ココヨリトワニ

野球と文章書きに生きる男、空気王こと◆KuKioJYHKMのブログです。(人が死ぬ創作文があります、ご注意を)

「くすりのマジョラム」魔法薬一覧

2014-12-05 20:31:59 | 雑談
「くすりのマジョラム」に登場した、魔法の薬の一覧を作ってみた。
なお対象は作中で実際に作製ないし服用されたもの限定とし、解説がされたのみの薬は対象外とする。

○魔法の風邪薬
初登場:1話
作中最初に登場した魔法薬。
風邪で消耗した体力を補い、さらにウイルスを撃退できるだけの力を体に与える。
日本の材料では効果が強すぎ、一時的に身体能力が普段より高まるという副作用が出ている。

○魔法の筋肉増強剤
初登場:2話
筋肉の成長が内臓に追いついていない育音のために処方した薬。
鍛えたい場所に塗って数回運動するだけで、通常の何倍もの筋力増強効果が得られる。
ただし副作用として、凄まじい筋肉痛に襲われる。


○香りを強く長持ちさせる魔法薬
初登場:3話
惚れ薬の代わりに、麻央にプレゼントした薬。
服用するとフェロモンの効果も上がる。
元々は加齢臭を気にするラムの父のために、消臭剤やコロンの効果を長持ちさせる目的で作られていた。


○傷薬
初登場:3話
潤に頼まれて作った薬。
いやなことがあったラムの八つ当たりで同性にときめく薬を混ぜ込まれるが、
潤がそれを必要以上に塗った状態でラムの前に現れたため自分が被害を受けることに。


○魔法の日焼け止め
初登場:4話
海に薬の材料集めに行く際、ラムが塗っていた薬。


○除毛剤
初登場:4話
むだ毛処理のために使用。効果は約1年らしい。


○記憶の複製薬
初登場:5話
霧に魔法薬の説明をするのが面倒だったため、飲ませた薬。
しかし、余計な記憶までいろいろと伝えてしまった。


○魔法の撥水剤
初登場:6話
ドロはね防止のために、靴に塗った薬。
しかし水を弾きすぎて、水面を歩くことまで可能になってしまった。


○蘇生薬
初登場:6話
溺れた錠を助けるために使用。
脳の代わりに、心臓に動くよう指令を送る薬。
ラムいわく「飲むAED」。


○細胞膨張薬
初登場:8話
市矢をサンタクロースに扮装させるために使用。
皮下脂肪にカロリーの代わりに魔力を溜めることにより、一時的に大きくする薬。
元々はラムが、豊胸の薬として研究していた。


○養毛剤
初登場:8話
同じくサンタクロースに扮するため、ひげを生やした薬。
普段ラムの父が使っているものと同様の薬かは不明。


○染色薬
初登場:8話
養毛剤で生やしたひげを白く染めた薬。
8話時点では触れられていないが、37話でこの時市矢に使ったことが語られている。


○幻を見せる薬
初登場:8話
光の屈折により、リアルな立体映像を生み出す薬。
サンタクロースがソリで空へ飛んでいく幻を子どもたちに見せた。
15話の肝試しでは、同様の薬で幽霊の幻を作り出している。


○インフルエンザの薬
初登場:9話
インフルエンザに倒れた錠に渡した薬。
32話で作製した際には、生卵、生姜、ミカンの皮が原材料であることが語られている。


○眠り薬
初登場:9話
インフルエンザの薬とともに、錠に渡した薬。
炎症を抑える効果も加えられている。


○血行改善薬
初登場:10話
末端の血管を拡張して、血流に乗せて体の隅々まで熱を届ける薬。
本来はラムの母の冷え性改善のために作られた薬だが、心臓の働きを活発にするため
吊り橋効果を狙った疑似惚れ薬として育音と麻央に渡された。


○中和剤
初登場:10話
薬が効きすぎた際に、その効果を抑えるための薬。
霧の策略で血行改善薬入りのチョコを食べさせられたラムと錠が使用。


○メラニンの色を変える魔法薬
初登場:12話
光の屈折率を操り、肌の黒ずみをわからなくする薬。
隈に悩まされる雫のために作製。
材料にはカメレオンやカエルなど、肌が変色する動物が必要。


○魔法の栄養剤みたいなもの
初登場:12話
疲労困憊の雫のために、ラムが用意していた薬。
詳細は不明。


○意思疎通薬
初登場:13話
使い魔との契約に使用する、動物と意思疎通ができるようになる薬。
お互いの血液を材料とする。
作中では新月の日に作ったため、次に月光を浴びるまでしゃべると一部の音が「にゃ」に化けるという副作用が出ている。


○解毒剤
初登場:14話
梅雨の食中毒対策として、作り置きしていた薬。


○魔法の虫除け
初登場:15話
肝試しに参加する子どもたちに使ってあげた薬。
実は後述の「触覚を相手に伝える薬」の受信薬が混ぜられている。


○触覚を相手に伝える薬
初登場:15話
発信薬を塗った人間の感覚を、5メートル以内にいる受信薬を塗った人間に伝える薬。
肝試しでのトラップに使用。


○物体の固有振動を変える薬
初登場:15話
発信薬に向かってしゃべると、受信薬を塗った物体が振動してスピーカーのように声を伝える。
同じく、肝試しのトラップとして墓石に使用した。


