カトログ !! ~ カトレヤ交配種のブログ (Hybrid Cattleya's Database) ~

洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

交配番号「SN-6」 経過報告

2015年02月13日 23時00分00秒 | ■「実生」関連
※2015年02月13日内容更新(品種登録完了、交配親公開等)

交配番号「SN-6」
品種名=Rlc. Mai Hoa Dream(マイ・ファア・ドリーム)

交配=Rlc. Memoria Ralph Placentia‘Toreador’x Rlc. Sanyung Ruby‘Tzeng-Wen Rainbow(曾文彩虹)’
播種=2008年5月
フラスコ出し=2009年7月
初花開花=2015年2月
品種登録=2015年2月9日


 「SN-6」は展開の良い赤花巨大輪花の創出を目指した私のオリジナル交配です。
 Rlc. Memoria Ralph Placentia‘Toreador’は赤花としては特筆すべきペタルの展開の良さで、この性質を継承してくれる親品種として期待しています。
 また、Rlc. Sanyung Ruby‘Tzeng-Wen Rainbow(曾文彩虹)’は赤花巨大輪花を生んでくれる親として、こちらにも期待大です。
 ちなみに、今回、この交配は播種時期が早すぎたようで、フラスコ内でたった1苗の発芽しかなく、私としては非常に貴重な唯一無二のかけがえの無い存在です。
 なおこの交配の暫定品種名は途中で Rlc. Shining Firebird(シャイニング・ファイアーバード)から、Rlc. Mai Hoa Dream(マイ・ファア・ドリーム)に変更しました。品種名 Rlc. Mai Hoa Dream は交配番号「SSG-2」に付ける予定だったのですが、「SSG-2」の実が萎れてしまいましたので、代わりにこの交配に使用します。
(※Rlc. Mai Hoa Dream(マイ・ファア・ドリーム)は、「My Far Dream(私の遠い夢)」とかけています。遠い異国ベトナムへ馳せる思いと、親愛なるベトナムの夢追い人への応援花としての命名です。)




■交配番号「SN-6」の初花(2015年02月07日の状態、花径14.5cm)
 湿度不足の屋外ミニ温室内での開花の為、本来の魅力を全く発揮できていないと思います。次回の開花に期待!




■交配番号「SN-6」の初花(2015年02月07日の状態、花径14.5cm)
 湿度不足の屋外ミニ温室内での開花の為、本来の魅力を全く発揮できていないと思います。次回の開花に期待!




■交配番号「SN-6」の苗(2015年02月07日の状態)
 蕾の時に子房部がとても短くて心配していたのですが、それなりに伸び、大丈夫でした。




■交配番号「SN-6」の苗(2015年01月17日の状態)
 8月に完成したシース萎れ、新たにシースは出来、そのシースからの蕾です!ワクワク!




■交配番号「SN-6」の苗(2014年08月13日の状態、3.5号鉢植え)
 5月に発生した新芽が大きく成長し、立派なシースが完成!今回は充分、開花可能だと思います。期待大!




■交配番号「SN-6」の苗(2014年05月18日の状態、3.5号鉢植え)
 シースが変色し枯れ始めました。次回に期待!




■交配番号「SN-6」の苗(2013年12月28日の状態、3.5号鉢植え)
 シースとバルブがほぼ完成!ちゃんと開花してくれるとよいのですが。




■交配番号「SN-6」の苗(2013年11月16日の状態、3.5号鉢植え)
 待望のシースが顔を出しました!




■交配番号「SN-6」の苗(2013年09月23日の状態、3.5号鉢植え)
 順調に成長してくれています。新芽も発生中です。




■交配番号「SN-6」の苗(2012年10月21日の状態、3.5号鉢植え)
 鉢増ししました。今年は天候に恵まれたためか、新芽が2つ発生し完成間近です。




■交配番号「SN-6」の苗(2011年10月01日の状態、2.5号鉢植え)。
 春に発生した新芽が完成し、その後、発生した新芽も完成間近です。比較的、クセの無い素直な苗です。良花が咲いてくれることを期待しています。




■交配番号「SN-6」の苗(2011年04月17日の状態、2.5号鉢植え)。
 今回伸長中の新芽は今までのものよりも一段と大きく勢いがあります。このまま順調に成長してくれることを心から願っています。




■交配番号「SN-6」の苗(2010年10月09日の状態、2号鉢植え)。
 1枚1枚着実に生育してくれています。葉も以前より硬くしっかりとしてきました。(葉の汚れは薬剤散布によるもの)




■交配番号「SN-6」の苗(2010年03月07日の状態、2号鉢植え)。
 また葉が1枚増え、今のところ順調に生育中ですが、やはり、たった1つしかない苗ということで他の苗以上に扱いに気を使います。




■僕の交配「SN-6」の苗(2009年11月08日の状態、2号鉢植え)。
 葉が1枚増え、今のところ順調に生育中です。




■僕の交配「SN-6」の苗(2009年9月5日の状態、2号鉢植え)。
 唯一発芽した貴重な苗です。




■「SN-6」の実。2008年5月に播種を委託したときの画像。



※「SN-6」の創出のために実際に交配に使用した親株の画像です。(2007年10月我が家にて開花。実際の花色はもっと濃く鮮やかです。)
■Rlc. Memoria Ralph Placentia‘Toreador’AM/AOS, BM/JOGA
リンコレリオカトレヤ メモリア・ラルフ・プラセンティア‘トレアドール’
(C. Memoria Albert Heinecke x Rlc. Norman's Bay (01/01/1973))
●Rlc. Memoria Ralph Placentia についての記事は、こちらをクリック!



