スリランカ屋台料理で人気のあるコットロティ
スリランカの主食の1つ「ロティ」。種類は様々ありますがその中の一つに
「ゴータンバロティ」というお料理があります。
昔、スリランカではインドから来た人のことを「ゴーダ」と呼び、
その中でもタミル人を「タンビヤ」と呼んでいた時期がありました。
彼らはよく薄いハンカチのようなものを食べており、
その光景を不思議がった人がそれは何かと尋ね、返ってきた答えが「ロティ」でした。
ゴーダのダンビヤのロティ、それがゴーダンバロティとして伝わったそうです。
食べ方も特徴的で手で小さくちぎり、パスタのようになった麺の上カレーをからめながら、
そう日本のスパゲッティナポリタンのようにして召し上がります。
「ゴータンバロティ」今ではすっかりスリランカの主食としての地位を確立しました。
⇒ゴタンバロティの写真は後日アップします。
ところで、お店で余ったゴーダンバロティの生地を、どうにかうまくリメイクできないかと生まれたのが「コットロティ」です。
そのため多くは夕方からのストリートフードとして登場します。
キャベツやニンジン、肉などをまな板の上でざく切りにし材料を鉄板に移し、
2枚のステンレス製のへらを使って、 刻みながら炒め合わせていきます。
その独特のカタカタカタという音が何とも言えない郷愁をそそります。
参考動画:クリックしてみてください
チョップ チョップ チョップ! 動画を見る ⇒クリック
スリランカ料理教室 アジさんの6月のクラスのメニューはこのコットロティでした。
実はクラスでメニューに上がるには1つ理由があって、スリランカ料理教室のアジさんは
いつも息子さんチュランガくんと一緒に教室を作っているのですが
昨年スリランカフェスティバルの屋台でコットロティを買って食べてる生徒さんたちが
「美味しい美味しい」
といっているのをきいて
「本当のコットロティはもっと美味しい。なんであのコットロティを美味しいとみんながいうかわからない!
おとうさん 美味しいコットロティを作って」
というったことがはじまりだそうです。
そのため コットロティ用の鉄板は日本のメーカーさんに頼んで特注でつくってもらいました。
写真実物です
(写真 文章 情報等 アジさんクラスに通うみんなでまとめました)