出会いで広げる我が宇宙

朝晩寒くなった。

もうすぐ11月だけの～と

口にする母。

「もう11月終わり。

もうすぐ12月だってば。」

訂正する娘。

日にちも曜日も混沌としている母。

いつ頃からか日にちの感覚が

希薄になったのは私も同じ。

私はこのところ連日

西へ東へ北へ南へと

仕事とは言いづらい用件で

飛びまわっている。

こたつに入ってヒガナ

退屈な時間を過ごしている

母と麻呂を思うと

ちょっとココロが痛む。

心が痛みつつも人と会うのが

楽しくてごめんよ～だね。

コロナを言い訳に人との

関わりを全面的に閉ざして

結構長い。

過去の教訓から・・

オープン過ぎるあたしのキャラが

リスクを伴うのだけれど

リアルに会うのが楽しい。

昨日、写真家の宮角孝雄さん夫妻を

我が町の「ぞうさんカフェ」に

お連れした。

オーナーの植田さんと

宮角さん夫妻とは既知。

写真展には植田さんが交流ある

スリランカ大使を連れて

行かれたそうだ。

田舎の実情からグローバルな

話まで尽きない。

植田さんの目線の「高低差」に

感動するばかり。

植田さんの感性が田舎に

埋もれるにはもったいないけれど

トロピカル移住計画を実行

されている。

我が町にとどまって頂きたいな。

そういう私自身が実は

我が町の町民とはそれほど

交流がないのが問題だわ～。

もしかして私の感性も目線の高さも

この町にはそぐわないのかも

しれないな～なんて（笑）

宮角さん知古のご夫妻にも

久しぶりにお会いした。

ライブに来て下さったことがある。

20年近く前、

電気を使わないで歌って欲しい

と言われていたのが

印象に残っている。

あの時小学生になりたて

くらいだった甥が音響の

操作をならって初チャレンジした。

ちゃんとできた。

「末恐ろしい」と言われたっけ。

その甥が大学院生というと

驚かれた。

で、最近ライブの方は？

と聞かれたので

12月加計の「月ヶ瀬温泉」、

来年1月は岩国のお寺です

とお話した。

奥様はご実家が岩国だそう。

何とそのお寺の幼稚園を

卒園されていた！

ライブに来て下さるそうだ。

世間は本当に狭い。

そして時間が経つのは本当に

早い。

どちらも恐ろしいほどだ。

思ったことは実行すべきだし

会いたいと思った人には

コンタクトを取り、

行きたいと思った場所には

脚を運んでみるべきだ。

そのことを痛感した。

少なくとも自分の世界が広がる。

その広がりが人としての幅になり

自分を中心にした宇宙が

出来上がる。

ワクワクじゃないか。