※「SN-6」の創出のために実際に交配に使用した親株の画像です。
■Rlc. Sanyung Ruby‘Tzeng-Wen Rainbow(曾文彩虹)’
リンコレリオカトレヤ サンヤン・ルビー‘ツェンウェン・レインボー’
●Rlc. Sanyung Ruby‘Tzeng-Wen Rainbow(曾文彩虹)’についての記事は、こちらをクリック!



◆「シンのカトレヤ交配記録」についての記事は、こちらをクリック!



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交配番号「SSG-2」 経過報告

2014年12月28日 21時30分00秒 | ■「実生」関連
交配番号「SSG-2」
※SSG=Shin's Second Generation
暫定品種名=Rlc. Mai Hoa Dream(マイ・ファア・ドリーム)※「SN-6」の品種名に使用
交配=Rlc. King of Taiwan‘ORCHIS’x Rlc. Shining Gold‘Mai Hoa’
受粉=2014年11月6日
現状=実の生育不良により中止


 私のオリジナル交配第二世代の交配番号「SSG-2」です。
 濃色巨大輪系の有名優秀花 Rlc. King of Taiwan‘ORCHIS’と、私の初登録品種 Rlc. Shining Gold との交配です。
 Rlc. King of Taiwan‘ORCHIS’は、言わずと知れた巨大輪系の優秀花であることから、花径に不満の残る Rlc. Shining Gold‘Mai Hoa’との子供の大輪化に貢献してくれると期待していますし、両親共に雄大なリップが魅力の美花であることから、一際、リップの印象的な美花が誕生するのではないかとの期待も持っています。
 ちなみに、暫定品種名の Rlc. Mai Hoa Dream(マイ・ファア・ドリーム)は、「My Far Dream(私の遠い夢)」とかけています。遠い異国ベトナムへ馳せている思いと、親愛なるベトナムの夢追い人への応援花としての命名です。※Rlc. Mai Hoa Dream は「SN-6」の品種名に使用




※2014年11月30日の様子


※2014年11月15日の様子


※2014年11月06日の様子(受粉直後)
※この画像のラベルの記載方法は我流の為、参考にしないで下さい(後日、書き直します。)



※「SSG-2」の交配に使用した親株の画像(2006年11月我が家にて開花分)
■Rlc. King of Taiwan‘ORCHIS’AM/AOS
リンコレリオカトレヤ キング・オブ・タイワン‘オーチス’
(Rlc. Bryce Canyon x Rlc. Purple Ruby (01/01/1989))
●Rlc. King of Taiwan についての記事は、こちらをクリック!



※「SSG-2」の交配に使用した親株の画像(於:我が家、2014年04月12日撮影分、花径約14.2cm、初花)
■Rlc. Shining Gold‘Mai Hoa’
リンコレリオカトレヤ シャイニング・ゴールド‘マイ・ファア’
(Rlc. Haw Yuan Gold‘Yong Kon No.2’x Rlc. Goldenzelle‘Lemon Chiffon’(02/08/2010))
●Rlc. Shining Gold についての記事は、こちらをクリック!



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交配番号「SN-5」 経過報告

2014年12月06日 23時00分00秒 | ■「実生」関連
※2014年12月16日内容更新(品種名記載)

交配番号「SN-5」
品種名=C. Mai Hoa Smile(マイ・ファア・スマイル)

交配=C. Dal's Jackpot‘Black Berry’x C. Waianae Sunset‘Kadooka’
受粉=2007年1月16日
播種=2007年9月
フラスコ出し=2008年9月
初花開花=2014年12月6日
品種登録日=2014年12月15日


 「SN-5」は“極整型濃色大輪の新世代のサンセットカラー系花”の創出を目指した私のオリジナル交配です。
 種子親の C. Dal's Jackpot‘Black Berry’は赤花としては特筆すべき極整型花として以前から注目していた花でこの「SN-5」での結果が良ければ今後の私の育種交配計画の中で、濃色の極整型花を生む親として重用しようと思っています。ただし、リップに軽微な奇形が見られる点が気になっており、要チェックだと思っています。
 ちなみに、この交配には、C. Waianae Sunset、C. Royal Emperor、C. Pirate King という言わずと知れた銘花にして銘親たちが名を連ねており、優秀な次世代の創出に大いに貢献してくれることを期待しています。




※2014年12月06日の様子(実際の花色は画像よりも濃いです。)
 花色は薄いオレンジを予想していましたが、結局、やや黄味がかる特異な色調の赤紫になりました。花型はある意味期待通りのペタルのオーバーラップする整型となりましたが、花径は約12cmの中大輪と、正直なところ、両親の特長を足して2で割った結果、中途半端な花になってしまった。という印象は否めません。
 また、気になっていたリップの軽微な奇形も親から遺伝してしまっているようで、神戸のdannyさんから送っていただいた兄弟個体(花色はオレンジ)もリップに奇形が見られましたので、C. Dal's Jackpot‘Black Berry’を親に使う場合はその点には要注意だと思います。
 ちなみに、この個体の黄目の入り方は面白くて気に入っており、笑顔の口に似た形状にも因んで、この交配の品種名に「スマイル」を使いました。
 いずれにしましても、今回もまた交配の奥深さ、難しさ、面白さを実感できた貴重な機会になりました。



※2014年12月06日の様子(実際の花色は画像よりも濃いです。)


※2014年12月06日の様子(実際の花色は画像よりも濃いです。)


※2014年12月06日の様子(実際の花色は画像よりも濃いです。)


※2014年12月07日の様子(実際の花色は画像よりも濃いです。)



※2014年11月30日の様子
 受粉から約7年。我が家の環境下では早い方だと思いますが、それでも、ようやく、いよいよの開花です!
 花色は薄いオレンジ?



