あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

「新春ええにょぼ歌会」は親孝行企画でした

2024-01-14 | ライブレポ

1日13日「新春ええにょぼ歌会」は

おかげ様で大好評でした。

雨か雪にたたられるにいやライブ。

この日のお天気も相当心配したが

おかげ様でライブ終了まで快晴。

帰りには小雨だったが大きな虹が

出て天からお疲れさま~と

祝福をもらった気がした。

民謡歌手の沢 悠佳(たくゆか)さんを

ゲストにお迎えしたのは2回目。

三味線奏者かつ歌い手として

素晴らしいだけじゃなくて

踊りも交えたライブ運びが

素晴らしい。

かつ若くてべっぴん。

「ええにょぼ」とはまさしく

この方のことです。

ご来場の方もええにょぼ揃い

でしたけど。

そんな沢さんは引っ張りだこ。

昨年97回もの公演をされたそう。

私みたいに赤字覚悟の自主企画

とは違って主催者ありきの

招待公演だから大した方なのです。

同じ表現者として「羨ましい」

というレベルにないです。

もっと全国に。

なんなら世界を舞台に活躍してと

応援したくなる。

私がそう感じる表現者は初めてで

少ないにいやファン全員に

沢さんを知ってもらわなくちゃ

と思った次第。

が、この日は皆さんことごとく

予定があるそうで10人くらい

来られないと言われた(涙)

予定があって来られないとは

珍しいくらい。

たいていはお天気がとか、

ちょっと遠いとか、

体調がとか・・。

せっかく沢さんにお願いしたのに、

少数精鋭とは残念だと悲しかった。

が、蓋を開ければ予定されていた

お客様も現れないという中で

20人お越し頂いて

なんとか形になった。

その中にこの頃認知機能が

ダダ下がりの母も。

生の三味線と民謡を聞いて

もらいたかった。

何かにつけ不器用な母だが

若いころ踊りのグループに

入っていたのを知っている。

舞台に上がる側には不向きだった

と思うが見るのは関心がある。

だから文句を言いながらも

私の活動を心のどこかでは

応援してくれている。

開演と同時に入店した母は

正面かぶりつきに着席。

娘が歌うさまを食い入るように

見ている。

ちょっと恥ずかしかったが

久しぶりのライブは良い刺激に

なっていると思った。

民謡とのコラボであることと

新春第一弾のライブを意識して

「出雲の女」「天来」など

神社に所以ある歌を歌う。

「安らけく平らけく」は

平清盛をテーマにした歌。

扇を持ってなんちゃっての舞い

を披露した。

今回の課題曲は「夜桜お七」。

ギター弾き語りでチャレンジした。

レッスン曲に選らんで2回

指導してもらったが当日の

リハでも弾けず。

1回も成功しないまま本番に突入。

勢いでなんとかなった。

思いがけずサビで手拍子が起こり

救われた。

第1部新屋まりで60分歌い終えて

第2部沢 悠佳さんが登場。

三味線と民謡の伸びやかな歌声に

皆さんびっくりだったと思う。

三味線が上手な人、

民謡が上手な人はたくさん

いるかもしれないけれど

楽しくてほろりと来るMCに

引き込まれる。

踊りも素敵だった。

若いころからの鍛錬が

見て取れるのはそのはずで、

高校生の部活で全国優勝

されているそうだ。

秋田から島根に嫁いで来るとき、

おばあちゃんが空港に三味線を

もって来て

「何かの訳に立つから」と

沢さんに持たせたそうだ。

何かのどころか「芸は身をたすく」

とはよく言った。

20年寝かせていた三味線を

もう一度特訓して活動3年だそう。

ちょっとだけ私と似ていて。

13歳の冬、父がギターを買って

きてくれた。

そろばんをギターネックに見立てて

独学でコードを押さえていたのを

父は見ていたのだろう。

私も20年ほどのブランクが

あったがギターを引っ張り出して

急にオリジナルを作って

人前で歌い始めた。

私を知る人がみんな驚くが

自分が一番びっくりだ。

アンコールは「花笠音頭」を

沢さんの三味線で。

替え歌にしてチャレンジした。

高音が出て居なくて「あれま」

な出来でしたけど。

なんちゃってジャンルがまた

増えたが母は大喜びだった。

「民謡もええの~」

「えかったで」=「良かったよ」

と何度もリピートした。

感じのええ人だね。

綺麗だったしと言った後で

「あんたも綺麗だった」と

言われたからびっくりした。

母から初めてほめられた。

結果的には「親孝行企画」でした。

髪の毛を切りすぎてしまい

衣装に不釣り合いになった。

苦肉の策でウイッグをかぶった。

仮装大会みたいにならないか?

笑われるだろうな~。

母にも友人にも不評だろうな~と

覚悟していた。

案外なことに似合っていたそうだ。

これからのチャレンジは

ご来場できなかった方の為に

もう一度企画すること。

そしてダイエット(爆)

めったに着ない衣装が

ピチピチになっていた(;^ω^)

歌会から一夜明けても母は

上機嫌で若返っている。

ライブの力は偉大だ。

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チェックの上でおでかけ下さい。

 


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