カトログ !! ~ カトレヤ交配種のブログ (Hybrid Cattleya's Database) ~

洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

Rlc. Orglade's Moon Cheese‘Krull Smith’

2009年07月28日 00時00分00秒 | ■グリーン系
※2009年07月28日内容更新

花径約140mm
■Rlc. Orglade's Moon Cheese‘Krull Smith’AM/AOS
リンコレリオカトレヤ オーグレイズ・ムーン・チーズ‘クラル・スミス’
(C. Brazilian Treasure × Rl. digbyana (1/1/1982))

■花色=グリーン系
■花径=花径140~150mmくらいの大輪系
■花型=整型
■弁質=厚弁
■花着き=不明
■着花輪数=1花茎あたり1~2輪くらい
■花期=主に初夏~夏咲き※やや不定期
■株姿=普通
■香り=良い

 親の原種 Rl. digbyana(リンコレリア ディグビアナ)の面影を強く残す花容の美花。もう一方の親 C. Brazilian Treasure (C. Batalinii x C. Edgard Van Belle (1/1/1983)) の親の C. Edgard Van Belle(エドガード・ヴァン・ベル)は1952年にイギリスのサンダース社により交配・登録された鮮やかな黄色系花を着ける品種で現在の黄色と赤系花の非常に重要な祖先です。



※Rlc. Orglade's Moon Cheese の親にあたる原種
■Rl. digbyana‘Mrs. Chase’AM/AOS
リンコレリア ディグビアナ‘ミセス・チェイス’
●「Rl. digbyana」との特殊交配によって生まれた品種たちの記事は、こちらをクリック!


<Rlc. Orglade's Moon Cheese‘Krull Smith’別個体(一部)>
・特に見当たらず


<Rlc. Orglade's Moon Cheese の子供たち>
・Rlc. Green Devil (Rlc. Memoria Helen Brown x Orglade's Moon Cheese (2/17/2000))
※現在、上記1品種のみの登録です。



<Rlc. Orglade's Moon Cheese‘Krull Smith’画像集>


於:蘭おかやま 2006
■Rlc. Orglade's Moon Cheese‘Krull Smith’AM/AOS
リンコレリオカトレヤ オーグレイズ・ムーン・チーズ‘クラル・スミス’



※リップの先端がほんのり赤みを帯びるタイプ
■Rlc. Orglade's Moon Cheese‘Krull Smith’AM/AOS
リンコレリオカトレヤ オーグレイズ・ムーン・チーズ‘クラル・スミス’



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(上記、記事中の属名表記は最新属名を採用しました。そのため一部、過去記事との表記の相違等が発生する場合がございます。)

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●C. Cuiseag‘Mankaen’

2009年07月16日 00時00分00秒 | ■グリーン系

花径約7cm
■C. Cuiseag‘Mankaen’
カトレヤ キューシーグ‘マンカエン’
(C. luteola x C. Ann Follis (01/01/1975))
 
■花色=グリーン系
■花径=6~8cmくらいの小~中輪系
■花型=
■弁質=極厚弁
■花着き=良い
■着花輪数=通常1花茎に3~5輪咲き
■花期=主に初夏咲き
■株姿=コンパクト
■香り=良い

 主にグリーン系花の銘親として有名な C. Ann Follis(アン・フォーリス)の子供。
 画像の個体‘Mankaen(マンカエン)’はその名の通り、宝塚の蘭屋さん万花園さんの選抜有名個体です。
 品種名「Cuiseag」の表記は「クイシーグ」「キューシング」「キュイシーグ」等、数種あります。

◎C. Cuiseag の親品種の交配
・C. luteola = 原種
・C. Ann Follis = C. granulosa x C. Ethel Merman (01/01/1963)



※今回は上記内容のみのアップです。後日の更新時に情報を追加致します。



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◆Rlc. Ports of Paradise‘Tomei’

2009年07月12日 18時00分00秒 | ■グリーン系
※2009年07月12日内容更新

画像提供=東京のOさん
■Rlc. Ports of Paradise‘Tomei’
リンコレリオカトレヤ ポーツ・オブ・パラダイス‘トウメイ’
(Rlc. Fortune x Rl. digbyana (1/1/1970))
 本種中、花容やリップの印象が異彩を放つ選抜個体。
 有名な別個体には‘Emerald Isle(エメラルドアイル)’FCC/AOS や‘Gleneyrie's Green Giant(グレネイリーズ・グリーン・ジャイアント)’FCC/AOS などがあります。

●Rlc. Ports of Paradise についての記事は、こちらをクリック!



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カトログ的 グリーン系花ランキング! Best 3

2008年02月03日 12時31分37秒 | ■グリーン系
No.1 = Rsc. Ports of Paradise(Blc. Ports of Paradise)
リンコソフロカトレヤ ポーツ・オブ・パラダイス(ブラソレリオカトレヤ ポーツ・オブ・パラダイス)
 個体‘Gleneyrie's Green Giant(グレネイリーズ・グリーン・ジャイアント)’FCC/AOS は迫力のある独特な花容が非常に印象的な FCC/AOS 入賞個体です!
<グーグル検索ヒット数=約120件(日本国内、本日現在)>


●Rsc. Ports of Paradise についての記事は、こちらをクリック!