※2014年11月30日の様子
 株のダメージを最小限に抑えるために、鉢増しのみでここまで来たこともあり、大暴れです(苦笑)



※2014年11月23日の様子
 ようやく、もうすぐ開花です。黄色?薄いオレンジ?


※2014年11月23日の様子
 ここまでの株になってようやくの開花です。ご覧の通り、大暴れです(苦笑)


・この秋~冬に初花が見られそうな5個体を以下にご紹介します。
なお、昨年末に開花した花は奇形の為、非公開とさせていただきましたが、リップに黄目が大きく鮮明に入る濃いワインレッドの花でしたので、以下の個体たちにも自ずと期待が高まります!



※2014年08月13日の様子(逆光でスミマセン)
この個体は、花粉親の C. Waianae Sunset‘Kadooka’に株姿が似ており、日光を求めてバルブが暴れまわります。今回は立派なシースができましたので開花してくれると思います。


※2014年08月13日の様子(逆光でスミマセン)


※2014年08月13日の様子(逆光でスミマセン)


※2014年08月13日の様子
この個体は種子親に似て、株姿が素直です。


※2014年08月15日の様子




※2013年12月23日の様子
 この画像は2番目に大きい苗(株)の蕾です(ちょっと奇形っぽい?(汗))。5号鉢植えのもっとも大きい苗(株)よりも先に開花します。ちなみに、この個体は、以前、葉にトゲ(イボ)状のものが発生していたことから注目していた個体です。期待に応えてくれるのかどうか?ワクワクします!



※2013年07月27日の様子
 現在、我が家の「SN-5」の中でもっとも大きい苗(株)。5号鉢植えです(汗)。


※2013年07月27日の様子
 上の画像の株のリードです。立派なシースが完成しました!


※2013年07月27日の様子
 我が家の「SN-5」の中で2番目に大きな苗(株)こちらにもシースができました。


※2013年07月27日の様子
 我が家の「SN-5」の中で3番目に大きな苗(株)です。こちらも立派なシースが完成しました!


※2013年07月27日の様子
 我が家の「SN-5」の中で4番目に大きな苗(株)です。こちらも立派なシースが完成しました!



※2013年06月16日の様子
 現在、我が家の「SN-5」の中でもっとも大きい苗(株)です。


※2013年06月16日の様子
 上の画像の株のリードです。ようやく待望のシースが顔をのぞかせました!


※2013年06月16日の様子
 我が家の「SN-5」の中で2番目に大きな苗(株)です。


※2013年06月16日の様子
 我が家の「SN-5」の中で3番目に大きな苗(株)です。こちらも待望のシースが発生!


※2013年06月16日の様子
 我が家の「SN-5」の中で4番目に大きな苗(株)です。この画像ではわかりにくいのですが、こちらもシースが見えています!



※2013年01月04日の様子
 現在、我が家の「SN-5」の中でもっとも大きい苗(株)です。4号鉢植えでかなり大きくなっていますがまだシースもできません。シース無しで花芽の上がってくるタイプかもしれません。今年はなんとかして咲いてもらおうと思います(苦笑)。


※2013年01月04日の様子
 上の画像の株を真上から撮った画像です。



※2012年07月29日の様子
 現在、我が家の「SN-5」の中でもっとも大きい苗(株)です。ちょっと暴れ気味に生育しています(汗)。


※2012年07月29日の様子
 上の株の別角度の画像です。大きなリードが伸長中ですが、厚みが無く、シースは期待できそうにありません。


※2012年07月29日の様子
 現在、我が家の「SN-5」の中で2番目に大きい苗です。1番目に大きい苗と比較して生育が素直です。


※2012年07月29日の様子
 上の画像のリードです。待望のシースが顔を覗かせました!



※2011年10月01日の様子


※2011年10月01日の様子 新芽が3つも動き出してしまいました(汗)
 現在、我が家の「SN-5」の中でもっとも葉の大きい苗です。この画像ではわかりにくいですが最も大きいな葉の長さは約30cmあります。
 チッソ系肥料が多過ぎるのか、やや芽吹きが良過ぎるような気がしますので来年はややチッソ系肥料を控えようと思っています。ちなみに、葉の形状は種子親似でクセの無い印象です。




※2011年06月12日の様子
 現在、我が家の「SN-5」の中でもっとも葉の大きい苗です。葉の長さは25cmあります。
 じつはこの「SN-5」の苗は、生育の良い順で3つのグループに分けた内、2番目に生育の良かったグループの苗で、2009年の10月12日の記事で“葉にトゲのある苗”としてご紹介していたものですが、その後、抜群の生育力で現時点では葉の大きさでは最も生育の良かったグループを追い抜きました。やはり、この“トゲ”は何らかの“良い意味での細胞異常のようなもの”なのでは?と考えています。



※2009年の10月12日の記事でご紹介していた葉にトゲのある「SN-5」の苗画像。赤線で囲っている部分が“トゲ”。この時点ではまだプラグトレイ植えでした。

●カトレヤの“トゲ(イボ?)”についての記事は、こちらをクリック!



