知床にて

古いけど、連休中のお話ね。

羅臼岳を登ろうと朝３時に起きたのね。
しれとこ自然村を出発、岩尾別へと向かう。

この時はまだ山並みが見えた。
風は強い。
山登りはやめた。
３０分もしないで、山は見えなくなったのだ。


今日は一日観光客。
岩尾別で温泉。
三段の露天風呂ね。


知床五湖も観光ね。
山は完全に見えなくなった。
最近出来た木道。
これで、観光客をクマちゃんから守るのね。


オマケに電気柵もあるので安心かな。
なかには平気なクマちゃんもいると思うが・・・。


シカの写真を撮るとこなんぞ、観光客な僕ぅ～。


湖の一つ、二湖。
場所によっては、秋、紅葉と初雪の羅臼岳が湖に映り、とても綺麗なのだ。


昨年、本州から観光にやって来たおじいちゃん。
湖を散策中、行方知れず（いまだに）になっているのだ。
自衛隊３００名でしばらく探したが、見つかったのは「帽子」のみ。
売店のおばちゃんに話を聞いたら、クマの仕業ではない。目撃者の話では、遠く海の方に歩いている人を見かけたらしい。
笹藪の中を。
その先は断崖絶壁のオホーツク海。

今回、知床に来た目的。
山がダメだったら、
この本「知床開拓スピリット」で紹介された場所を訪ねてみたかったのだ。

写真は白黒にしてみた。
岩尾別地区、Y家の住居跡。
昭和４１年以降も酪農を続けていたのです。


オホーツク海へと続く道。
昔の共同牧場の名残なのか？
ダニだらけになって、クマに怯えながら、進んで行った。


またそのうちに、開拓魂を感じに行きたいのだ。