○一時的に性染色体を逆にできる薬
初登場:17話
性器などの肉体的特徴はそのままで、性染色体だけを逆転させる薬。
材料はオキナワベニハゼ。


○視線誘導薬
初登場:17話
男子小学生達とのサッカー対決のために、潤がラムに使ってもらった薬。
スカートにかけることで、相手チームの視線を引きつけた。


○スカートの中が見えなくなる薬
初登場:17話
対決後もスカートに周囲の視線が集まることに辟易した潤のために、ラムがあげた薬。


○代謝を上げる魔法薬
初登場:18話
二日酔いの雫のために、解毒剤とセットで処方した薬。


○魔法の発毛剤
初登場:22話
父がいつもの養毛剤を使い切ってしまったため、新たに作製した薬。
植物の芽が原料。
毛根のない場所にも毛が生えてしまうほど強力。


○冬季限定の攻撃魔法薬
初登場:22話
静電気を増幅・圧縮し、放出する薬。
市矢への脅しに使用。


○使い魔との交信能力を高める薬
初登場:23話
師匠から実験を依頼され作成した薬。
感覚の「共有」を「同調」や「支配」まで高める。
人間と猫の肉体構造の違いからほとんど役に立たなかったが、
実はもともと師匠がラムへのいたずらとして作らせた薬だった。


○魔法のうがい薬
初登場:24話
水に数滴混ぜてうがいすることで、歯垢を除去してくれる薬。
元々は風呂嫌いの魔女が、体の垢を落とすために作った薬だった。
輝咲いわく「洗顔フォームで歯磨きしちゃったみたいな話」。


○変声薬
初登場:25話
魔法の力場によって声を出し、老若男女を問わないどころか動物の鳴き声や非生物の物音まで出せるようになる薬。
本来はパーティーグッズ的な薬だが、風邪で喉を痛めた霧のために声帯を休ませる目的で使われた。


○攻撃魔法薬
初登場:25話
変声薬で市矢の声真似をした霧と潤に対して使用。
二人を黒焦げにしていた。


○背景透過薬
初登場:26話
光の屈折を操り、背景に溶け込むことで擬似的な透明人間になる薬。
目まで消してしまうと何も見えなくなるため、端からは目だけが宙に浮いているように見える。
(ただし、注意深く見られなければ気づかれない模様)
最終話では師匠が使用。
師匠はもともと魔力で目を見られないようにしているため完璧に姿を消せていたが、なぜか輝咲には存在を気づかれた。


○幸運の薬
初登場:27話
福引きでレジャープールのチケットを当てるために使用。
厳密には幸運を先取りする薬であり、効果が切れた後は不幸が起こりやすくなる副作用がある。
材料は四つ葉のクローバー50枚。


○成長促進剤
初登場:28話
身長に悩む友人への誕生日プレゼントとして、輝咲がラムに作ってもらった薬。
骨に身長が伸びやすくなる刺激を与えることで、成長を促す。
即効性がないため、薬の効果が出たのか自然に身長が伸びたのか判断が難しいのが欠点。
植物の苗木などを材料とする。


○痛み止め
初登場:29話
足首を捻挫したすみれのために、代謝上昇の薬とともに処方。
しかし予想以上に重傷だったため、効果を十全に発揮できなかった。


○疑似日照薬
初登場:30話
太陽光を浴びたのと同じ状態を作り出す薬。
冬季鬱病にかかった市矢の治療のために作製。
材料はヒマワリ1輪。


○形態形成薬
初登場:31話
以前のいたずらのお詫びとして、師匠から送られてきた薬。
魔力によって強引に体型を変化させ、特定の体型にしてしまう。
作中では「26歳日本人女性の平均体型」にセットされていた。
転送の際に瓶が割れたためラムのみならず育音、麻央、ユキも薬の効果を受け、
ラム達は成長、設定体型よりも長身だったユキは逆に縮んだ。


○忘却薬
初登場:31話
記憶を消す薬。
初期から何度も話題に出つつも実際に使用されることはなかったが、市矢から形態形成薬絡みの騒動の記憶を消すためついに実際に使用される。
37話にて実際には記憶を消すのではなく、思い出せないよう隔離しておく薬だと判明。
後述の精神感応薬により作られた錠の精神のコピーと隔離された記憶が共鳴してしまい、市矢の精神を圧迫していたことが明らかになる。


○授業中眠れない薬
初登場:35話
臨時の学校薬剤師として潤達の中学校を訪れたラムが、密かに学校中に撒いていた薬。
効果は約3ヶ月。


○視覚共有薬
初登場:36話
他人の視覚を共有できる薬。目を閉じている間、相手の見ている映像を見ることができる。
錠が側溝に落としたお守りを、ノーラに取ってきてもらうために使用した。
自然に効果が切れるまで、任意でオン・オフができないのが難点。
材料は両者の涙。


○精神感応薬
初登場:36話
飲んだ者の精神内に対象の精神のコピーを生み出すことで、相手の考えを理解できるようになる薬。
市矢が錠の悩みを知るために使用。
材料は両者の体液。
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