※2011年02月27日の様子(500mlペットボトルと)
 我が家の「SN-5」の中でもっとも生育の良い苗です。前回の約4ヶ月前の報告から、3本の新芽が発生して完成しました。いずれもややクセのある赤味の強い葉とバルブで、突然変異的な良花の出現を期待しています(苦笑)
 ちなみに、現在、この「SN-5」の苗は我が家に13個体あります




※2010年10月10日の様子
 我が家の「SN-5」の中でもっとも生育の良い苗です。じつは、もっとも大きかったバルブを梅雨時期に軟腐でダメにしてしまいました。それでもなんとか持ち直して、現状、2.5号鉢植えです。
 ちなみに、現在、この「SN-5」の苗は我が家に15個ありますが、いずれも、なんとなくクセのある硬めの苗で、そのあたりがまた、濃色のいい花を咲かせてくれそうな感じがして、勝手に期待を膨らませています(苦笑)




※2010年03月07日の様子
 室内ワーディアンケース内で栽培している「SN-5」軍団です。
 画像の左の方にある赤味を帯びた大きめの葉の苗は前回 2009年10月25日の記事でご紹介していた最も生育の良かった苗です。やはり、この葉にも例のトゲ(イボ?)があります。下の拡大画像をご覧下さい。




※上の画像の左の方にある赤味を帯びた大きめの葉の拡大画像
 葉の付け根あたりに例のトゲ(イボ?)があり、このトゲを持つ個体が僕の推測どおり、両親の持つ優れた性質や特長を超越する可能性を秘めているとすれば、いったい、どんな花が咲くのか?今からとても楽しみです!



※2009年10月25日の様子
 もっとも生育の良いグループ。一番大きな苗の葉の長さは 130mm です。
 ちなみに、画像の苗3つ全てに以前、記事にしたトゲ(イボ?)があり、その意味でも期待大です!

●カトレヤの“トゲ(イボ?)”についての記事は、こちらをクリック!



■僕の交配「SN-5」の苗(2009年5月31日の状態、2号鉢植え)。最も生育の良いグループの中からの3苗。
 この交配の苗は、ややクセのある苗と素直で生育の良い苗に2分されている感じです。最終的にはクセのある苗3つと素直な苗7つくらいにまで選抜して絞り込む予定です。




■僕の交配「SN-5」のフラスコ(2008年9月13日の状態)。



■「SN-5」の実。2007年9月に播種を委託したときの画像。



※「SN-5」の交配親(種子親)
■C. Dal's Jackpot‘Black Berry’
カトレヤ ダルズ・ジャックポット‘ブラック・ベリー’
(C. Royal Emperor x C. Pirate King (07/12/1995))
●C. Dal's Jackpot についての記事は、こちらをクリック!



※「SN-5」の交配(花粉親)に使用した親株の元株の開花画像です!(画像提供=サンセットさん)
■C. Waianae Sunset‘Kadooka’SM/JOGA
カトレヤ ワイナエ・サンセット‘カドオカ’
(C. Dorothy Fried x C. Mysedo (01/01/1963))
●C. Waianae Sunset についての記事は、こちらをクリック!



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交配番号「SSG-1」 経過報告

2013年09月21日 00時00分00秒 | ■「実生」関連
交配番号「SSG-1」
※SSG=Shin's Second Generation
暫定品種名=Rlc. Shining Sirius(シャイニング・シリウス)
※私の交配第二世代の品種名は「Shining + 恒星の名称」にする予定です。
交配=Rlc. Sunnystate's Sunshine‘Summer Memories’x Rlc. Shining Gold‘Heliodor’
受粉=2013年9月5日
※失敗(結実せず)


 四国巡礼さんのオリジナル交配登録品種 Rlc. Sunnystate's Sunshine と、私の初登録品種 Rlc. Shining Gold との交配です。この交配から私の交配は第二世代に入ります。第二世代の品種名は「Shining + 恒星の名称」にする予定です。
 さて、Rlc. Sunnystate's Sunshine‘Summer Memories’は、初花で15cmクラスの大輪花を着けてくれることから、花径に不満の残る Rlc. Shining Gold‘Heliodor’との子供の大輪化に貢献してくれるのではと期待していますし、両親の花色が上手く相乗効果を発揮してくれれば、花色は美しいサンセットカラー系になること間違いなしと期待大です。




※2013年09月21日の様子
 急に黄変し萎れ始めました。結実ならず。交配失敗です。今後に期待!



※2013年09月14日の様子
 子房部が膨らみ始めました。子房部中央の線は膨らみ始めたらわかるようにと意図的にビニタイを巻いたままにしておいたものです。このまま順調に膨らんでくれることを祈っています。ちなみに、この花には花粉塊がありませんでしたので、良い意味での遺伝的な特異性を持っている個体ではないかとも期待しています。また、逆に種子が出来ない可能性も否めないとの不安もありますが、とにかく、一歩一歩進んで行きたいと思います。




※実際に「SSG-1」の交配に使用した花の画像(於:我が家、2013年09月07日撮影、花径約15.0cm、初花)
■Rlc. Sunnystate's Sunshine‘Summer Memories’
リンコレリオカトレヤ サニーステイツ・サンシャイン‘サマー・メモリーズ’
(C. Waianae Sunset‘Kadooka’x Rlc. Chia Lin‘Shin Shyn(新市)’(07/02/2013))
●Rlc. Sunnystate's Sunshine についての記事は、こちらをクリック!



※「SSG-1」の交配に使用した親株の画像(於:我が家、2013年03月16日、花径約11.0cm、初花)
■Rlc. Shining Gold‘Heliodor’
リンコレリオカトレヤ シャイニング・ゴールド‘ヘリオドール’
(Rlc. Haw Yuan Gold‘Yong Kon No.2’x Rlc. Goldenzelle‘Lemon Chiffon’(02/08/2010))
●Rlc. Shining Gold についての記事は、こちらをクリック!



