不幸な予測は大抵当たる。
恐れていた事態が進行している。カエルツボカビ症の野外での確認だ。
ツボカビ症、国内野生種も ウシガエルから確認(朝日新聞) - goo ニュース
◎リバーリバイバル研究所 ツボカビ症 関連リンクへ
![](http://www.asahi.com/life/update/0611/images/TKY200706110097.jpg)
☆テキスト版
ツボカビ症、国内野生種も ウシガエルから確認
2007年06月11日13時59分
カエルなど両生類に感染し、絶滅などの危機を引き起こす恐れのあるカエル・ツボカビ症が、国内で野生のウシガエルなどにも感染していることがわかった。国内にいる野生のカエルで感染が確認されたのは初めて。仮にツボカビ症でカエルが減れば、カエルを捕食するヘビや鳥類の減少で生態系のバランスの崩壊につながる恐れもある。環境省は今夏から全国調査を始めるという。
図カエル・ツボカビ症の特徴
宇根有美・麻布大准教授らの研究グループは、国内で売買されている国内種のカエルや、野生環境で捕獲されたカエルなどの調査を進めていた。
今回、国内にいる132匹を対象に予備調査をしたところ、イモリやアマガエルなど42匹でカエル・ツボカビ症に感染していることがわかった。うち38匹は売買目的で捕獲されるなどして人間の手を経ているが、残る4匹はすべて、人間の手を経ていない野生のウシガエルだったという。ウシガエルは日本在来のカエルではないが、日本で野生化している。宇根さんによると、海外の例ではウシガエルは感染しても死なないとされる。しかし、生存したまま感染の発見が遅れた場合は感染が拡大する恐れもある。
宇根さんは「予備調査なので、どれくらい感染が広がっているか正確な状況を把握しているわけではない。感染していたのは純粋な国内種ではないウシガエルだったが、今後、純国産種への感染を防ぐ対策を早急に考えなければならない」と話している。
カエル・ツボカビ症はカエルなど両生類が感染する病気で、人間には感染しないが、種によっては大半が死に至る。オーストラリアやパナマなど海外では特定の地域で種が絶滅するなどの被害が報告されている。国内ではこれまで、輸入された海外産のカエルで感染が確認されていた。
恐れていた事態が進行している。カエルツボカビ症の野外での確認だ。
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2007年06月11日13時59分
カエルなど両生類に感染し、絶滅などの危機を引き起こす恐れのあるカエル・ツボカビ症が、国内で野生のウシガエルなどにも感染していることがわかった。国内にいる野生のカエルで感染が確認されたのは初めて。仮にツボカビ症でカエルが減れば、カエルを捕食するヘビや鳥類の減少で生態系のバランスの崩壊につながる恐れもある。環境省は今夏から全国調査を始めるという。
図カエル・ツボカビ症の特徴
宇根有美・麻布大准教授らの研究グループは、国内で売買されている国内種のカエルや、野生環境で捕獲されたカエルなどの調査を進めていた。
今回、国内にいる132匹を対象に予備調査をしたところ、イモリやアマガエルなど42匹でカエル・ツボカビ症に感染していることがわかった。うち38匹は売買目的で捕獲されるなどして人間の手を経ているが、残る4匹はすべて、人間の手を経ていない野生のウシガエルだったという。ウシガエルは日本在来のカエルではないが、日本で野生化している。宇根さんによると、海外の例ではウシガエルは感染しても死なないとされる。しかし、生存したまま感染の発見が遅れた場合は感染が拡大する恐れもある。
宇根さんは「予備調査なので、どれくらい感染が広がっているか正確な状況を把握しているわけではない。感染していたのは純粋な国内種ではないウシガエルだったが、今後、純国産種への感染を防ぐ対策を早急に考えなければならない」と話している。
カエル・ツボカビ症はカエルなど両生類が感染する病気で、人間には感染しないが、種によっては大半が死に至る。オーストラリアやパナマなど海外では特定の地域で種が絶滅するなどの被害が報告されている。国内ではこれまで、輸入された海外産のカエルで感染が確認されていた。
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