リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

琵琶湖流入河川のダムにコクチバス

2007-06-06 11:29:21 | 異人録 外来生物を巡って
京都新聞滋賀面 電子版

 今年は空梅雨気味で渇水傾向だ。他のダム湖などにコクチバスがいないかどうか確認するには適した状況だと思う。といって、ボクは今年は動けないなぁ。

☆テキスト版
コクチバス3匹、貯水池で捕獲
犬上川で繁殖? 県、早急に調査へ

 滋賀県は5日、特定外来生物に指定されているコクチバスの成魚3匹が、多賀町萱原の犬上ダムの貯水池で捕獲された、と発表した。県内ではこれまでコクチバスの繁殖は確認されていないが、県は「同じ水域で複数の成魚が確認されたのは初めてで、犬上川で繁殖している可能性が高い」としている。

 県によると、4日午後4時半ごろ、魚類調査をしていた県立大大学院1年の河南元希さん(24)が貯水池に潜ったところ、複数のコクチバスを発見し、うち3匹を捕獲した。1匹は全長44センチで、県内でこれまで捕獲されたコクチバスの中でも最大という。

 コクチバスは北米原産のブラックバスの1種で、速い流れに対応できるため、同じく放流が禁止されているオオクチバスやブルーギルよりも河川に流入しやすいという。アユやアマゴ、エビなどを補食し、河川の生態系に悪影響を及ぼすと指摘されている。県内では1995年に琵琶湖で初めて発見された。
 県自然環境保全課は「今後、早急に卵の確認や生息調査を実施したい」としている。
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2 コメント

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なんてこった! (ナカニシ)
2007-06-10 11:21:40
公的機関や水域管理者や関係者にどれだけ、本来ならやらなくてもよい仕事を増やしているのか、わかっているのでしょうか(わからないから、密放流したのだけど)。
密放流者のあまりにも自己中心的な行動に、憤りを超えて同じ人間としての悲しみを感じます。
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ToToみたいに (にいむら)
2007-06-11 08:26:39
本腰をいれて密放流を摘発する。かかった費用を民事訴訟で請求する。摘発にかかわる懸賞金等を整備するなどしたらどうだろう。
ToToみたいに掛かった費用を積算して賠償金として請求できたら良いと思うのだが。
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