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我が家の Rlc. Sunnystate's Shiny Gold の実生苗たち

2013年09月19日 00時00分00秒 | ■「実生」関連
 四国巡礼さんのオリジナル交配「M45」こと、Rlc. Sunnystate's Shiny Gold(サニーステイツ・シャイニー・ゴールド/Rlc. Shiny Canyon‘Yuki’x Rlc. Haw Yuan Gold‘Yong Kon No.2’(07/02/2013)) の我が家で育成中の苗たちをご紹介します。昨年末に四国巡礼さんの温室で花色・花容共にとても魅力的な花を拝見していますので楽しみに育てています!



・Rlc. Sunnystate's Shiny Gold 実生苗1


・Rlc. Sunnystate's Shiny Gold 実生苗2


・Rlc. Sunnystate's Shiny Gold 実生苗3
 この苗が最も生育が良く、株全体のボリュームも群を抜いています。


・Rlc. Sunnystate's Shiny Gold 実生苗4
 この苗は他の苗と比較して、生育は素直だったのですが、細身でボリューム感に欠けていることから、あまり期待していなかったのですが、今年、唯一シースができました。



●Rlc. Sunnystate's Shiny Gold についての記事は、こちらをクリック!



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実生苗 育成経過報告 - M36 編 -

2013年07月30日 00時00分00秒 | ■「実生」関連
※2013年07月30日内容更新(新画像追加等)
 我が家で栽培中の四国巡礼さん交配の実生苗、交配番号「M36」です。
 数年前に小苗で分けていただいた苗の中から残った生育の良い苗です。ガッチリ系の立派な苗でおそらく、円い整型厚弁花が咲くのでは?と楽しみにしている苗です。




※2013年07月27日の様子
 立派なシースが完成しました!それにしても、今まで見たことがないくらいに丸いシースです。いったいどんな花が咲くんでしょうか?!



※2010年10月16日の様子
 画像に写っているペットボトルは500mlです。



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実生苗 育成経過報告 - M1 編 -

2012年08月01日 00時00分00秒 | ■「実生」関連
※2012年08月01日内容更新(新画像追加等)
 我が家で栽培中の四国巡礼さん交配の実生苗、交配番号「M1」です。数年前に小苗で分けていただきました。
 以前に高橋洋蘭園さん(高松)で咲いた兄弟個体とは、株姿が全く異なりますので、いったいどんな花が咲くのか?とても楽しみです!
 ちなみに、この交配は四国巡礼さんが「Rlc. Sunnystate's Golden Strike(サニーステイツ・ゴールデン・ストライク)」という品種名で既に品種登録済みです。交配は Rlc. Lucky Strike x Rlc. Goldenzelle で、濃ラベンダーと黄花の交配ですので、きっと多彩で斬新な花を着ける個体がたくさん出現すると思います。

●Rlc. Sunnystate's Golden Strike についての記事は、こちらをクリック!


※2012年07月29日の様子
 2010年に初シースか付いてから、まだ開花していませんでしたので、活力が余っているのでしょうか?立派なリードバルブ2つ共にシースが出来ました。そして、シースの中で小さな蕾が大きくなっています。これは、片方の親の Rlc. Lucky Strike の影響を受けているのでしょうか?いずれにせよ、初花の咲く時を見守るのは楽しいです!


※2010年10月16日の様子(画像に写っているペットボトルは500mlです。)



(上記、記事中の属名表記は最新属名を採用しました。そのため一部、過去記事との表記の相違等が発生する場合がございます。)

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実生苗 育成経過報告 - R33 編 -

2011年12月18日 00時00分00秒 | ■「実生」関連
※2011年12月18日内容更新(新画像1点追加等)

 かつて、僕も「実生未登録品種=雑種」というくらいの感覚しか持っていなかったのですが、育種家サンセットさんにお会いし、数名の育種家の方をご紹介頂いて、それぞれの方がご自身の理想と夢をカタチにするために交配・実生に取り組まれ、情熱を注がれているお姿を拝見してからというもの“実生苗は全てが貴重なオリジナル株”であり“育種家の方々の夢と情熱の結晶”であることなど、多くを楽しく学ばせて頂きました。
 その「僕が実感・体感した大輪系カトレヤ交配種の交配・実生の魅力を少しでもお伝えしたい!」という思いも、このカトログには込めさせていただいているつもりです。

 以下にご紹介する交配番号「R33」は、2005年4月に育種家サンセットさんが、高松から神戸蘭展の見学に来られた際に、フラスコ苗で頂いたサンセットさんのオリジナル交配の実生苗で僕の大好きな濃色の赤花を生み出す可能性の高い交配です。未だかつてない、素晴らしい新花の誕生を夢見て大切に育てています。
 ちなみに、この「R33」が僕にとっては初めてフラスコ出しから育てた苗になります。



※2011年12月17日の状態
 フラスコ出しから約6年8ヶ月を経ての開花です!花色は画像ではノーマルラベンダーに見えていると思いますが実際はややサーモンレッドがかった色調です。期待していた赤花とは違いますが、展開の良い整型花です。1輪咲きということもありますが、初花で花径15.5cmの大輪。そしてなんといってもリップに入る大きく鮮明な黄目が非常に印象的です!
 ちなみに、我が家には未開花の「R33」がもう1株あり、そちらの株は今回の個体よりもややクセのある株ですので面白い花が咲くのでは?と楽しみにしています!

●「R33(Rlc. (Chunyeah‘No. 17’x Sweet Roon‘Rie’)‘Owl Eyes’)」についての記事は、こちらをクリック!



※2011年08月12日の状態
 立派なシースが完成!あとはしっかり陽に当てて、初花の開花を楽しみに待ちます!



