あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

沖縄・宮古一人旅(1)

2020-02-07 | 心の栄養

雪がチラチラ舞う北広島町から

沖縄へひとッ飛び。

還暦記念一人旅へ。

南国へ軽装で降り立つと

思いの外寒かった。

北広島町だって日によってコロコロと

気温が変わる。

この日の沖縄には冬用ジャケットが

必要だった。

持ってきたものを着こんでしのぐ。

沖縄での目的は夜遊びと

とある聖地へ行くこと。

鍾乳洞の「玉泉洞」はおまけのつもりで。

規模が大きくて何よりあたたかかった。

おなじみハブとマングースの戦いショウを

やっているらしかったし、

ガラス工房もあった。

以前団体ツアーで来たのはここだったよう。

きままに路線バスに乗り

地ビールを飲んで

それだけでも解放感で幸せいっぱい。

洞窟内は22度。

冬場では暖かく感じるし夏場は

涼しいそう。

湿気も高い。

サウナに入ったようで

冷えた身体には心地よかった。

台湾人のグループが多かった。

バスで50分。

那覇市内中心部に戻り

夜はお楽しみの沖縄舞踊へ。

沖縄伝統舞踊の中でも特に

優雅な舞「四つ竹」に惹かれる。

手に持ってカチっと鳴らす

あの鳴り物を四つ竹というのだそう。

夜はまだ長い。

物足りなくてライブハウスへ。

ネーネーズ(若いメンバー)の歌を聞いた。

沖縄の中心部でも飲食店はほぼ22時まで。

この日は土曜日。

今日は台湾のフェリーが来たから

人が多いとタクシードライバーさんが

言っていたが、

案外早い時間に閑散とする。

 

翌朝も寒かった。

バスタブにお湯をはり

身体を不格好に折りたたんで

どうにかこうにかお湯に浸かる。

慣れないレンタカーで慣れない道を北上。

勝連城(かつれんじょう)は

りっぱな石垣が青空に映えて

とても美しかった。

いわゆる天守閣のようなものはないけれど

海が見渡せた。

この穴は外につながっていて

当時の王様は逃れたと言われている。

人知れず血脈はつながっているのかも

しれない。

神様からの声を伝える巫女たちが

座ったという石が木陰にあった。

観光客が居なくなった一瞬の間に

ちょっと座ってみたら凄く気持ちよかった。

そこから南へ。

5年前に連れて行ってもらった祠へ

行ってみたかった。

海の傍の巨大な洞窟で近くに

道の駅があったはず。

名称も場所もまったく

分からないままだったが

ネットで見た画像が似ていたので

ダメ元で行くことにしたのだった。

那覇から1時間少々。

見覚え有る入り江に着いた。

シーサーが両脇を守っている

小さな橋を渡り

舗装されていない狭い道を進むと

行き止まり。

記憶の片隅にある場所だった。

茂みの先に進むと木陰に覆われた

ちょっと開けた場所に出る。

その先にかの洞窟があった。

 祭壇のようになっていて

3人お参りされていた。

自分の名前と住所、干支を名乗り

何をしに来たかを神様に言うのが習わし。

その老女は家のことを何やら

報告されていた。

5年前に大勢で来た時、

ひとりはその場にばったり倒れて、

見た目には危機的な昏睡状態。

みんなは気に留めず放置していたら、

数分後に目覚めて

本来の彼女に戻っていた。

私は私で大泣き。

少女のような口調で

(声には出さないけれど)

「私は歌いたいだけなのにぃ

みんなにぃ利用されてるからぁ~

もうやめたいですぅ。

神様ぁ~4月で歌をぉ

やめてもいいですか~?」

と涙ながらに訴えていた。

前回来たのが何月のことだったか

記憶にないが「4月」は覚えている。

そもそも神様の命令で自分は歌っていて、

やめるには許可がいるわけ?

で、そーもそも

誰かに利用されているの私?って

謎だらけだった。

だいぶ後になって確かに

利用されていたと知る(爆)

あれから数年。

自分の潜在意識は何を思っているのか

確かめたかった。

せっかく来たのだから

沖縄ならではの歌を「授かりたい」

とも思っていた。

創作への熱量も創作のアイディアも

枯れた気がする。

それは活動の方向性への

迷走気味にもなっている。

そんなことをちょっとお願いしてみたら

「あめつちの詩はどうした?」

と聞こえた。

自分の内なる声かもしれないけれど

「あー。痛いとことついて来るな」

と思った。

「あめつちの詩」こそ人類救済の歌だと、

私が知る限り霊的能力の高い2人に

同じことを言われた。

大ヒットするとも言われた。

私自身が人類救済や大ヒットに

および腰だった可能性はある。

「あれは。えーーーーっとぉ」

濁しておいた。

新屋まりはとりあえず歌う気がある。

その確認はした。

人類云々やら大ヒットよりも、

穏やかな日常があればよい。

願わくば私と同じ目線の仲間を得て

チームで楽しい活動をしたいです

と神様?に伝えた。

小さな女の子づれの若いカップルが

洞窟前に来たが女の子が泣き出した。

お母さんが「怖いね。帰ろうね」

となだめて早々に退散していた。

かなり迫力ある洞窟だもの。

それにしてもここまで良く来たな私(笑)

神様が何者であろうと

神領域の一端に触れて

コンタクトするということは

人も神領域の一部にいるはずだ。

自分が本当に望むことを「意識化」させる。

それができる心の強さと

感性のしなやかさがあれば

大抵のことに迷わないはずだ。

清々しい気持ちで道の駅へ移動。

まぐろ丼と沖縄そば小どんぶりの

セットなんと!500円!を食べて

那覇空港から宮古島をめざした。

 

 

 


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