カトログ !! ~ カトレヤ交配種のブログ (Hybrid Cattleya's Database) ~

洋蘭の女王カトレアのデータベース(主に大輪系交配種)&育種交配・実生の魅力をご紹介

~印象に残る「カトレヤ」たち~05年7月5日号

2005年07月05日 12時28分34秒 | ■ピンク・パステルピンク系

■Bc. Mount Anderson 'Louvre'
交配はC. Bow Bells × Bc. Deesse1962年登録です。
極厚弁の巨大輪系品種です。
濃色花ブームのためでしょうか?
最近はあまりみかけなくなってしまいました。
花径は良く出来ると200mmを超える立派な花です。
花保ちも非常に良く、株は花径のわりにそんなに大きくならず、
育てやすい強健種です。


■Blc. Triumphal Coronation 'Mille-Feuilles'
交配はLc. Drumbeat × Blc. Pamela Hetheringtonで1982年登録です。
言わずと知れた銘花同士の交配から生まれた銘花です!
もうひとつの銘個体に「Seto」がありますが、
「Seto」と比較すると、Lc. Drumbeatの性質を多く受け継いでいるように思えます。
花径はSetoよりはやや小さ目の160mm前後です。
精悍なイメージのカッコいい花です!


■Blc. Jimmy Nagata 'Orchidlibrary'
交配はLc. Nigerdale × Bc. Languedocで1987年登録です。
愛知の永田園芸さんのオリジナル品種です。
銘花Blc. Pamela Hetheringtonに勝るとも劣らない素晴らしい花で
花径も上手く育てると200mm近くにまでなることも少なくないようです。
正直なところ、僕的には花色は鮮やかで濃い点が
Blc. Pamela Hetheringtonよりも勝っているとも思えます。
ちなみに僕の地元神戸ではほぼ毎年、お正月前後にちょっと高級なフラワーショップで
7号の黒いプラ鉢に大きめのバークで植えられた見事な本種をみかけます。
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