※2011年06月25日の状態
 画像は前回と同じく、2番目に生育の良い株です。前回の報告から20日間。順調に生育し、待望のシースが顔を覗かせました!右側のバルブに枯れたシースがありますが昨年は開花に至りませんでしたので、いよいよ今年の初花に期待大です。



※2011年06月05日の状態
 画像は2番目に生育の良い株です。この春に4号鉢に鉢増ししました。
 現在、これまでよりも、ひと回り大きな新芽が発生中で、昨年はシースは出来たものの開花には至りませんでしたので、今年の初花に期待大です。




※2010年10月16日の状態
 画像は2番目と3番目に生育の良い株です。2番目の株にはいよいよ初シースが出来ましたが、通常より小さく、おそらく今回のリードバルブでの開花は期待できないと思います。
 ちなみに、群を抜いて大きな1番生育の良い苗は夏に出来た初シースが枯れ、今また新たなシースが顔を覗かせ始めています。「いい花をお披露目できるますように!」と、おまじないをかけながら(苦笑)見守っている今日この頃です。
 それにしても、同じ交配の苗でも葉やバルブ、生育の仕方などに各々個性があって、とても興味深いものです。
(画像に写っているペットボトルは500mlです。)




※2010年6月20日の状態
 いよいよ初シースが出ました!2005年から約5年、1本のフラスコから3苗に絞り込んだ中の最も生育の良かった苗です。(1つ下の画像のです。)ちなみに、これが僕にとって、初めてフラスコから育てて開花させる苗になるんです。どんな花が咲くのか?待ち遠しくて、楽しみで、仕方がないです!



※2009年12月26日の状態
 前回の報告からもう1本しっかりしたバルブが出来ました。正直、初花を期待していたのですが、来年にお預けです。
 ちなみに、この株が開花すると、僕が初めてフラスコから育てた苗の初開花となります。そうなると、その喜びはきっと、先日の Rlc. Rie's Orange Grove‘Dream’の初花開花以上のものになると思います。
 なお、あるプロの方がおっしゃるにはこの株のように、素直に大きくなっていく株の方が良花が咲きやすい傾向があるそうですが、とにかく、楽しみです!




※2009年6月21日の状態(2009年6月28日UP分)
■ひとつ下の画像の“極太の新芽が発生中”だった苗です。ぐんぐん成長中です!が、まだ今回は花芽は着きそうにないです。次期に期待!



※2009年4月18日の状態(2009年4月19日UP分)
■左上の苗に極太の新芽が発生中!2005年4月にフラスコ出しして5年。いよいよ、早ければ今年中にも、初花を拝めそうです!



※2008年8月31日の状態(2008年9月4日UP分)
■1つ下の画像の交配番号「R33」の7株から生育の良いものを選抜し鉢増しして3号鉢に植えて栽培しているもの。フラスコ出しから約3年が経過した状態。あと2年くらいで初花(はつばな)が見られると思います!
 ちなみに、画像手前の黒いヤツは携帯電話です。




■交配番号「R33」の7株を単鉢に植え替えた状態。2007年1月8日(月)。
 1本のフラスコに入っていた数十本の苗の中から生育の良いものを選抜して残った7株です。数年後、どんな花を咲かせてくれるでしょうか?とても楽しみです!




■交配番号「R33」を単鉢に植え替えた状態。2007年1月8日(月)。
 画像の苗は特別に葉の厚いもの。まるでファレノプシスのようです。




■交配番号「R33」の2007年1月8日(月)の単鉢に上げる直前の様子です。10月末に単鉢に植え替える予定だったのですが、この時期になってしまいました。



■交配番号「R33」の2006年9月24日(日)の様子です。なんとか無事にここまで育ってくれました。今月末、室内に取り込むタイミングで単鉢に植え替える予定です。



■交配番号「R33」の2006年5月13日(土)の様子です。※今回、撮影方向が逆でした!(汗)



■交配番号「R33」の2006年1月21日(土)の様子です。



■交配番号「R33」の2005年12月18日(日)の様子です。



■交配番号「R33」の2005年10月2日(日)の様子です。



■交配番号「R33」の2005年8月6日(土)の状態です。
苗の中心部から発生していた新芽が大きく育ってきました!




■交配番号「R33」の2005年7月30日(土)の状態です。



■交配番号「R33」の2005年7月2日(土)の状態です。



■交配番号「R33」の2005年4月24日(日)のフラスコ出し直後の状態です。



■交配番号「R33」のフラスコ
 2005年4月上旬の神戸蘭展の折に育種家サンセットさんから「経験を積むために、」と頂いた実生フラスコ苗です。(もちろん、フラスコ苗を扱うのは初体験です!)
 大輪のセミイエローと大輪の濃ラベンダーの交配で Rlc. Chia Lin の交配親 Rlc. Oconee や Rlc. Maitland と比較しても、より大輪でより極整形の品種同士を交配されています。一体どんな花が咲くのでしょうか?楽しみです!

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交配番号「SN-11」 経過報告

2010年05月10日 18時00分00秒 | ■「実生」関連
※2010年05月10日内容更新(新画像追加等)
交配番号「SN-11」
暫定品種名=Rlc. Shining Color(シャイニング・カラー)

交配=非公開 x Rlc. Elegant Dancer‘Rouge’
受粉=2009年11月1日


 僕のオリジナル交配の交配番号「SN-11」です。
 銘花 Rlc. Malworth の直接の子供である黄花優秀美花と国産銘花 Rlc. Elegant Dancer‘Rouge’との交配。おそらく、黄色、オレンジ、サーモンピンク等の多彩な花色の個体が現れると思います。
 ちなみに、種子親は花茎短く、着花輪数少なく、花は中輪クラスですが、ペタルの展開良く、極厚弁で花色が鮮明です。そして、花粉親の Rlc. Elegant Dancer‘Rouge’は花茎長く、3~4輪着花し、花は巨大輪クラス、ただし、ペタルの展開は悪い傾向があり垂れますので、両親の特長が上手く融合されれば、かなりの優秀美花の誕生が期待できると思っています!
 なお、今回(2010年03月22日)暫定品種名を「Rlc. Shining Color(シャイニング・カラー)」に変更しました。多彩な花色をもった数多の美個体の誕生を祈念しての命名です。


