖業者を悩ませている。
静岡や愛知などウナギ養殖が盛んな地域では、少なくとも15年ほど前から見られた現象という。浜名湖分場が静岡県内の養殖業者に対し6年前から本格的に始めたアンケートでは、生産量約2000トンに対し、00年は5トン余りの背骨が曲がっており、01年以降は毎年30~45トンに上っていた。
そこで、同分場の吉川昌之・主任研究員らが04年秋以降、シラスウナギから9カ月間飼育した752匹を調べたところ、少なくとも62匹の背骨が明らかに変形していた。70%が上に曲がった「逆への字」形、5%が「への字」形。ほかは背骨の一部が短くなったり、列が乱れたりしていた。
曲がっていた個所は、112~119個ある背骨のうち、消化器官付近の前から25番目、肛門(こうもん)よりやや後ろの45番目と54番目の前後に多かった。
養殖業者からは「成長が早かったり、餌をよく食べたりするウナギに多く見られる」との声が寄せられた。平均体重が7カ月後200グラムを超えた通常飼育では、発生率は3.4%。一方、餌を制限して13カ月後の平均体重が200グラムにとどまったものについては、背骨曲がりはなかった。「天然のウナギが200グラムになるには早くて4年かかる。本来の成長速度をはるかに超えていることが影響している可能性がある」と吉川さん。
水産総合研究センター養殖研究所の田中秀樹・繁殖研究グループ長は「発生原因はわかっていないが、養殖池を調べても水質汚染に由来しているとは考えられず、安全性に問題はない」と話す。ただ、見た目が悪く、加工しにくいので「生産者の経済的な打撃が大きい」。実際、半値ほどでしか売れないこともある。吉川さんは養殖者泣かせの「背骨曲がり」の原因究明を、今後も続けていくつもりだ。
天然はさぞかしだと思うのだが、意外なほど安いらしい。
先日琵琶湖の沖島の民宿で聞いた話だが、出荷しても金にならないから自家消費が多いのだという。
理由はこんなもの。
1.大きさが揃わない。
2.大きすぎると料理屋に敬遠される。
3.安定的に供給できない。
1kgもあるようなウナギは、ホントに美味しい。そんなウナギがかえって安いというのは、不幸でもあり、幸福でもある。
しかし、内水面漁業の流通について、大きな問題があるよと思う。
画像は延縄でとったウナギさばく前に、「電気」で麻酔?しているところ。
家庭用の100V を桶にぶち込んでいたのでびっくりした。
ウナギの活きが良すぎるので、こうでもしないとさばくことが出来ない。
養殖ウナギ 1割の背骨曲がる (朝日新聞) - goo ニュース
☆テキスト版
養殖ウナギ 1割の背骨曲がる
2006年 8月15日 (火) 12:12
背骨が縦に曲がった養殖ウナギが増えている。静岡県水産試験場浜名湖分場の調査で、全体の1割ほどが変形しているという結果が出た。原因は謎だ。品質や安全性に影響はないというが、ウナギを割く手間がかかるので市場で買いたたかれ、養殖業者を悩ませている。
静岡や愛知などウナギ養殖が盛んな地域では、少なくとも15年ほど前から見られた現象という。浜名湖分場が静岡県内の養殖業者に対し6年前から本格的に始めたアンケートでは、生産量約2000トンに対し、00年は5トン余りの背骨が曲がっており、01年以降は毎年30~45トンに上っていた。
そこで、同分場の吉川昌之・主任研究員らが04年秋以降、シラスウナギから9カ月間飼育した752匹を調べたところ、少なくとも62匹の背骨が明らかに変形していた。70%が上に曲がった「逆への字」形、5%が「への字」形。ほかは背骨の一部が短くなったり、列が乱れたりしていた。
曲がっていた個所は、112~119個ある背骨のうち、消化器官付近の前から25番目、肛門(こうもん)よりやや後ろの45番目と54番目の前後に多かった。
養殖業者からは「成長が早かったり、餌をよく食べたりするウナギに多く見られる」との声が寄せられた。平均体重が7カ月後200グラムを超えた通常飼育では、発生率は3.4%。一方、餌を制限して13カ月後の平均体重が200グラムにとどまったものについては、背骨曲がりはなかった。「天然のウナギが200グラムになるには早くて4年かかる。本来の成長速度をはるかに超えていることが影響している可能性がある」と吉川さん。
水産総合研究センター養殖研究所の田中秀樹・繁殖研究グループ長は「発生原因はわかっていないが、養殖池を調べても水質汚染に由来しているとは考えられず、安全性に問題はない」と話す。ただ、見た目が悪く、加工しにくいので「生産者の経済的な打撃が大きい」。実際、半値ほどでしか売れないこともある。吉川さんは養殖者泣かせの「背骨曲がり」の原因究明を、今後も続けていくつもりだ。
旨いウナギですか,見ているだけで涎ものです.
四万十川の天然物はかなりの高価であるとききましたので,
安いというのは驚きです.四国では養殖物の調理済み蒲焼きで
800-1000円くらいかな.四万十川の江川崎漁協では.
稀にしか天然物は入らないらしいが,1尾1万近くすると聞いたー
噂ですー確認したわけではありません.この内容をみたので
早速に江川崎か松野のお店に行ってみよう.
ちなみに江川崎での天然物のアユは3-4尾で1000円くらいでした?
うまかったです.昨年徳島県の海部川でもらった天然アユうまかった.
つい先日、琵琶湖の水中でウナギとご対面しましたよ!石組みの中にじっとしていたのでエビをほうり込んだら、一発で食いつきました。捕獲には失敗しましたが・・・ああ食べたかった・・・
来るときは、早めに言いましょう!!この間の祭典のパネルの使用料としましょう。ところで、昼間に石組みの中なんですよね。昼でも一発で食いつくんですか?まさか、夜のダイビングかいな・・・。気をつけて下さいよ。