日本のうまい

『日本のうまい』は厳選された日本産の食材で作る調味料屋です。近未来、世界から注目を浴びる新しい日本の名物を目指します。

もし、噂の大震災がきたら...どうする? 被害予想編

2011-07-20 09:53:41 | 日記
何かと絶えない関東型地震の噂。

噂の大半が、東日本大震災の様な津波災害をイメージしたものですが、ちょっとブレてる感じがします。


確かに津波被害の影響を受ける地域はありますが関東全域では無く、神奈川で言えば鎌倉や三浦半島、横浜みなとみらい周辺と言ったピンスポットエリアではないかと思います。


実際、1923年に起きた関東大震災も津波災害は地域に偏りがありました。


で、その関東大震災をモチーフに現代の関東型地震の被害を想定すると、揺れによる損壊は少ないのではないかと思います。


と言うのも関東大震災以後、日本の家屋は劇的に進化を遂げていますから、耐震偽装の物件及び、老朽化した家屋を除いては生き残るでしょう...

ですが、問題なのはその老朽化した家屋が仇となります。古さゆえに倒壊した家屋が歯抜け状態で関東全域に点在し、その物件による火災及び、交通麻痺が原因で各家庭ごとの孤立が予測されます。

このような予測を基にシュミレーションをしてみると...

つい先日に起こった築地場外の火災の様な状況が関東の至る所で発生し、倒壊した家屋と寸断した道路によって消火活動や人命救助は難航。

各々の火災は温度上昇による火災旋風に変化し、生き残った家屋と人々を焼き尽くす...


何とか、火災から逃れても火の粉や煙、火災による気温上昇で、一酸化炭素中毒や重度の熱中症で命を落とす危険性が...


また、地震に誘発された活火山の小規模な噴火が起き、噴煙が関東エリアを覆って日照が遮られ、昼間も暗く火山灰が積もりライフラインに支障をきたして、喘息等の呼吸器障害を訴える人々が多数に登る事でしょう。
そして、地震前後に発生する硫黄の噴出も濃度によっては、健康被害を及ぼす可能性があります。


いづれにせよ、関東型地震による被害は地震そのものに加えて、2次災害が大きく関わってくる事を意識しなければなりません...