・交配番号「SN-11」(2010年05月09日の状態)
 前回の更新から約一ヵ月半経過したのですが、ほとんど膨らんでいません。おそらく失敗だと思います。あとひと月だけ様子を見て変化が無いようなら残念ですが中止しようと思います。



・交配番号「SN-11」(2010年03月22日の状態)
 子房部の膨らみ具合がとても緩慢で、親に Rlc. Malworth の血の濃い品種をつかったことから元々子房部が短かったためか?子房部の形状もいままでには見たことのない感じです。順調にいってくれるといいのですが…。



・交配番号「SN-11」(2009年11月28日の状態)
 子房部が順調に膨らみ始めています。




※「SN-11」の交配に使用した実際の花粉親の花画像です。
■Rlc. Elegant Dancer‘Rouge’BM/JOGA
リンコレリオカトレヤ エレガント・ダンサー‘ルージュ’
(Rlc. Don De Michaels x Rlc. Dark Eyes (11/7/1990))
 じつは、この株、枯死して現存しません。冷凍花粉を使用して、この素晴らしい花の遺伝子を継承できるよう努めます。

●Rlc. Elegant Dancer についての記事は、こちらをクリック!




◆「シンのカトレヤ交配記録」についての記事は、こちらをクリック!


◎情報提供・お問い合わせ等の連絡先メールアドレスは、こちらをクリック!

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育成経過報告 - R40(Rlc. Rie's Orange Grove) 編 -

2009年12月13日 00時00分00秒 | ■「実生」関連
※2009年12月13日内容更新(最終)

※屋外自然光撮影。2009年12月中旬、我が家にて開花分。花径約160mm(初花)。
2009年12月12日の状態
 お待たせしました!ついに、ついに、開花しました!!
 花色は濃密かつ暖かで味わいのあるサーモンレッドです!そして随所に両親の面影を有した非常に興味深く、実生交配の面白さを再認識させてくれる花となりました。
 ちなみに今週、僕の住んでいる地域では晴天の日がほとんど無く、今日(12日土曜日)ようやく晴れましたので、まだ画像の花色から変化する可能性がありますし、ご覧下さっている方々のモニターの色設定は千差万別ですので、この花の色調がどのように見えているかはわかりませんが、現物を見ていても、光線の加減によって刻々と変化し、移ろい、表情を変えていく花色は、とても繊細で美しいものです。
 さぁ、そしてじつは既に、この R40(Rlc. Rie's Orange Grove)の交配&登録者サンセットさんにもご相談し、個体名を命名しています。
 その名は‘Dream(ドリーム)’!
 兄弟の優秀個体‘Hope(希望)’HCC/JOS と対となって、プロ、アマ問わず、大輪系カトレヤ交配種の育種を志す方々に、その未来への「夢」と「希望」を抱き続けていただけますように、そして、またいつの日か大輪系カトレヤ交配種が脚光を浴びる時代が訪れますように、という切なる“願い”を込めた命名です。
 最後に、開花までの約4年半の間、夢を与え続けてくれた、この株とサンセットさんと、この花の初花の開花を期待を持って見守って下さった皆さんに心から感謝いたします!

※一応、今回で「育成経過報告 - R40(Rlc. Rie's Orange Grove) 編 -」の更新は終了です。今後、この花に関する情報は「Rlc. Rie's Orange Grove‘Dream’」として別記事にて、ご紹介します。ありがとうございました! 
 


2009年12月08日の状態
 皆さんこんばんは。今回は自動更新ではなく、通常更新します。
 さぁ、いよいよ!我が家の R40(Rlc. Rie's Orange Grove)が開花し始めましたーー!って、じつは、現状(10日夜時点で)もうほぼ開花しているんですけどね、もったいつけてスミマセン!(苦笑)
 正直、「お披露目できないような開花だったらどうしよう…」って、とても不安で仕方がなかった部分もありまして(汗)
 でも、今、すんごくテンション高いです!と、言うことは…
 次回、13日(日)0時の更新(予定)に、乞うご期待




2009年12月06日の状態
 あの~~、じつは、まだこんな感じです(汗)
 予定では昨日、6日(日)には、「こんな花が咲きましたー!」ってご紹介できるはずだったんですが、スミマセン!
 しかも、黄花予想と書いていたのですが、画像の通り、ツボミが赤味を帯びてきましたのでこれはもう完全に黄花ではないですね(汗)
 現在、ツボミの大きさは約80mm、初花にしてはけっこう大きい花が咲くと思いますし、まだもう少し大きくなりそうです。さて、ここからまたツボミの色が、どんな風に変化していくのか?とても楽しみです!もう、もう、来週の日曜日にはまず間違いなく、お披露目出来ると思いますので、見てやって下さい。
 ちなみに、じつは我が家のこの R40(Rlc. Rie's Orange Grove)の開花(初花)にいろんな方からご期待をいただいてまして。「もう咲きましたか?」なんて、メールも何通かいただいてます。
 正直、「もし、期待はずれな花だったら、どうしよう…(汗)」と思わないでもないのですが、この「期待感」「ワクワク、ドキドキ感」これこそが、“実生・交配の楽しさ&醍醐味”だと思うんです。
 “結果が全て”なのは仕事だけで充分。「夢を見ること」「希望を持つこと」を忘れてしまったら、人生なんてつまらないことだらけだと思います。だから、僕はこれからも種を播き続け、新しい花が咲く瞬間を待ち続けます!