No.2 = Rsc. Suan Puttan(Blc. Suan Puttan)
リンコソフロカトレヤ スアン・プッタン(ブラソレリオカトレヤ スアン・プッタン)
 個体‘M(エム)’は親譲りの雄大なリップを持つ、極厚弁巨大輪花を着ける迫力満点の美花です!
 比較的新しい品種ですが、少しずつ見かける機会が増えてきていますし、今後さらなる優秀個体が登場する可能性も大いに期待できます。
<グーグル検索ヒット数=約15件(日本国内、本日現在)>


●Rsc. Suan Puttan についての記事は、こちらをクリック!



No.3 = Rsc. Memoria Helen Brown(Blc. Memoria Helen Brown)
リンコソフロカトレヤ メモリア・ヘレン・ブラウン(ブラソレリオカトレヤ メモリア・ヘレン・ブラウン)
 “超”が付くほどの有名優秀個体に‘Sweet Afton(スイート・アフトン)’AM/AOS, SM/JOGA があります。
 グリーン系花の品種改良に多大なる貢献をしている偉大な品種です。
<グーグル検索ヒット数=約110件(日本国内、本日現在)>


●Rsc. Memoria Helen Brown についての記事は、こちらをクリック!


※上記は「カトログ」管理人シンの個人的な見解によるカトレヤ交配種のランキングです。

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Blc. Ports of Paradise 'GGG' 完全開花!

2006年01月13日 00時13分41秒 | ■グリーン系

■Blc. Ports of Paradise 'Gleneyrie's Green Giant' FCC/AOS
ブラソレリオカトレヤ ポーツオブパラダイス グレネイリーズグリーンジャイアント
11日にご紹介した花です。2日経過してほぼ完全に開花しました!


■Blc. Ports of Paradise 'Gleneyrie's Green Giant' FCC/AOS
ブラソレリオカトレヤ ポーツオブパラダイス グレネイリーズグリーンジャイアント
斜めから


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Blc. Ports of Paradise 'GGG' 開花!

2006年01月11日 00時31分56秒 | ■グリーン系



■Blc. Ports of Paradise 'Gleneyrie's Green Giant' FCC/AOS
ブラソレリオカトレヤ ポーツオブパラダイス グレネイリーズグリーンジャイアント
交配はBlc. Fortune × B. digbyana 1970年登録です。
 グリーンコンカラー系巨大輪銘花。よく出来ると180mmくらいの立派な花を着けます。「Gleneyrie's Green Giant」=通称「GGG」と呼ばれる個体です。
 いつも声を掛けて下さってお世話になっている神戸蘭友会の会員SさんにウチのBlc. Rose Wisper 'Suisei'と交換して頂いた株。実は僕がワーディアンケースを室内に置くきっかけになったのはこの品種だったのです。
 10年以上前、この品種の見事な巨大輪を京都の植物園で見て一目惚れし、別個体の「Green Ching Hua(グリーンチンファ)」を宝塚の翠香園さんで購入したのは良いのですが交配親に高温と強光を好む「B. digbyana」が使われているためだと思われますが 「屋外のケース」で「無加温」ではこの品種だけはどうしても越冬出来なかったんです。
 ちなみに、この画像の株、数年前に僕が神戸蘭友会の即売会に出した「Gleneyrie's Green Giant」で、当時の自分の設備では越冬させられないと判断して泣く泣く手放したものですので、開花途中の現状で花径140mm!の迫力のある花容の大輪と鮮やかなパステルグリーンの花色にとても感動しています!
 この品種では他個体に、非常に似ている「Emerald Isle(エメラルドアイル)FCC/AOS」や台湾で作出されたペタル幅の広い「Green Ching Hua(グリーンチンファ)AM/AOS」などがあり、いずれも、柑橘系のとても良い香りがします。




■画像中央の開花中のツボミは「Blc. Sanyung Ruby 'Tzeng Wen Beauty(曾文美人)'」です。「9日(火)」深夜の様子。

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~印象に残る「カトレヤ」たち~ 05年6月22日号

2005年06月22日 12時53分33秒 | ■グリーン系

■Blc. Ports of Paradise 'Emerald Isle’FCC/AOS
交配はBlc. Fortune × B. digbyana 1970年登録です。
「エメラルド」と付く個体名に相応しい鮮やかなグリーン花です。
主に秋から冬にかけて咲くようですがやや不定期にも咲きます。
花径150~170mmくらいの大輪で柑橘系の素晴らしい香りの花を
一花茎あたり1~2輪着けます。


■Blc. Ports of Paradise 'Green Ching Hua’AM/AOS
台湾で作られた別個体。ペタル幅が広くなっているのが特徴です。
色彩はやや黄味がかります。
株姿は他の個体に比べてやや小さめのようです。

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