2009年11月28日の状態
 いよいよ、蕾がシースを割って出てきました!2005年5月にサンセットさんから、この苗を頂いてから約4年半。個体‘Hope’HCC/JOS の登場もあり、待ちに待った瞬間はあと約1週間後といったところでしょうか?
 ただ、心配なのは我が家の環境で、この個体の魅力をちゃんと発揮した開花をさせてあげられるかどうか…(汗)
 我が家のような小さな栽培ケースは特に晴天の日中の湿度が異常に低くなる傾向があるため、花びらが萎縮したように咲いてしまう場合があります。ですので、自分勝手ですが、来週があまり晴天にならないことを祈っています(苦笑)
(※株姿、株や葉の色。蕾の色、形状からして、黄花系予測です。)




2009年10月25日の状態
 ひとつめのシースが茶色く枯れました。またまた新芽が発生し伸長中ですが、春から夏のように光線の質が良くないせいか、イマイチ勢いに欠けます。
 そして!待望の花芽がようやく動き始め一番新しいシースの中に小指の先ほどに確認できます。さてさて、いったいどんな花を咲かせてくれるんでしょうか?楽しみでしかたがありません!




2009年8月22日の状態(500mlペットボトルと。)
 こんばんは~お久しぶりです。私、シンさんちの R40(Rlc. Rie's Orange Grove)です(笑)。
 ご主人のシンさんは、毎日、朝晩、私をまじまじと見つめては「早く咲いてくれ~、早く咲いてくれ~」「大輪のオレンジ~、大輪のオレンジ~」って、まるでおまじないみたいに話しかけてくるんですけど、そんなに急かされても、ねぇ(苦笑)。
 こんな風にペットボトルといっしょに撮ったりして…(汗)。まぁ、私の成長ぶりが、いかにいいかを見せたいみたいなんですけど、あんまり期待されすぎるのも、ねぇ(苦笑)。
 でも、せっかく大事にしてもらってるので、9月の中旬に宝塚の万花園さんであるJOGAの審査に合わせて咲いてあげようかなぁ~、なんて、ちょっぴり思ったりもしてるんですけどね。
 じゃ、また~!




2009年8月22日の状態
 ガッチリ、プクプク、勢いのあるバルブです!




2009年7月12日の状態
 前回のご報告から約3週間、リードバルブがほぼ完成した我が家の「R40(Rlc. Rie's Orange Grove)」です。
 ちなみに、今回のシースは今までの2つのシースより、あきらかに厚みがあって大きく、しっかりしています。ということは…、今までの2つのシースのは開花しないかも?(汗)
 まぁ、贅沢言いませんので、とにかくまずは1輪でも咲いてくれれば嬉しいです!




2009年6月21日の状態
 前回のご報告から約1カ月、リードバルブがグングン伸びて、やはり立派なシースが顔を出した我が家の「R40(Rlc. Rie's Orange Grove)」。ちなみに、上の画像のサンセットさんの選抜個体‘Hope’とは株姿が全く異なることから、おそらく‘Hope’のような濃色花にはならないとは思いますが、とにかく、開花が待ち遠しいです。




2009年5月24日の状態
 立派なバルブ2本両方に立派なシースを着けたままさらに新芽が伸長中の我が家の「R40(Rlc. Rie's Orange Grove)」。
 今回が初花になる予定ですが、いったいどんな花が咲くんでしょう?そして、この3本のバルブからどういう咲き方をするんでしょう?通常は一番新しいバルブから開花するそうですが、3本いっぺんに咲いたりしたら、きっとスゴイことになることでしょう!
 とにかく、楽しみでしかたがありません!




2009年5月24日の状態
 ぐんぐん伸長中の「R40(Rlc. Rie's Orange Grove)」の新芽。
 この新芽も太くて立派ですので、まず間違いなくシースが着くと思います。
 それにしても、ベランダミニケース栽培の我が家でこの素晴らしい生育力ですから、ちゃんとした温室なら、もっとスゴイことになっていることでしょう!




2009年1月11日の状態
 著しい生育を見せ、苗から株になりました!
 株の前にあるのは透明の「30センチものさし」です。




2008年6月1日の状態
 素晴らしい生育力でぐんぐん大きくなっていく「R40(Rlc. Rie's Orange Grove)」。




2007年1月8日の状態
 冬期、ワーディアンケース内での「R40(Rlc. Rie's Orange Grove)」の様子。気根がよく伸び、2枚葉も発生しています。




2005年8月6日(土)の状態



2005年6月11日(土)の状態
 素焼き鉢に植替え後、待望の新芽発生!




2005年5月5日の状態
 サンセットさんにお譲りいただいて持ち帰った直後のサンセットさんのオリジナル実生の交配番号「R40(Rlc. Rie's Orange Grove)」。夢の結晶です!
 ちなみに、現在栽培中なのは左側の苗。




於:高松空港蘭展(2009年1月)栽培・画像提供=サンセットさん
■Rlc. Rie's Orange Grove‘Hope’HCC/JOS
リンコレリオカトレヤ リエズ・オレンジ・グローブ‘ホープ’
(Rlc. Chia Lin x Rlc. Haw Yuan Gold (5/12/2008))
 かつては「交配番号R40」という名前だった育種家サンセットさんのオリジナル交配&登録品種です。
 上の画像はサンセットさんによる、その優秀選抜個体。正直、「我が家の「R40」も、こんな花が咲いてくれたらいいのになぁ~」とスケベ根性全開です(苦笑)。

●Rlc. Rie's Orange Grove についての記事は、こちらをクリック!



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